第2話
目が覚めた、見た限り判る事は鱗が青白い色に成っている事と実態のない半透明で青白いローブの様な何かが鱗と重なる様に身体を覆っている。
取り敢えずステータスの確認をしよう。
______________________________________________
《
[魔素:100/200]
[魔力:10/20]
【魔法:種族】
《耐性:打斬:P2》《両棲:P1》《幽気纏:P1》
【魔法:捕食】
《執念:P1》《再生:P2》《
《適応:瘴気P1》
【魔法:固有】
《自己管理:PA1》
〈称号〉
〈
▼
《
今まで一度も観測されていない新種の魔物。
通常の《
《危険度:UNKNOWN》
______________________________________
何となく自分の魔法については効果が判るがそれはそれとして情報が少なく無いだろうか?いやまあ新種ならしょうが無いのか?称号に関しては特にこれといった効果は無さそうだが何となく暇な時に集めたいと思わなくも無い。
耐性は《斬》が増えていた《幽気纏》は恐らくだがこの半透明な膜の事だろう。
効果は膜に接触時強制的なスリップダメージの発生…結構強いけど接触となると武器持ち相手には意味が無さそうな所が残念だ。
《執念》は所謂ガッツとか食いしばり効果だ正直かなり助かる。
《再生》はそのまんま再生能力、ある程度の欠損は時間経過で治る上に生命力も迅速に回復する優れものだ。《
《奇襲》特にコメントする事もないけど奇襲が上手くなるらしい。多分簡易的な隠密効果。《適応:瘴気》瘴気に適応する魔法、取り敢えず暫くは使い所が無さそう。正直割と無駄飯ぐらいな気がしないでもないが何時か役に立つと信じたい。
確認を終えた所で周囲が少し騒がしい事に気づく。
はて、何かあったかなと首を傾げながら近くにいた成体の《
…成る程、さっき迄魔族が魔王軍への勧誘に来ていたらしい、実力のある個体は何れ高待遇で迎えると、正直私は暫くしたら一人で旅をする気だしさっき迄寝てたから穂飛んだ無関係だな。
そう言えばこの《
折角なので自分の獲物は夜にしか出ないので狩は夜に一人でやって良いか聞く事にした。多分問題無いだろうとの事だ、一様群れのボスに伝えとくが許可が出るだろうと言うニュアンスだった…正直会話出来るほどコイツらの知能高くないんだよな、どうしても何となくふんわりとした感じになる。
取り敢えず夜まで寝よう。
人間辞めても二度寝は辞められないなと思ったな。
_______
___
tips:位階
位階とはゲームで言うレベルの様なもの。
進化した時のみ上昇する。
ある程度の強さの指標にはなるが、
変異種や元から強大なドラゴンなどの例外も存在する為過信は禁物。
尚位階を持っているのは魔物のみであり人族は別の力を持つ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます