無理をするな

爆裂五郎

無理をするな

私は、決して無理をしない。


自分にとって、有意義だと感じる範囲でしか動かない。

趣味においては特にそうだ。


仕事であれば、いつも全力でやれ、と発破をかけられることもあるだろう。

自分にとって都合の良いようにしか動こうとしないとか社会を舐めてるのか、

と言われることもあるだろう。


だが、必要であれば、手を抜くことも決して悪いことではない。

それが必要であるかどうかは、各人でしか判断はできないが、

もし、丁寧にやる意義が薄いこと、例えば、オフィス内の観葉植物の位置がずれてるから元に戻すだの、

外部の人間が周りにいなくても背筋をシャキっとして座れだの、といったことは然程、仕事において重要なことではない。


手を抜けるときは手を抜き、大事な局面ではしっかり考えキビキビ行動する。

これが最も適切であると言える。こんなことは、過去に数え切れないほど先人が言ってきているだろう。


しかし、そういった判断は難しい部分もある。人によって考え方は違うし、何が正しいかは知らないし、そんなことはどうでもいいことだ。


だから自分にとってこうだ、と直感で受けたものを信じて行動するのがいいのかもしれない。

考え悩むのは必要なことだ。私にとっては、これがこの世で最も重要だと考えているが、皆が皆、そうではない。

直感で行動するのは、生物的に普通であるから。本能ともいえるだろう。


今まで生きてきて本当に疲れた、と感じたことがあるなら、本能に従って動くのも大切なことだ。

死んでしまえばそれまでだ。ならば、それまで本気で生きていこう。お互いに。

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