10 コンクール行ってみた
一度にたくさんの情報を詰め込んでは、頭がパンクしかねない。
私はクリスほど頭が良くないのだから。
という事で、やんわり続行を断った説明を終えて、休みの日の予定を立てる
色々調整して、次のお休みに、二コラが演奏するというコンクールを見に行く事にした。
そして、肝心の日、私は支度をして、クリスと共に町へ。
コンクール会場は、それなりに立派な建物だった。
町の人が利用する建物だけど、小洒落ている。
貴族が集まるパーティー会場にしても、見劣りしないだろう。
「町の有力な貴族が建設にお金を出したとかで、それでその人の意向を参考にデザインが考案されたそうです」
「センスの良い貴族だったのね。建物に拘りでもあったのかしら」
ともかく、さっそく中へ。
暇な時間にクリスから、他のコンクール出場者の事を聞いていると、その時間になった。
その中にヒロインの名前があったのでちょっと驚く。
今は出場していないけれど、過去に出ていた事があるらしい。
その辺の事情も、二コラのストーリーにからんでくるのだろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます