第7話 夏休み 心頭滅却しても 熱いものは熱い
高知観光編
あこがれの高知城&スイーツグルメ旅
(正直言って筆者は高知周辺の事情を知らない。ほぼ耳学問なので、ラフなストーリー案となります)
青春18切符を使い、高知に向かった
(※サザエさんOP調の高知観光名所巡りが挿入され、しぱらく楽しげな名所紹介が繰り広げられます)
観光を終え、ホテルに一泊し、温泉でくつろぐ義龍たち。サウナ等で他愛もない雑談をする。
◎場面かわり、
同時刻。
温泉。
お忍びで新幹線に乗り、一足先にやってきた主人公(鴨川エリー)が、同ホテル温泉でくつろいでいる。
地獄太夫、秘書A、メイドBらと、ヒソヒソ話をしている。
秘書「それにしても、なんで高知城なんだろう。理由があるのかな」
地獄太夫「さあねえ、高知城って、私たちの時代は、鷹城とか呼んでたよ。そのくらいしか私も知識ないんだけど」
エリー「鷹の城か。言術(幻術)強化を狙ってるのかな」
秘書「鷹タイプの妖獣を召喚するためとか?だから高知城の結界内におびき寄せる」
エリー「まあ、そんなところかな。和尚が持ってる龍脳も、
秘書「龍属性の効果が追加されるというわけか。鷹タイプとドラゴンタイプのキメラってワケね」
メイド「ドラクエに出てくるような西洋系のドラゴンじゃないっスけどね」
◎場面かわり、
翌朝。斎藤義龍ご一行様が観光バスで
高知城に到着する。
しばらく高知城を楽しんだあと、帰ろうとするのだが、城の外に出られない。高知城全体に結界が張られているからである。
結界と思われる光り輝くラインに触れた瞬間、明るかった周囲が暗転し、途端に闇夜になった。
そこに現れる怪しい人影。
カラン、コロン。カランカラン、コロン。下駄の音が何処かから鳴り響く。
一人ではなく、二人いるようだ。
「ち、父上殿?いったい何故ここにおられる?」
「誰が父上じゃ、ババァ。おまえなぞ、知らぬわ、ババァ」
快川紹喜「ククク、うぬが父、斎藤道三は、既に貴様のことなど憶えてはおらぬわ。もはや我が配下ぞ。まむし。毒まむしの妖(あやかし)、
「きさま父上に何をした?」
この時を待っていたのだ、義龍。
何やら怪しげな呪文を唱えると、周囲は紅蓮の炎に包まれる。あらゆるものを炎がのみこんでいき、巨大な鷹、暴龍、大蛇が現出し、まばゆい光に包まれ、三体はやがて一体に収斂されていった。
三位一体妖獣、タカマガツチが誕生したのだ。
快川紹喜は呪文を唱えつつ思った。
「毒蝮マムちゃんネタなぞ持ち出しおって、たわけが。ヘビーリスナーでもわからんぞ。ヘビだけに。運営はいったい何を考えておるのか」
※備考
斎藤道三は名前が変わってるから、そのへんのツッコミ回避措置を後日考えていきたいところです。
◎召喚妖獣「タカマガツチ」
タカ・ドラゴン・オオツチを三位一体化した召喚妖獣。飛行可能につき移動距離プラス。火炎属性により攻撃力プラス。毒属性により攻撃力プラス。
◎召喚妖獣「蛟 ミズチ」
村上家による水マテリアと大蛇タイプのキメラ化で幻出する。
村上氏の人数により、水系属性による攻撃力プラス。
つまり村上姓を冒険に連れて行く人数が多いほど、勝機ありと言うことになる。なお、呪術を使わないパターンの攻略ルートも考慮する。
◎次回予告、
夜間で何も見えない高知城。
これでは戦闘することもできない。
立ち上がる地元ボランティアおよび観光庁あたりの偉い人たちがいた。
サーチライト。
魔改造された結果、妖獣を屠る威力のレーザービームが最大出力で放出可能な、ハイパーサーチライト砲の照準がタカマガツチに向けられた。
◎備考
設定案 選択肢
高知城ロボ発動の術
高知城ロボは、南国的な風土のためか陽気な性格。音楽を好む。
条件
主要パイロットが山内一豊のため、山内を高知旅行に連れて行った場合のみ使用可能となる。
基本スペック
OS Keicho-1601
旧タイプ高知城ロボ(大高坂山城)改修型 マグネットコーティングおよびOSバージョンアップ済
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