06 宿での俺のひとりごと
登録が済んだのでさっさと宿屋へ。
こいつをほかのやつらに見せるのはやっぱりいい気分はしない。
ここはちょっといい宿屋だけどそこまでってわけじゃない。
メシが美味いから夜に飲みや食事にだけ来る客もいるけどでかい飲み屋なんかだとこれより多くの客が来るからなぁ。
そりゃ、村と比べたらでかいけどこの町自体がそこまでのものじゃなくてもっとでかい街とか都市もあるからそっちへ行ったらどうなるんだろうな。
客や料理人がこっちを見てやがる。
じろじろ見てんじゃねぇよ。
こいつは俺の女だぞ。
まぁ年齢差はあるけど離すつもりはねぇから。
部屋… どうすっかな…
初めての宿屋だし2部屋にしとくか、1人で考えたいこととかあるだろうしな。
いや、金はあるよ。
冒険者として路銀を稼いでたらそれなりに貯まったし。
こいつが望むなら俺はどっちでもいいけどな。
確かに初めての夜だし1人じゃ心細いか、気遣いって難しいな。
は!? 初めての夜ってそういうことか!?
前世でも結婚したことはなかったしこいつとなら問題ないけど…
一生離さないし、先々俺の子供を産んでもらいたいとは思うけど、
いいのか…?
転生してからは経験ないけど、前世ではまぁそれなりに。
んじゃ… 2人部屋で…
おい! あんま見んな!
こいつに触れていいのは俺だけだ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます