第171話 ミーシアナ大陸の調査

 同じメルキア大陸にあるシューレン王国から来たという開拓民たちと遭遇した。


 ハボック村長率いる開拓村はとても貧しく、開拓作業どころか生きていくのがやっとな状況であった為、周辺情報と引き換えに多少の支援をした。



「ありがとう! 妻の容体も一瞬で治ってしまった! 本当に……なんてお礼を言ったらいいか……!」

「いえいえ。礼なら既に報酬として情報を受け取っていますので」


 ハボック村長の情報によると、この辺りにある開拓村はどこも似たり寄ったりで貧しく、余所者が泊まれるような宿泊施設はないようだ。


 また、少し森の中に入ると危険な魔物や盗賊に身を落した元開拓民などの根城もあるらしく、無暗に歩き回るのはあまりお勧めしないそうだ。


(魔物なら大歓迎なんだけどねぇ……)


 盗賊如き何ら問題無いのだが、襲われるのが分かっていて近づくのもどうかと思うので今日は自重しておこう。



「この辺りはハズレかなぁ?」

「別に高級宿なんかを期待していた訳じゃないけれど……」

「もう少しエアロカーで飛んで探ってみるか?」


 もしかしたら、この辺りよりもっと開拓の進んだ場所があるかもしれない。


 元々最初の数日間は周辺探索に徹しようと決めていた。もう少し調査してみて、ゆっくり休めそうな所が見つかれば儲けもの、ダンジョンや魔物の巣があれば尚良しといったところか。



 俺たちはハボック村長に提案したシューレン王国宛ての手紙を受け取ると、村を離れエアロカーで西側へと飛行した。








 開拓村から西へ飛行すること数時間、幾つかの開拓地を発見したが、そこまで大きな町は見当たらなかった。何処も村の域を出ていない。


「そんなにこの大陸を開拓するのって難しいのかしら?」

「うーん、そうなんだろうなぁ……」

「一から開拓する苦労は私も骨身に染みているからな……」


 佐瀬の問いに俺とケイヤは揃って難しい顔をした。


 俺たち二人は一時的に森の中にある開拓村で生活をしていた。何をするにも村で自給自足する必要があったので、常に何かしらのトラブルに見舞われていた。


 水や食糧が足りない、危険な魔物を目撃した、鉄が不足している、等々……


 それでもあの開拓村は、少し離れた場所に町があったので、多少の労力と資金で不足しているものを調達する事が可能であったのだ。


 将来的には森の中に街道を整備し、その先の平野に新たな町が完成すれば人の流れも生まれ、開拓村は道中の宿場町として栄える未来があったのかもしれない。


 だが、この大陸には今のところ町のようなものは存在せず、当然物流が生まれる気配もない。そもそも物資の前に人手が慢性的に不足しており、少し森に踏み入れば魔物がわんさか居るときたものだ。


 本気でこの大陸を開拓する気があるのなら、沿岸部に港を設けて本国から人や物資をとにかく送り続けるしかあるまい。


 だが、この世界の航海技術はまだまだ未熟で、ここまで辿り着けなかった船も多いのだろう。結果、現地の者たちは港を造るどころか生きていくのがやっとな状況に陥っているのだ。



「それに国や開拓民も、そこまで本気では無いんじゃないか?」


 ハボック村長の話では、開拓民の殆どが本国で苦しい生活を送っていた者ばかりで、未開の地で開拓に成功すれば土地を持てるという謳い文句に誘われ、軽い気持ちで志願したそうだ。


 蓋を開けてみれば想像以上の過酷さに、これならば本国での暮らしの方がマシであったと嘆く者も多いらしい。


 国の方もローコストで新たな土地を得られれば良いかな、くらいのノリなのだろう。実際、俺たちの居た開拓村もそんな扱いだったと聞く。


 この世界は人口に対して十分に広く、自分たちの領土内でも未開発の地域がまだまだ沢山ある筈なのだ。ならば何故、わざわざ別の大陸に来てまで領土を得ようとするのかと言うと、それは恐らく権力者たちによる支配欲の一環だと思われる。


 まずは己の国を発展させてから余所へ行けと思うが、王や貴族たちは下手に力を持っているものだから、とりあえず手が届く範囲の物を欲するのだろう。


 ガラハド帝国が良い例である。四方八方に手を出して、結果自らの首を絞めているのだ。大人しく自国の発展に注力していればいいものを……


(むしろ、元地球人たちは本気で開拓してくるだろうな)


 果たしてこの大陸に転移した地球人が居るのかは謎だが、自分たちの土地を手に入れたいと願うのならミーシアナ大陸はうってつけの場所だ。


 17世紀に開拓を始め、僅か300年ほどで世界一位の大国へと発展した例を地球人たちは知っている。この世界の者以上に開拓の重要性を認識しているのだ。だから、やるとしたら本格的に乗り出してくる。


 新日本国でも既に大型船が増産され始めている。その内、様々な地球国家やコミュニティが資源や土地を求め、このフロンティアに押し寄せてくるだろう。




 結局、初日は大した成果を得られなかった。


 エアロカーをひたすら西へ飛ばしたのだがこの大陸は広いらしく、一日で大陸北部の沿岸地域全てを見るのは不可能であった。


 翌日は引き返す形で、今度は東側へと飛ばしていく。


 最初に訪れたシューレン王国の開拓村上空を通過し、そのまま更に東の奥へと飛ぶ。


「んー、何処も似たような開拓村しか無いなぁ……」

「もう、今日で何も見つからなかったら、森の中に入らない?」

「……そうだな」


 新大陸ということで調査期間を設けたが、二日目にして俺たちは既に飽き始めていた。空からの調査だと海と森ばかりの景色で、稀に寂れた開拓村を発見するだけであった。


 そう思っていたのだが――――


「お? あそこは結構大きいぞ!?」

「ホントだ!」


 明らかに人が手を加えたであろう場所を見つけたのだが、今までで一番開拓が進んでいる。村ではなく、完全に街といった規模だ。


 その街の沿岸部には桟橋も設けられており、船も何隻か停泊していた。しかも街中には三階建ての大きな建築物すら存在した。


 というか、あれは……


「なあ、あれって……」

「どう見ても……地球の現代建築物よねぇ……」


 俺と佐瀬は双眼鏡で町の様子を伺った。


 木造ではあるようだが、綺麗な窓ガラスや壁には配管なども備え付けられている。それにエネルギー源は不明だが街灯らしき物もあちこちに立っているし、道も綺麗に整備されている。


 明らかにこの世界の文明レベルを超えている街並に俺たちは驚いていた。


「まさか、こんな場所があるなんて……」

「行ってみる?」

「……ああ」


 見に行くしか無いだろう。


 間違いなく地球人の支配する街だろう。しかし、一体誰が……



 俺たちは付近の森にエアロカーを着陸させ、そこからこっそり街へ近づくことにした。


「あ! 視られてる……!」


 突如、名波が声を上げた。


「なんだって?」

「街の人に見つかったの?」


 俺も【捜索】スキルを発動していたのだが、全く気付けなかった。俺よりも射程の長い索敵型スキルでこちらを監視しているのだろうか?


「相手は何処から見てるの?」

「それが……空からなんだよね」

「「「空!?」」」


 慌てて空を見上げたが……それらしき者の姿は全く見えなかった。


「ルミねえ、本当にいるの?」

「うーん、今は気配が遠ざかって感知できなくなったけど……絶対誰かが空から見てたよ!」


 まさか、俺たち以外に空を飛べる者がいたということか?


「ドローンか何かで監視していたのかしら?」

「ううん、機械じゃなかった。でも……ちょっと不思議な反応だったんだよねぇ。上手く表現出来ないんだけど……」


 察知した名波自身も初めての反応らしく、少し戸惑っているようだ。


「よく分からないが、相手側に気付かれたということだな? どうする、イッシン?」


 ケイヤに尋ねられ、俺は少しの間だけ考えた。


「……街に行かないって選択肢は無いな。警戒しながら進もう。ただし、絶対にこちらから攻撃しないでくれ。それと襲われても極力相手を傷つけないように無力化してくれ」

「それは構わないが……多少手荒でも君の回復魔法で治せるんじゃないか?」

「その回復魔法の存在を知られたくない。まだどういった勢力か分からない内は、あまりこちらの手の内を晒したくないからな」

「なるほど、心得た」


 名波かそれ以上に感知能力の長けた謎の存在もいることだし、ここは慎重に動くとしよう。正直、この面子に対抗できるだけの戦力がいるとは思えないが……念には念だ。



 しばらく森の中を進むも、街まで少しばかりの距離がありそうだ。


「前から三人、人が来る! それとさっきの気配もまた上空に現れたよ!」


 名波の警告に俺たちは臨戦態勢となった。


 ただし、武器はまだ抜かない。まずは穏便に話し合いからスタートするつもりだ。


(空には……誰もいないな。一体どこに隠れているんだ?)


 木々が邪魔で見え辛いが、俺たちのように空飛ぶ乗り物を利用しているのなら直ぐに分かる筈だ。しかし、それらしき怪しい影は全く見当たらず、小さな鳥が上空を飛んでいるだけであった。


 しばらくその場で警戒していると、一人の青年が林の奥から姿を見せた。年の頃は10代後半辺りだろうか。若くてイケメンだが、こちらを見つめるその視線は鋭かった。


「お前たちは何者だ? この先に何の用だ?」


 青年も腰に剣を装備していたがまだ抜いていない。人数の不利を悟っての行動なのか、どうやら話し合いに応じてくれるようだ。


 だが……


『留美、三人って言ってたけど、他の二人は?』


 佐瀬が【テレパス】を使って名波に尋ねた。


 ケイヤたち聖騎士トリオもダンジョン内で体験済みだったらしく、驚かず念話に耳を傾けていた。


『あのイケメン君の奥に二人隠れているよ。それと上空の監視している気配だけど……多分、あの小鳥からの反応じゃないかなぁ?』

『え?』

『鳥……?』


 確かに先程から上空に見えるのは鳥だけだ。


 しかも、その鳥はずっと上空を旋回し続けているのだ。明らかに不自然な動きだ。


(まさか、テイムした魔物に見張らせているのか?)


