第148話 カフェもめ【side立花承】

望『だから!永遠ちゃんはそっちでしょ?』

紅緒『私が承くんの横!』


…面倒くさい。

カフェに入り一休みって事になった。

宏介に手を振って奥のテーブル席へ案内される俺たち。

6人掛けのテーブルだね…。


ーーーーーー

俺 

テーブル


ーーーーーー



俺が奥に入ると…。


ーーーーーー

俺 望

テーブル


ーーーーーー


って入ってきた。

そこにストップかける紅緒さん。


紅緒『望ちゃん?承くん横は私じゃ無い?』


望『…兄ちゃんの横はあたしじゃ無い?』



こうして冒頭のように揉め出したのぞべに。

セリーちゃんが呆れてる。


セリー『…いいから早くテーブルに着いてくれないと私座れナイ…。』


セリーちゃんのげんなりした顔を無視してふたりはヒートアップ。


紅緒『だって?彼女と他二組の相席なら?普通こうでしょ?』


ーーーーーー

俺 紅緒

テーブル

相席相席

ーーーーーー


望『んん?彼女とデートなら普通こう座るんじゃないの?』



ーーーーーー

俺 

テーブル

彼女

ーーーーーー


紅緒『…彼女…望ちゃんが義妹いもうとフラグキタコレ!』


紅緒さんは嬉しそうだけど、


望『だってなんか兄ちゃんの横に女の子座ってるとモヤってするんだもん…。』


望案


ーーーーーー

俺 望

テーブル

紅 セリー

ーーーーーー


紅緒案


ーーーーーー

俺 紅

テーブル

望 セリー

ーーーーーー


紅緒『だって!この組み合わせなら!隣の方が承くんと密着出来るし!なんなら逃げ場無いんだからセクハラし放題!』


望『兄ちゃんの横が落ち着くんだもん!

永遠ちゃんが遠慮してよ!』


セリー『私関係無いノニ…。』


セリーちゃん立ったまま…。不憫な子…。

ふたりがキャンキャン吠えているからさ?


承『学校でも望こんな感じ?』


セリー『いつも自由デス。』


俺はため息吐いて、奥にうるさいのぞべにを奥に押し込む。


ーーーーーー

     俺

テーブル

紅 望 セリー

ーーーーーー


『セリーちゃんが1番常識人だね…。』


セリー『…お兄さんも大変ですね?』


ははは、苦笑いしか出ない。


紅緒『納得出来ないよっ!ヒロインとして待遇を要求するよっ!』



ーーーーーー

 セリー   

テーブル

紅 俺 望 

ーーーーーー


紅緒さんは良い事思いついた!って顔で上記を提案してくる。

綺麗な顔を輝かせて甘えるように、


紅緒『これで良く無い?』


俺はゲンナリしながら、


『店員さんが女の子に囲まれる俺をどうゆう目で見るか…ゾッとする。』


なんで4人で来て3:1で座らなきゃいけないんだよ…。

宏介ぇ…助けてー。


☆ ☆ ☆

今日の誤字


セリーが座れなくて立たされて嘆くシーン。


正 セリー『…いいから早くテーブルに着いてくれないと私座れなナイ…。』



最初読み返してある驚愕。


セリー『…いいから早くテーブルに着いてくれないと私なナイ…。』



吸うの?!JCを吸うの?!

セリーどうした?!

これ問題作になっちゃうよ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る