第二話「結婚の心構え」


 鐘の音が響き渡ります。


 その音に負けないぐらいにぎやかな声で私の周りにいる人々は口々に「おめでとー」と口にします。この上ないぐらいの祝福ムードです。


 そんなおめでとうと言う暖かな言葉に少し照れながら喜びをあらわにする二人の新婚夫婦がいます。気づけば私はそんな幸せそうな二人に暖かな拍手を送っていました。


 そう、私は今とある新婚夫婦の結婚式に参加していました。


「みんなありがとう。僕は、絶対に奥さんを幸せにしてみせます!」


 と威勢のいいことを言って見せるのは今回の托卵の家族の男性。設定上、年の差はかなりありますが、今回彼は私の兄にあたります。


「みんなありがとー。私はこの人と幸せになりまーす。」


 そしてまさに今、まるでアイドルの挨拶かのように皆に感謝の気持ちを伝えている彼女が彼の妻です。


 二人に特にこれと言った特徴はありません。

 極々普通な男性と、極々普通な女性との、極々普通な結婚式です。


 私の隣では二人の御礼の言葉を涙ながらに喜んでいる彼らの両親の姿が。よく見れば周りの人達も感動していたり喜んでいたりしていて、真顔で突っ立っている私が目立っていました。私は適当に拍手を送ります。しかしどうしても祝福ムードにはなれませんでした。


 正直他人の幸せなんて見たくも祝いたくもありません。いつもであればすぐにでも逃げ出したいところです。


 しかし私は目の前に並ぶ豪華な料理の数々に足を止められていました。正直ご馳走が素晴らしいので全く嫌な気がしません。私は二人が切ったホールケーキの切れ端をもぐもぐと食べていました。


 そしてなんやかんやあって結婚式は終りを迎えました。それが彼らにとってどのくらい素敵な結婚式だったのかは、私の知ったこっちゃありません。



   ◯


 結婚式が終わった後、私は今回の托卵の家族である夫さんの方の家へ行きました。彼の家は何の変哲も無い一軒家。ちなみに彼はお父さんお母さんと同居しています。親思いで素晴らしいですね。


 私は少し散歩に出た後リビングへと入りました。するとリビングには二人きりでお話中の新婚夫婦がいました。何の話をしていたのか、私が入ってきた瞬間に二人は静かになりました。おっと、ここには私はお邪魔のようですね。


「やあククース。改めて紹介するよ。僕の妻、そして今日から君のお姉さんになるサツキさんだ。」私のことを気にかけた夫さんは私に妻を紹介しました。


「まあ貴方がアルトの妹さん?可愛いわね~」初対面の彼女はそう言いながら私の頭を撫で撫でしてきました。


「あ、どーも。」

 私はその手から逃げながらご挨拶。しかし私は追われながら今度はほっぺをムニムニされました。完全に遊ばれてます。


「ごめんなククース。小さい頃はお兄ちゃんと結婚したいーって言ってくれたのに裏切っちゃってさ☆」


「は?」


「あらそうなの?可愛いじゃない~うりうり♡」


 見に覚えのない過去エピソードを言われ少し腹を立てる私。しかしそんな私のことを面白がり、変わらず私のほっぺをいじってくるサツキさん。私は完全に新婚夫婦の彼らにいじられていました。


