小話【一】

樋「そういやお前翔悟と同じ十八か。」

雪『え、いきなりなんですか?』

中(二つくらい下かと思ってた……。)

翔「豚って十八年も生きるんですか?」

雪『豚って雑食だよな、お前今日後ろ気ィつけて歩けよ。』

樋・中(最近ヤ○キー感増したなぁ……。)

雪『樋口さんは何歳なの?二十八、九くらい?』

樋「……。」

翔・中「……っぷ、あははははは!」

雪『え、違った!?ごめん!ほら、あの、めっちゃ大人じゃん?だから結構年上かと思ってた!』

樋「……他のガキどもとは違うからな。精神年齢も成熟してるからな。」

雪・翔・中(え~、めっちゃ拗ねてますやん……。)

樋「この話はもういい、俺は仕事に戻る。」


雪『自分から聞いたのにめっちゃ拗ねてたじゃん、精神年齢成熟してないよね。』

翔「二十八はさすがに傷つくだろ、くくっ。」

雪『……実際いくつ?』

中「二十三だよ。」

雪『……。そっか、うん、みんな仕事戻ろう!』

翔・中(樋口さん意外と繊細だから傷ついてんだろうなぁ……笑)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る