第二十三話 銀之聖者止柊乃巫女
深緑に光る柊の葉が宙を舞う。数えきれないほどの葉が渦巻いて大気を巻き込み竜巻と化す。全てを等しく公平に、塵になるまで引き裂く嵐の中にあって、銀之聖者にして大魔王メルゼアデスたるバーソロミュー・グレイズヴェルドは悠然と立っていた。
「凄まじい力だ。
我が力をただ振るっても、お前には敵うまい」
彼を守るのは力の天蓋。球の形に宙に浮かび、その表面には白と黒の線が複雑な図形と文字を、つまり魔法陣を描いている。
球形の立体魔法陣がバーソロミューの力に明確な目的と形を与え、フュリスが巻き起こす力の暴威を砕いて迎撃し或いは防いで耐えていた。
「そ、それは一体?」
魔王ですら数瞬で滅ぼした力に耐える術を目にしてフュリスは、戦いの最中にあって問いかけた。
こんな術は聖者の技には無かったはずだ。聖女なら尚更だ。見たことも聞いたことも無い。
「お前が知らぬのも無理はない。
この術に関わる知識は私が神の教えを騙って弾圧し、無意味なものだと貶めて途絶えさせたのだからな」
涼しげな声で語りつつ、バーソロミューは右手に白い光を、左手に黒い瘴気を、それらを操り身体の前に魔法陣を描いた。
「一方通行では会話とは呼べん。
こちらからも行くぞ」
魔法陣から炎が噴き出す。轟々と溢れる炎は蛇のようにのたうち牙ある獣の顔を象って、大口を開けた竜と化した。
竜が柊の葉を飲み込みながらフュリスを襲う。フュリスは葉を密集させ丸鋸のように回る盾にして、それを何層も重ねて迎え撃った。
炎の竜は柊の盾を焼きながら貫いて、残り2枚まで迫ったところで削りつくされて消えた。
「い、今のは? 魔導でもないし、法術でもないわ」
「いかにも。これが魔術だ」
バーソロミューが新たに魔法陣を描き、白い光が矢となってフュリスを撃つ。フュリスは力を放って防ぐが矢は雨のように次々と放たれ、防ぐだけで精いっぱいだ。
「魔術?」
そんな言葉は聞いたことが無い。
「それは、おとぎ話の中の、魔法使いの技だったはずです」
いや、神学校で読んだ魔女の逸話の中に、数は少ないが見覚えがあった。
魔女を罰する善き魔法使い。
フュリスが自分のアザを悩み手にした古い書物の中には、そんな逸話もあったのだ。
だが、その書物は聖者の救いを誤解して語り継いでいただけのものだと教えられ、すっかり忘れてしまっていた。
「人の世とは難しいものだ。
私が貶め弾圧しても、お前が言うおとぎ話をはじめとして、なんらかの形で魔術の知識は残った。
同じように、お前の力に関わる知識も民衆が戸口にかける柊の飾りのように、まじないの中に欠片となって残った。
弾圧を徹底すれば反発を招き逆効果となったこともあった。
完全に消し去ることはできないものだと理解し“程々”を学ぶまで、二百年は要したぞ」
フュリスが放つ深緑の円盤を天蓋で防ぎ、雷を放って柊の盾ごとフュリスを撃つ。
激しい攻防を繰り返しながら、バーソロミューは語った。
「だったら、どうして私にこんな力が!?」
フュリスは右手を掲げ柊の葉を頭上に集め、渦を巻かせながら細く絞り込んだ。超高密度の竜巻が蛇のようにのたうち鎌首をもたげた。
右の手を振り下ろす。
深緑の巨大な蛇がバーソロミューの天蓋に突き進み、撓ませた。突き破れないとわかった途端に大蛇は天蓋に巻き付いて、渦巻く柊の葉で天蓋を形作る力を削りながら締め上げる。
軋んでひび割れる天蓋の中、バーソロミューは落ち着いている。
「その力はお前だけに現れたものではない。
ありとあらゆる命の中に現れる始原の力だ。