 私は実に悔しい気分でいっぱいでしたが、ここで何を言っても無駄だと思ったのでがまんすることにしました。


 しかし


「サツキ、僕のどこが好きなのか言ってごらん。」


「ん?えーっとね、まず清潔感があって、大人で、きれい好きで純粋で、私のことを一番に考えてくれることー♡」


「うんうん。」


「あと趣味も良いよね。男らしいカッコいい趣味が多くて素敵だと思う♡」


「アハハ、照れるな~」


「もう、アルトは照れ屋さんなんだから~♡ウフフ」


 今度は私のことをそっちのけでイチャイチャし始めました。

 もう我慢なりません。私は二人に背を向けて部屋を後にしようとしました。その時


「ねえダーリン♡私達無事に結婚できたしさ、今日から同居始めない?」


「え”?同居?」


 同居という言葉に顔を青ざめるアルトさん。おやおや、これはなにか同居が出来ない事情がありますね~。私の勘がそう言っています。


「私結婚したら夫の家に同居させてもらうことが長年の夢だったのよね~。それにまだ私ダーリンの部屋に一回も入ったこと無いじゃない?今夜ぐらい一緒に寝ても良いでしょ?ねえ♡」


「え?あ、いや…」


 アルトさんは明らかに動揺を隠せない様子でした。男ならこの上ないぐらいの大チャンスだと思うのですが、彼の表情は私の予想に反して思った以上に曇っていました。彼は何を迷っているのでしょうか。


「ダメ?」


「あーいや………そうだ!俺家の用事を思い出しちゃった。ククース帰るぞ!」


「え、帰るってここが家じゃ…」


「ちょっと!アルト…」


「ごめんサツキ!同居の件はまた今度で!行くぞククース。」


「ああーー」


 私は急ぐ彼に手を引かれ二階へと連れて行かれました。

 状況を掴めず未だ当惑したままのサツキさんはただ呆然としていました。




「ああどうしよう…」


「これは酷いですね。」


 彼が同居を戸惑っていた理由は、彼の部屋を見て一瞬で理解できました。


 私の目の前に広がるのは無数のゴミの山とグラビアアイドルの雑誌と古びた漫画の山とフィギュアとアイドルのポスターと…。そこには彼女がアルトさんの好きなところを上げていたことと反するような惨状が広がっていました。そこそこ広い部屋なのに、散らかっているせいで足の踏み場がありません。


 おまけに壁に貼られているポスターは少々過激なものばかりで、よくもまあお母さんがいるのに堂々とこんなポスターを貼れますね~というのが正直な感想です。


 これは確かに彼女にこの部屋を見せるのは躊躇しますねぇ。


「あ”ーククース片付け手伝ってくれ~」


「嫌です。」


 私は即答しました。

 正直言って私には貴方の部屋を片付ける義理は一切ありません。


 ちなみにアルトさんがアイドルが好きになった理由、それは現実の恋愛が全然上手く行かなかったからだと言います。そしてアルトさんは物心ついた頃にはアイドルにガチ恋するようになっていて、気がついたときにはアイドルのグッツや写真集を買い集めるようになっていたそうです。


 そして彼は次第に二次元の世界にも手を出すようになりました。その証拠に彼の部屋には遊び尽くされた恋愛シュミレーションゲームの山や、抱き付くされて汗のしみた抱きまくらがありました。余程二次元にハマっていたのでしょう。彼の部屋には大量のグッツや漫画が大部分を占めていました。


 そして彼は大人になってからも、変わらず二次元とアイドル好きな生活を謳歌していました。しかしそんな時、運命の出会いが彼の元へ訪れることになります。そう、それがサツキさんとの出会いです。


 サツキさんは彼のそこそこイケメンな容姿に釣られ、アルトさんは彼女から気にかけられるようにになったそうです。彼はその時彼女を口説き落とすために嘘100%の自慢話ばかりをしていたそうです。もちろん自分がオタクだということは一切明かさずに。


 自分の恥ずかしい部分は隠し、嘘を塗り固めいい男を演じ続けた結果、彼女からはそれが真実だと思われるようになりそのおかげで無事に結婚できたのは良いものの、今度はその嘘が仇となってしまい彼女に今更正直な自分のことを知ってもらうことが出来ず今に至ると言うわけです。


 いやはや、なんとも恥ずかしい話ですね。


「こんな部屋、サツキに見られたらきっと一瞬で嫌われるに決まってるよ。ああ見えて彼女、意外とすぐ冷めるタイプだからさ。きっと俺の趣味を認めてくれず気持ち悪がるに決まってる…」


