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 これで前方に敵が待っていて挟み撃ちなどされると面白くない。君は剣を抜き、その場で足音の主を待ち受ける。


 果たして、曲がり角から現れたのは、胸の悪くなる怪物だった。

 人間の屍を魔術で動かしているのだろうが、髪は全て抜け落ちて、皮膚は傷んだ衣のように破れて体に纏わりついている。

 その体も緑や紫の斑紋に覆われ、体表からは臭気とともに体液が滲み出ていた。


 魔物は瞳無き目を君に向け、呻きながら掴みかかって来た。


【マインゾンビ 戦闘力6 生命力7】


・逃亡も可能。成功したら君は敵をふりきって走る。

https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663472296821


・勝利したら――

https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663469512316

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