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 森の中の道は、やがて川によって遮られた。

 対岸は見えない。この闇の中、深さもわからない。鎧を纏った身でここを泳ぐのは賢明な行動ではないだろう。

 だが川辺には木立がなく、川岸に沿って歩く事ができるようになっていた。


 右手を見れば、遠くに小さな桟橋と小舟がある。

 月明りの下、人影は無い。

・こちらへ行ってみるなら――

https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663078136477


 左手には、やはり遠くに吊り橋がある。

 人間がすれ違うのも困難な、細く粗末な物に見えるが‥‥。

・こちらへ行ってみるなら――

https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663078848610

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