「はぁ……。」


 よりによって、なんでそんな自分の趣味を認めてくれないような人と結婚したんですか。と、私は心の底で少し呆れていました。結婚する時は最低限ちゃんと相手を選んでから結婚するようにしないと、結婚した後に相性が悪いことが分かったら一緒に暮らしづらいだけでしょうに…。


 彼は必死で部屋を片付けていました。

 しかしいつまで経ってもなかなかきれいにならない部屋に、彼はとうとう倒れ力尽きました。


「ダメだー。捨てようと思っても捨てられん。」


「捨てないからいつまで経っても綺麗にならないんですよー」


 私は彼の部屋に転がっていた賞味期限が危ういポテトチップスを食べながら漫画を読んでいました。


「ククース助けてくれー」


「嫌です。」おっと?この漫画結構面白いですね。内容自体は物凄くシンプルな恋愛漫画なのですが登場人物が魅力的でストーリーも面白く出来ています。


 私は続けてその漫画の第二巻を手に取りました。


「ククース…頼む…」


「ふむふむ。」


 展開はありきたりですけど、この漫画にはどこか引き込まれる魅力があります。正直こんな上手い話なんて無いだろうとは思います。現実世界の恋愛は、この漫画の世界の恋愛のようにうまくいくわけがありませんし。ですがこの漫画の展開が私は物凄く気になります。


 私は次の巻を手に取りました。


 …そして私は静かになったアルトさんの方に目をやります。

 すると彼は私の座っている椅子の足元で、きれいな土下座をしていました。


「頼む!ククース手伝ってくれ!」


「嫌です。」


「頼む!俺の妹だろ?」


「何のプライドもなく自分が兄であることを誇張してくるような人の手伝いなんてしたくありません。」


「頼む!一生のお願いだー!」


「嫌なもんは嫌ですって!」


 私は足にしがみついてくる彼を足蹴にしながら、彼の要望を冷たく拒み続けました。なんだかこの展開、デジャヴですね。


「あーダメだーおしまいだー。」


「第一片付けたいなら全部捨てれば良いじゃないですか。」


 そう言って私は近くにあったグラビア雑誌をゴミ箱へポイしました。するとアルトさんは凄まじい勢いで私の方を掴みます。


「なにすんだ!この本はインオン限定で限られた人しか買えない超激レアな一冊なんだぞ!」


「知りませんよ。」


 私は続いて壁に貼ってあったポスターを引っ剥がしてゴミ箱へポイしました。


「あーっ!そのポスターはロンソン限定の数量限定のイビキちゃんのポスター!世界に数個しか存在しないプレミア品なんだぞ!」


「……。」


 正直言って話になりません。


 彼女を取るのか趣味を選ぶのか、結婚するのにそんな選択もできないんですか?

 なら結婚なんてしないほうが良いです。結婚したのにも関わらず自分の好きな生き方が止められなくて、自分の好きな生き方を諦める覚悟もないだなんて夫としてだらしないと思います。何の覚悟もなく妻から嫌われるんじゃないかとクヨクヨしているような男が、この先幸せな家庭を築けるとは私は到底思えませんね。


「良いですか?本当に彼女を幸せにしたいのなら、今までの自由な暮らしを諦めるぐらいの覚悟がなきゃダメです。男なら潔く腹をくくって、辛いことも歯を食いしばりながら乗り越えないと夫として示しがつきませんよ。だからこれも立派な夫になる第一歩だと思って我慢してください!」


 私はそう言いながら彼がゴミ箱から救出しようとしているイビキちゃんのポスターを捨て直しました。


 他人のことに口出しするだなんて私らしくありませんが、あまりに彼のことが見てられないので私は容赦なく彼に説教をしました。彼は図星を突かれたからか膝からその場に崩れ落ちました。


 …少し言い過ぎちゃいましたかね?


「はあ…。もう良いです。私は遊びに行きます」私はその場から立ち去ろうとしました。


「…わかったよ。そこまで言うならやってやるよ」


 彼は立ち上がりました。


 私は振り返り彼の瞳を見ました。彼の瞳は覚悟に満ちあふれていて、とても勇ましいオーラを放っていました。お、これは彼も完全にやる気ですね。夫としての覚悟が満ち溢れています。


「この部屋にある全てのものを捨て去って、俺はサツキに似合う男になってやる!」


「その意義です。」


 彼はブーストがかかったかのように片付けを再開しました。さっきまで捨てるのを躊躇っていたモノをゴミ箱に突っ込み、彼のやる気は本物のようです。


 私は彼の勇姿を見届け、邪魔しないように部屋から出ました。

 この調子なら大丈夫ですね。と、心のなかで思いながら。



   ◯



 その後、なんとなく私は彼のその後が気になったので次の日になっても私は彼の家にいました。彼は未だに片付けを続けているみたいです。私が彼のお母さんが作った朝食を食べていると、アルトさんが私の元へやって来ました。


「ククース。終わったぜ。」


「もう終わったんですか?」


 私がそう尋ねると彼は誇らしげな顔をして「ああ。」と言いました。想像以上に早いですね。あの汚部屋から推定するにもっと時間がかかるものだと思ったのですが…。


 まあ、いっか。


「ククース。私ゴミ出しに行ってくるからお皿洗い頼むわね。」


「あ、はーい。」


「まあ見てくれよ。俺の部屋。」


 私は急いで皿洗いを済ませ、彼の部屋へ行きました。


 彼の部屋のドアノブを握り扉を開くと、そこには昨日までの惨状からは一変した清潔感あふれる綺麗な光景が広がっていました。床は綺麗なフローリングが顔を出し、壁一面に貼られていたポスターは跡形もなく剥がされ、一切無駄のないきれいな部屋へと様変わりしていました。


「すごい…」


「どうだ?お兄ちゃんもやる時はやるだろ?」


 まさか一晩でここまで綺麗にするなんて。いやはや、恐るべしです。

 私がきれいな部屋に感嘆の声を漏らしていた、その時です


   ピンポーン


「あ、もしかしてサツキ?」


 彼は二回の窓から玄関の方を覗き込みます。そこには2つの大きなゴミ袋を結んでいる彼のお母さんがサツキさんと仲良く話しているのが見えました。サツキさんはアルトさんのことに気付いて手を振ります。


「サツキー上がっておいでー」


「はーい♡」


 サツキさんはアルトさんの部屋へとやって来ました。そして彼女も彼のとてもきれいな部屋に驚いていました。


「あ、ククースちゃんやっほー♡」


「ど、どうも…」


「ほらククース。私は君のお姉さんになるんだからもっとラフな口調で!」


「や、やっほー…」


 私は顔を引きつらせながら彼女に合わせました。いつも寄せている眉間のシワが、いつもより濃く刻まれていくのを感じます。


 どうせもうすぐこの家を出ていくのに、なんでこんな茶番に付き合わにゃならんのですか。私は少し彼の家に留まったことを後悔していました。


「それにしても凄いねアルト!やっぱりアルトに似合うきれいな部屋~♡もし汚かったら真剣に離婚を考えようかと思った。私、自分の部屋もまともに綺麗にできない人嫌いなのよね~」


「ドキッ!?」


「ふふふ冗談よ。」


 わかりやすく動揺する彼。そんな彼に対し彼女はいたずらっ子のように微笑みます。


 今気付いたのですが、彼女かなりの潔癖症のようですね。白い服に白い手袋、右ポケットからはみ出す携帯用アルコールとウェットティッシュ、左ポケットからはハンドタオルがはみ出しています。彼女が彼の好きな所で清潔感を真っ先に上げたのはそういうワケだったんですね。


「あと嫌いで言うとオタクも大嫌いなのよね~。二次元の女の子を性的な目で見たり恋愛の対象としてるのって、なんだか不潔…」


「……。」


 彼女の嫌いな特徴、バリバリ以前のアルトさんに当てはまってるじゃないですか。


 正直私はオタクに対して気持ち悪いだなんて思ったことがありませんが、やっぱり人によって様々な考えがあるんですね。まあ中にはオタクに死ぬほど嫌悪感を感じる人がいてもおかしくはありません。


 しかしよりによって新婚夫婦の奥さんがそのタイプに該当する人だったなんて。アルトさん、ご愁傷さまです。


「あはは、とりあえず座りなよ。」


「はーい。」


「ククースものんびりしてていいぞ。」


「あ、はい。」


 私は言われるがままに部屋の隅の押し入れの扉の前で足を伸ばしてのんびりしました。少しサツキさんとは距離を置きながら。


 しかしこの部屋昨日と比べて何もないですね。悪く言ったらなんの個性もありません。部屋には最低限のものしか置かれておらず、まるでミニマリストのような部屋でした。


 でも良かったじゃないですか。全部捨て去ってしまった以上、彼には後ろめたいことなんて何もありません。の割にはさっきの彼女の発言にかなり動揺していましたが、おそらく気の所為でしょう。何がともあれ彼は昨日までの彼とは違うのです。彼はもう結婚して同居生活を始める覚悟を決めたのですから。


 しかしそれにしても退屈ですね。


 昨日の漫画、捨てちゃったのでしょうか?私は昨日始めてあの漫画を読んでからしばらくあの漫画が頭から離れませんでした。最後に読んだのは二人の告白シーン、次の話からは一気に時間が進んで二人の同居生活のことが描かれるそうです。なんだか物凄く内容がタイムリーですね。


 もし捨ててしまったのであればすごく勿体ないですね。


 私はもしかすると何処かにあの本があるかもしれないと思い、ダメ元で部屋の中を一望しました。そして私はふと後ろの押し入れのことが気になり、その押し入れへと手を伸ばします。


 すると


「あ!ククースそこはっ…」


「え?」


  ドッシャーーン!!


 私が押し入れを開いた刹那、中からものすごい勢いで透明のゴミ袋が雪崩れてきました。袋が破け中身が部屋に散乱します。それを見たサツキさんは硬直し、その場に立ち尽くしていました。


「アルト…これ…」サツキさんは足元へ転がるグラビア雑誌をゆっくりと手に取ります。


「違う!これは違うんだサツキ!!」


「……アルト、同居のこと…少しお話しましょう…」


 サツキさんはとても恐ろしい顔をしていました。

 一方彼はそんな彼女を目の当たりにして放心状態になっていました。


「あらあら、大変そうですねー」


 私は托卵の帽子を脱いで、ゴミの山から昨日の漫画をこっそり回収しました。

 その後二人がどうなったのか私は知りません。 

 知ったこっちゃありません。



   ◯



 私は歩きながら彼の部屋から拝借した漫画の続きを読んでいました。


 正直私は自分の好きなこと、好きなものは結婚してからも好きなままで良いと思います。私だっていつか結婚した時、夫が自分が理解し難いものを好きだったとしても受け入れれるように努力をしようとは思いますし。当然私の趣味も相手には理解してもらうつもりですけど。相手だけ我慢しなければならないのは流石に可愛そうですしね。


 好きなものは好きで全然いいと思います。


 しかし全ての人がそうとは行きません。中には相手の好きなものをどうしても受け入れることが出来ない人だっています。今回の奥さんのように。だからこそ、結婚する時はしっかり相手のことを知らないといけませんね。知らないことが一つでもあるようじゃダメだと、私は改めて感じました。


 結婚というのはやっぱり難しいですね。



 全てが全て、この恋愛漫画のように上手くいくわけでは無いのです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る