第六話 生徒会秘密会議
※念のため奏は不参加で行われた
ラル 「今から秘密会議を始めます」
まほ 「はーい!」
ラル 「今回の議題は手違い入学の奏君についてです。まず、G先生調査の結果をお願いします。」
G先生 「うーむ、ラルの鑑定どおりやつは無能力者ではなく、最高能力者である。おそらく、絶対尊敬スキルだ。やっかいなことになったぞ」
サッス 「特定の条件が揃えば、彼の発言は絶対となり、誰も逆らうことが出来ない。最高級のスキル。上手く使えば…」
ラル 「魔王になれる。戦争を終わらすことができるね」
G先生 「…危険だ。君たちにもあいつにも荷が重すぎる。何も知らないまま生きさせてやれ」
まほ 「けれど、奏さん、苦しそうでしたよ」
ラル 「…私は彼を生徒会のメンバーとして受け入れたい。危険だとしても、終わらせようよ。こんな戦い」
サッス 「俺はラルに賛成だ」
G 先生 「多数決で決まりだな。ただ、能力は奏に教えないでやってくれ。変に動かれると困る」
ラル 「了解しました。他、なにかありますか?」
ラル 「これで本日の会議を終わります」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます