第2話 裏世界魔法少女駅地下ギルド
ギルマスがジョハリが来ることを
ジョハリが来るを予知してから、ギルドなったらしい。
魔法少女だけでなく、モンスターもやって来る可能性があったからだ。
そして、予言は的中。
ギルドにモンスターやモンスターや魔法少女が集まった。
魔法女王ジョハリも、その一人である。
ギルドの中は、カウンター席がある
それと、九台の木造の長方形のテーブルがある。
ジョハリは、カウンター席から見て一番左の真ん中の列のテーブルにいる。
「久々のブラックコーヒーね」
ジョハリは、テーブルに飲み干したコップを置いた。
すると、ジョハリの所にギルマスがやって来た。
ギルマスは、黄色いツインテールと黒いコート、白いシャツと灰色の短パンと網タイツをしている。
おっぱいは、ジョハリの二倍だ。
「あ、フィロのお母さん! 」
「ここでは、ギルマスと呼びなさい」
「はい、ギルマス」
ジョハリは、『開放』と書かれたバッグからメモ帳とペンを用意した。
そして、ギルマスに、魔法使いとモンスターの法律について聞いた。
魔法使いとモンスターがやっていいことは、二つある。
一つ目は、
魔法使いは、十歳から十八歳までが魔法少女。
魔法少女見習いは魔法少女になる前のため、罪に問われない。
二つ目は、討伐クエストの
討伐クエストで指名手配になった魔法使いとモンスターは、死刑囚と同じ扱いになる。
ちなみに、十人以上殺した魔法使いとモンスターは指名手配犯となる。
一方、魔法使いとモンスターがやっていけないことは二つある。
一つ目は、生きた人間を食べること。
ただし、クエスト失敗で死亡した人間は食べてもよい。
二つ目は、回復アイテムや回復魔法なしのバトル。
ダンジョンや討伐でも回復アイテムや回復魔法が
「わかりましたか? 」
「はい! 」
ジョハリのメモが、終わった。
「ううん? 」
ジョハリが、後ろ向いた。
ジョハリから離れたテーブルで、女子高生と魔法少女が
「
「だから、僕は、願いを叶える魔法少女じゃないんだって! 」
女子高生は、黒いセーラー服と黒いロングヘアーをしている。
一方、もめている魔法少女は、白いショートヘアーに白い熊耳。
青いパーカーと、『熊』と書かれたTシャツ。
左が長い青のズボンと、網タイツをしている。
口喧嘩は、熊耳の魔法少女の大きいおっぱいとそれより1.5倍の女子高生のおっぱいが押し合うまで酷くなった。
「いっけない……」
ジョハリは、
「二人共、何しているの? 」
「あ、ああ」
「魔法女王が来ちゃった……」
女子高生と熊耳の魔法少女は、おっぱいを離した。
「自己紹介しようか……」
「うん、僕は、ポラリス系魔法少女の
「さらっと、重いこと言った……次は、あたし。あたしは、
「ありがとう、二人共」
喧嘩していた二人の、自己紹介が終わった。
そして、叶が喧嘩の原因について話した。
叶によると、叶には奇跡と言う妹がいるらしい。
叶はポォーラに、奇跡にプレゼントするおもちゃのステッキを出して欲しかったそうだ。
しかし、ポォーラは召喚魔法が使えない。
しかも、金欠だったそうだ。
「うーん……」
ジョハリは、少し考えた。
「そうだ! 」
ジョハリは、カウンター席の右の掲示板にやって来た。
「確か、未攻略のダンジョンがあったはず……あった! 」
ジョハリは、カフェオレ色の紙をはがした。
そして、叶とポォーラの所へ行く。
「『
「おお、ここはギルドだったのか。ただのカフェだと思ったよ」
ポォーラは、魔法少女市にギルドがあることにやっと気づいた。
すると、叶が右手で自分の顎をつかんだ。
「守張山? 確かそこは、魔法少女市最古の魔法少女が封印されている場所……」
「えっ? 」
「裏世界にも、魔法少女がいるの? 」
ジョハリとポォーラは、叶の方を見た。
「この町は、魔法少女の信者が多いの。『魔法少女は、何でも出来る』と思っている人間は、たくさんいる。あたしも『魔法少女なら誰でもいい』思っちゃった」
「けれど、魔法女王のおかげで助かったよ。また、クエストに挑める何てね」
「あたしは明日、奇跡の通院があるから、その余った午後の時間に行っていいかな? 」
「もちろん」
「では、午後に守張山に集合ね」
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