第3話
夜遅くに起床、この種族多分《
いやまあ種族が種族だからかサーモグラフィ的なアレが出来たけど温度が見えるやつね…蛇はともかくとして蜥蜴ってピット器官あるの?私生物学について詳しくないから分かんないんだけど。
取り敢えず湿地帯を出て直ぐそこにある森林地帯に入り込む、木が見えずらいけど案外スルスルと言うかぬるぬると言う感じで行けた。柔軟性すげえな。
夜となると動いてる魔物は少ないこの時間帯は《
因みに今私は骨で出来たサーベル見たいなものを装備している。集落で好きな武器を選べと言われたのでサーベルにした。槍はなんか違うなって、如何してもゲーム脳が働いて盾が無くても殴れば良いだろうと思ってしまい盾は持ってこなかった。便利だとは思うんだけどね?如何せん私は脳筋プレイヤーなのだ。
暫くすると視界に《
卑怯?アニメや漫画じゃないのだから結局現実は奇襲しかけた方が基本的に強いのだ。この世界の世界観は日曜朝の僕らのヒーローでは無くプライムでのみ見れるお前は誰だ!よりなのだから。
取り敢えず黒い魔石を喰らって他の魔物を探す事にする。別に《
そう言えば正直役立たず疑惑が出ていた《適応:瘴気》の魔法だが意外な事にコレがあると黒い魔石を食べた時の腹痛が発生しない事が判明した、使えないとかいって御免めっちゃ使えるわ。
因みに相手の種族名が判るのは《自己管理》の副次効果だ。名前以外判らないがそれなりに便利だと思う。
その後暫く徘徊していたが進化出来る程は魔素が貯まらなかったし新しい魔法も覚えなかった。
とは言え、そう遠くないうちに進化出来そうではある、魔法はまあすでに食った魔石で殆どここら辺の《
それから三週間…凡そ1ヶ月程がして漸く魔素が貯まったので良い感じの暗がりで進化の為の眠りに入った所…目が覚めたら何か集落が滅んでた。
いやまあ実力のある若い連中が殆ど魔王軍の方に行ったので判らなくもないが確かこの集落曲がりなりにも《
いやはや何が出たのやら、何か焚き火の跡とかあるし多分人族だろうな。ここら辺に人族の集落はなかった気がするけど何で来たのやら?
とは言え索敵能力は低かった見たいで進化中の私は見つからなかったらしい。
正直恨みとか殆どないんだよなぁ。薄情と言われても元人間だからか同族意識が殆どなかったし。まあ人に対しても無いんだけど、現代人ってそんなもんだろ?
取り敢えず如何しよっか。
_______
___
tips:危険度
人類共通の機関である冒険者ギルドが定めた魔物の基準。
新種の魔物は最初の発見者が暫定的に決めて情報が揃った後に
修正する決まりと成っている。
基本的にはk:t:jの三つのカテゴリーが存在し、
其々F−からA+で表記される。
また、既存の三種のカテゴリーに収まらない存在として
oのカテゴリーが存在するが余り知られてない。
尚魔王はカテゴリーoに属する。
余談:《
属する魔物で有り今回の集落はt:Cランク冒険者一人に滅ぼされた。
其々のカテゴリーの差は極めて高くカテゴリーj実質伝説の領域である。
尚主人公のステータスにカテゴリーが記されていない理由は、
主人公が未だにkのカテゴリーである事とt及びjのカテゴリーと
遭遇していないから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます