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 光の刃が魔物を縦に両断した! 獣のような咆哮をあげ、少女は頭頂部から文字通り真っ二つになる。

 左右に別れた体は赤い花弁の塊になって崩れ去った。その花弁も床に落ちると何処へともなく吹き飛んで行く。後には何も残らなかった。


 本当に滅んだのだろうか。それとも‥‥?


 だがそれを考え込んでも仕方が無い。君が本当に討つべき敵は残っているのだ。

 君は登り階段へ踏み込み、上へ上へと向かう。

https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663744423454

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