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青銅の鍵を入れて回すと、扉は音も無く開いた。
そこは大きな部屋で、厚い絨毯や奇麗なシャンデリアといった立派な装いが施されている。身分の高い者の部屋に違いない。
だが本棚が並んでおり、入り口からでは全貌は見えなかった。
本棚を周り込むと‥‥棚に囲まれた一画で、立派な軍服を着た男がテーブルについて帳面に目を通しているのが見えた。
男の耳は尖り、目は鋭く、銀の髪が整えられ、肌はビロードのように黒い。悪の勢力のエリート種族、
絨毯のおかげで足音が立たなかったからだろう、
・【チャクラム】を持っているなら、ここで使う事ができる。
https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663473694451
・持っていない、または使いたくなくなら剣を抜いて飛び出すしかない。
https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663473972018
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