第3話 人魚には水を 吸血鬼に愛を

次の夢。そこは大きな水槽の前だった。

そこには僕の好きな子に似た人魚がいた。

僕とその好きな子は数日前に別れていた。


「...(嫌な夢だな...)」


気づくとその人魚の足のヒレには黒いモヤのような鎖がついており

その先には重りが逃げられないようについていた


その人魚は苦しそうだった...


「自由になりたいの...?」

僕は泣きながら聞いていた

人魚は頷く。 僕はこの状況に見覚えが合った。

「君...もしかしてとw...」

言いかけたとき

???「邪魔。酷いことしないでよ。その子に...。」

どつかれ見たらリア友のRだった。

僕「待って!その子...僕が助けたi」

R 「うるさい。この子を散々苦しめたくせに。」

僕「違う...!僕は...!」


人魚を連れてRはどこかへ行ってしまった。


...

僕の足には人魚と同じ鎖と重りがついていた

だんだん目の前が歪み足元が沈み始める

...


「結局夢でも謝れなかったや...。」


足元から真っ黒になりそこから手が伸びてきて

僕を沈む足元に引きずり入れる


「...あの子を傷つけた罪は償わないとね...」




目覚めて足を見たら黒い痣?が足についていた。


「現実でもこの罪は償う必要があるんだね...」

そう小声でつぶやき、あの子とルインの会話履歴を見て

今日もまた学校に行く準備をした。


※ルインはこの世界で言う連絡通話アプリ※


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る