第六話 生徒会秘密会議

※念のため奏は不参加で行われた


ラル  「今から秘密会議を始めます」

まほ  「はーい!」

ラル  「今回の議題は手違い入学の奏君についてです。まず、G先生調査の結果をお願いします。」

G先生 「うーむ、ラルの鑑定どおりやつは無能力者ではなく、最高能力者である。おそらく、絶対尊敬スキルだ。やっかいなことになったぞ」

サッス 「特定の条件が揃えば、彼の発言は絶対となり、誰も逆らうことが出来ない。最高級のスキル。上手く使えば…」

ラル  「魔王になれる。戦争を終わらすことができるね」

G先生 「…危険だ。君たちにもあいつにも荷が重すぎる。何も知らないまま生きさせてやれ」

まほ  「けれど、奏さん、苦しそうでしたよ」

ラル  「…私は彼を生徒会のメンバーとして受け入れたい。危険だとしても、終わらせようよ。こんな戦い」

サッス 「俺はラルに賛成だ」

G 先生 「多数決で決まりだな。ただ、能力は奏に教えないでやってくれ。変に動かれると困る」

ラル  「了解しました。他、なにかありますか?」

ラル  「これで本日の会議を終わります」

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