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 廊下を歩くうち、扉の無い出入り口をくぐり抜けた。そこは何本かの通路が合流する、大きめの部屋だ。

 扉は一つしかない。熊男の部屋にあった扉によく似ている、大きく頑丈な物だ。どこに入れば良いのか見当もつかない通路よりも、この扉を開けてみるべきだろう。


 しかし扉は開かない。

 鍵がかかっているのだ。


・【青銅の鍵】を持っているなら――

https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663473258262


・持っていなければ――

https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663479049373

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