だが、人間の中にはその力が色濃く表れるものも稀にあって、それらは巫女と呼ばれて崇められていた。
しかし、巫女となる条件は私にもわからぬ。
強いて言えば血筋か。或いは運。
そういった人知の及ばぬ縁の内に、力を強く呼び出せるものが現れるのだろう」
話しながら描いた新たな魔法陣は四方八方に六芒星を何重にも重ねられていて、発現した魔術は白黒の蜂の図模様を築いた。模様は見る間に細やかに密度を増して半透明の灰色の壁となり、崩れかけた天蓋を内側から砕いて大蛇も蹴散らして新たな天蓋となった。
「私がこんな力を持っているのも、あんな目に遭ってきたのも、みんなを巻き込んできたことも、全部運だったって言うんですか!?」
「いかにも」
悲痛な叫びに、冷徹な一言。
フュリスは絶句した。
「一切の物事、始まりを辿れば運にすぎない。
良き隣人に恵まれるも苦境に倒れるも最後の一線を分かつのは運だ。
それを理由にしても何も始まらぬ。何も成せぬ。
運と言う霞が如き足場に立って、それでもなお何を成さんとするのか。
フュリスよ、お前は何を望んでここに来た!」
天蓋から全方位へ衝撃が放たれ柊の葉が動きを止めて、嵐が鎮まった。
バーソロミューの前に魔法陣が描かれ、白と黒が絡まり合った槍が現れる。
自ら宙を舞った槍は一瞬のうちに上昇し2つ並んだ穂先を鋭く尖らせ、フュリスに狙いを定めて急降下。フュリスは咄嗟に柊の葉を渦巻かせ幾層にも重なる盾にした。
槍は全ての盾を蹴散らしフュリスの胴を貫いた。
柊の葉の群れは消え、辺りは雲間から日の光がさして静けさを取り戻した。
「がはっ、げほっ」
荒野の地面に丸く抉られた穴。両者の力がぶつかり合ってできた大穴の縁にフュリスが倒れ伏している。
腹を貫いている槍を掴み激痛に喘ぎ、鮮血を吐いて藻掻き槍を抜こうとするが、血まみれの手が滑るだけでびくともしない。
「がっ、かひゅうっ」
苦しげな息が喉から漏れる。
血が止まらない。左の肺も裂かれていてうまく息ができない。
傷が、治らない。
瘴気に侵されているのではない。呼び出した力が乱されていて、傷を癒すために働かないのだ。
フュリスは唇を噛んで意識を繋ぎとめ、槍の表面に刻まれた魔法陣を睨んだ。
空中に立つバーソロミューがフュリスを見下ろしつつ歩いてくる。
「戦ってみてわかった。
お前の最大の武器は無尽蔵の始原の力だが、その力でこれまで勝てた理由は、命が賦活されることによる肉体の復元だ。
膨大な始原の力によって“死”を撥ね退け、どれほど傷ついても治して向かってくる。
そうしている間に相手の戦い方に合わせて工夫し何らかの方法で増幅した一撃で敵を屠る。
その工夫はお前の才覚が成せる業だろう。
確かに、恐るべき敵だ」
バーソロミューはフュリスの頭上に立つと、新たな魔法陣を宙に描いて刃の両面が白と黒の短剣を呼び出した。その刃にも魔方陣が刻まれている。
「この魔法陣は周囲の力の流れをかき乱し、働くべき場所に届かぬようにする魔術を発現する。つまり、肉体の復元を阻害する。
どうやら効果はあったようだな』
話している間にも短剣を作り出したバーソロミューは、数が4本になったところで指を振った。
「あうっ!」
短剣がフュリスの手足を貫いて地面に縫い留めた。
短い悲鳴を発し身動きが取れなくなったフュリスは、息を荒く敵を見上げる。
(勝てない。今までの敵と、力も質も違い過ぎる)
フュリスの脳裏に今までの戦いが、人生が、瞬いて駆け巡る。
(ここまで来て? これだけのものを捨ててきたのに?
それなのに、私はこの人を止められずに負けてしまうの?)
悔しさに涙が滲む。
立ち上がろうとしても身動き一つできず、憤りに拳を握ろうとしても腕の骨と筋肉が断ち切られていて叶わない。
(力が、足りない。まだ、全然、足りない)
頭の奥で歯が砕ける音がした。それほどに力を振り絞っても傷は癒えず槍も短剣も抜けず、頭上で魔法陣から剣を抜く男を見上げるのみ。
「フュリスよ、お前との縁もこれで最後だ。
さらば」
白黒の剣を構え、バーソロミューが別れを告げる。
(縁?……あるわ。まだ)
フュリスの首へと、魔術の刃が振り下ろされた。
「これ……」
アニタはデリベリックの集会所、個室の一つに用意された寝室で溜息をついた。
暗く沈んだ表情で手にした封筒を見つめる。
「フュリスが裏切っていた証拠なのだから、持っていなければならないわ。
ネリーもロディも、村のために魔族の手口は報告してくれって」
デリベリック村では数日のうちに、フュリスが住んでいた痕跡が失われていた。
村人たちは割り切りが早く、あっさりとフュリスが住んでいた小屋を解体して、魔族の痕跡は残すべきではないと言って燃やしてしまった。
魔族の幹部と共に失踪した少女のことを口にするものは1人も無く、その少女に会うために来ていたアニタにも居場所はなかった。
「お嬢様、用意はできたかい?」
ネリーが扉の向こうから呼びかけてきて、アニタは封筒を書類の束に重ねた。
「すぐ終わるわ」
封筒に波立つ感情に蓋をして、返事をする。
この村は父ガルトルード伯爵の命令で作られたが、村の自治は村に任されている。
伯爵の娘にすぎないアニタが口を出す筋合いはないし、ここに居る必要も、もうない。
「馬は表に繋いでおいたよ。見送りは、本当に要らないんだね」
「ええ。要りません」
毅然とした声は作り物のように冷たいが、今のアニタにはそれが精いっぱいだった。
(フュリスは魔族に手を貸していた。そしてディアナが来てばれそうになったから逃げた。
それはこの手紙ではっきりしたじゃないの。
滑稽よね。わざわざ『あなたは役に立ちました』なんて言い残されて)
手紙の文面が記憶に焼き付いていて離れない。
手紙にはフュリスがアニタをどのように見ていたのか、周りの目を欺くためにアニタがどう役に立ったのかがわかりやすく書かれていた。
そして、嘲るような文章で別れを告げて締め括られていた。
その文章とフュリスの印象との隔たりが、かえって信憑性を増して感じられた。
その巧妙な裏切りを見破れなかった自分が許せず、アニタは自らの行いを恥じてフュリスは裏切り者だと信じ込んでいた。
「もう行かないと。まず領都に行って、お父様にお願いしたことのお礼とお詫びから」
自分の手に命じるように呟きながら荷物をまとめ、アニタは鞄を背負って立ち上がる。
だが、何かが心の片隅で引っかかっていた。
その違和感には抗えず、アニタは荷物を下ろし、そして、中から封筒を取り出した。
「どうしてこんなに気にかかるのかしらね? もう、済んだことでしょう、アニタ」
そう呟きながらも封筒の口を開き、手紙を取り出して開いてぼうっと眺める。
「これは? これって……この跡って」
ぼんやりと眺めていたからか、些細に読もうとした時には見えなかったものが目に留まる。
「あの子……つまりあの子は……やってくれたわね、フュリス!」
突然アニタの声に力が戻り、乱暴に手紙を握り締めると扉を猛烈な勢いで開け放つ。
驚くネリーに有無も言わさず駆け寄り手紙を押し付けた。
「フュリスは、私たちを裏切っていないわ!」
深緑の光があふれて柊の葉が吹き乱れた。
「なんだと!?」
バーソロミューは咄嗟に下がって魔方陣を描き天蓋を組む。その彼に追い縋って足を掴んだのは、少女の手。
「馬鹿な! どうやって傷を癒した! どうやって槍を抜いた!?」
柊の嵐の中からフュリスの姿が現れ、バーソロミューは絶句する。
彼女の傷は、癒されていない。
槍も短剣も彼女の体内に一部を残して砕かれていたが、傷はそのままだ。
血塗れのままろくに効かない手で、かろうじて使えた小指でバーソロミューを掴み、深緑に輝く目で彼を見上げて、少女は微笑む。
(こやつ、捨て身か)
天蓋が組み上がる直前だったが魔法陣を消し、バーソロミューが法力を放って力任せに高度を上げた。
掴まれている足を上げ、もう一方の足で蹴りを入れる。フュリスの顔を肩を蹴りつけて引き剥がし、蹴り落とした。
つもりだった。
蹴って伸び切った足を、フュリスがもう一方の手で捕まえていた。
柊の葉が嵐と化した。
「伯爵、ガルトルード伯爵!」
ガルトルード伯爵は呼びかけに意識を取り戻し、全身の痛みに顔を顰め、それからゆっくりと目を開けた。
「私は、生きているのか?」
「よかった、意識が戻られましたか」
部下の声に体を起こせば、手足に包帯を巻かれ添え木をされてはいるが、最後の記憶にあった爆風の割には傷が浅い。
「これは、聖女か?」
「はい。生き残った聖女の中に、聖句を心の中で唱え続け自らを癒した者がおりました。
その者たちを中心に聖女隊を立て直し、後方の軍と共に我らの救護を」
「魔王は? 魔獣どもは?」
「わかりません。あの法術の雨で軍は壊滅し、多くの兵が魔獣に止めを刺されたようです。
しかし、魔獣どもは統制がとれておらず、制圧されつつあります」
「そうか。そうだ! 奴はどうした!? バーソロミューは!?」
「意識があった者たちが言うには、南へと飛び去ったと……」
ガルトルード伯爵は痛みを堪え、部下の肩を借りて丘の上へと昇り南の荒野を見下ろした。
その直後、信じがたい出来事を目にして伯爵は天を仰いだ。
深緑の光が竜巻となって荒野にあった。
轟々と音を立て力は果てしなく高まり、雲に達してさらに高く、それに比して太くなって荒野を覆い天の果て太陽にまで届かんとばかりに高く空全てに枝葉を広げる大樹の如く大きく大きく大きくなって
消えた。
柊の嵐が巻き込んだ大気が猛烈な風となって丘陵地帯にまで届いたが、それも間もなく止んだ。
嵐の中心であった場所で、銀之聖者バーソロミュー・グレイズヴェルドとフュリスは向かい合っていた。
彼らの周りには柊の葉が湧き上がりバーソロミューを中心に渦巻いているが、それは灰色の天蓋に阻まれている。
天蓋の中央に立つバーソロミューは満身創痍。
白黒の法衣は引き裂かれ髪は千切られ乱れ、身体中に傷がある。
「どうして……どうして今なの?
あと1秒あれば……」
フュリスは嘆き、かすれた喉から声にならない声を絞り出す。
彼女は天蓋の前に膝をつき、満身創痍と言う言葉では足りないほどだ。
全身をくまなく小さく鈍い刃で切られまくって肌も肉も削ぎ落されて、場所によっては骨まで見える。
顔もやはり傷だらけで右目に至っては周りの骨が白く、眼窩は虚ろに暗い。
嵐は彼女の傷に比して、その命の灯火に比して弱まりつつあった。
「あと1秒あれば、止められたのに」
フュリスは柊の嵐に切り刻まれる我が身を構わず、指が千切られた拳を握り、灰色の天蓋を殴りつけた。
自分の命を捨ててなお、バーソロミューを止めることは叶わなかった。
その怒りを、彼女は力なく叩きつけた。
「フュリスよ。もう、やめるのだ」
バーソロミューが天蓋に縋りつくフュリスを、彼女の身を切り刻む柊の嵐を見て、呟く。
柊は勢いを弱めつつも天蓋を取り巻いていたが、フュリスが倒れると共に数を減じ、実体を失って深緑の光と化し、それも薄くなってついには消えた。
バーソロミューは静かにフュリスの前まで歩くと、膝をついて手を差し伸べる。
白い輝きが魔方陣を描く。
見る間に傷を癒すその力は、最強と名高い聖者の力。
朦朧とした意識の中で、フュリスはバーソロミューの顔を見上げた。
「無理をするな。
この術は生命を模して肉体の治癒を早めるだけのもの。命は戻せぬ。
始原の力がお前の命を復元するまで、動かずに休むのだ」
喉と肺が回復した。
「銀之聖者様、どうして?」
少女の問いに答えようとしたバーソロミューが、口を噤んで空を仰ぐ。
彼の目には南東の空に、日中でありながらも魔除け座の星々が瞬いている様が見えた。
その中央の緑の星の前を流れ星が一つ通り、緑の輝きは瞬きながら弱まった。
再び、フュリスへと視線を下ろす。
「フュリスよ、お前の勝ちだ」
「え?」
「我らが望みを果たすには、私が千年の年月をかけて蓄積した魔力が必要だった。
お前は、あの一瞬でそれを吹き散らしてしまったのだ。
よってこれ以上の戦いは無意味。
お前が命を捨てる必要もない」
説明をするバーソロミューの表情は穏やかで、怜悧な声には微かに諦めが含まれていた。
「どうして? 私はあなたの邪魔をしました。
あなたの仲間を、殺しました。
私が憎くはないのですか?」
「私には準備を整える時間が千年あったのだぞ。
それで及ばぬは、私の力が足りなかっただけのことだ。
ヴェルハリードも四天王も皆、大望のために自ら命を懸けたのだ。
全ては私の責任。お前を憎めば、奴らに笑われるだろうな」
バーソロミューは微かに笑みを浮かべる。
その微笑みは、フュリスが今まで見たことが無い表情だった。
「となれば、命を顧みず私の力を削いだお前を救ってやる。
それが奴らへの手向けにも、お前への仕返しにもなるであろう」
「仕返し、ですか?」
フュリスは今更ながら自身の姿を自覚して胸元を手で隠しつつ、ゆっくりと起き上がった。
「む、すまぬな。気にも止まらなかった」
ばさり
バーソロミューが魔方陣を描くと、柔らかな布地でできた貫頭衣が現れてフュリスを頭から覆う。
がさごそがさごそ、ばさり
「は?」
内側から布を動かして頭を出したフュリスが、冗談とは思えぬ態度の男を緑に底光りする両目で睨みつけた。
「不愉快に思うな。千年余りを生きればこんなものだ」
「普通なら平手打ちしていいと思いますけど……後にします。
あなたのことを、聞かせてもらえますか?」
「もちろんだ。そのために死にゆくお前を、止めたのだからな」
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