 あの鳥が俺たちを発見し、この青年たちに伝えたのだろうか?


「どうした? 黙っていないで答えろ! それとも言葉が分からないのか?」


 おっと、このままだんまりはよくないか。


「大丈夫、言葉はちゃんと通じている。俺たちはメルキア大陸から来た冒険者だ。この先にある街に興味があって訪れた」

「なに? メルキアからの冒険者、だと? 何の依頼でここに来た!」


 青年の視線が更に鋭くなった。何か拙い事を言っただろうか?


「いや、今は何も依頼を受けていない。この大陸には修行の為に訪れただけだ」


 俺はなるべく正直に答えていく。


 この世界には“審議の指輪”のように嘘を見破るマジックアイテムが存在するのだ。どこで下手を打つか分からないので、嘘だけは言わないよう気を付けて発言した。


 しかし、相手がそれを信じるかどうかは別問題であった。


「嘘つくな! こんな辺鄙な大陸に、修行でわざわざ来るはずがないだろう!」

「そうは言っても、本当の事なんだけど……」


 青年の主張は尤もである。普通の冒険者は、依頼でもなければこんな場所にはわざわざ訪れまい。


「どうやら正直に白状する気はないようだな!」

「ええっと……参ったなぁ……」


 青年は俺が嘘をついていると見做したのか、少しだけ間合いを取った。あちらも臨戦態勢に入ったようだ。


 俺の【捜索】スキル圏内に入っている他二人の方を探ると、そちらも戦う準備をしていた。これは……少しガス抜きした方がよさそうかな?


 俺は無手のまま腰を沈めて構えると――――突如、空から例の小鳥が急降下してきた。


(鳥に襲わせる気か!?)


 俺は回避しようと空を見上げ――――視界に映った小鳥の姿に衝撃を受けた。


「ピピーッ! ピュイッ!」

「え!? キンカチョウ!?」


 それはオレンジの頬が特徴の愛らしい小鳥である。野鳥の類は詳しくないのだが、その小鳥だけは俺も詳しかった。


 唖然とする俺の肩にキンカチョウが飛び乗ってくる。それを見ていた女性陣が集まりだした。


「うわぁ、可愛い……!」

「スズメみたいに小っちゃくて愛らしいわね」

「この子が私たちを見ていたのかな?」


 驚いている俺を余所に、佐瀬たちはキンカチョウを愛でていた。


 一方、その様子を見ていた青年の方が焦っていた。


「お前たち! そのお方に気安く触るんじゃない!」


 何時の間にか奥に潜んでいた二人も藪の中から姿を現していた。


 一人は二十代後半の青年で褐色の肌をしている。もう一人は三十代後半くらいの男で、どちらも剣を装備していた。


 ちなみに三人共タイプは違うがイケメンであった。


「ピーコ様! そいつからお離れください!」

「ピー! ピュ-イ!」


 キンカチョウは人の言葉が分かるのか返事こそしたみたいだが、俺の方から離れるつもりは全くないようだ。


 しかし、そんな事よりも俺は、男が放った言葉の方にこそ衝撃を受けていた。


「おまっ! やっぱり……ピー子、なのか……?」

「ピュピュイ! ピュイ! ピュイ!」


 キンカチョウは肯定するかのように何度も頷いていた。


「え? イッシン、この子知ってるの?」

「ああ……ピー子は俺の実家で飼われていたキンカチョウの名だ」

「「「ええええええええっ!?」」」

「「「なんだって!?」」」


 俺の台詞に佐瀬だけでなく、イケメントリオたちも驚いていた。








 少し落ち着いたところで、俺たちは漸く自己紹介を始めた。


「俺の名はイッシン……いや、矢野一心という。アンタらはこのピー子と一体何処で一緒になったんだ?」


 俺が尋ねると男たちは目を見開いて驚いていた。


 三人を代表して年長者の三十代後半イケオジが答える。


「ピーコ様は我が主、ハルカ様のペットです」

「主!? 主って何!?」

「我々三人はハルカ様の奴隷なのです」

「マジか……」


 俺が呆けていると佐瀬が横から尋ねてきた。


「ねえ、イッシン。ハルカさんって、もしかして……」

「ああ……俺の姉だ……」


 矢野春香、俺より一つ年上の姉で、一斉転移の際は実家に戻っていた筈だ。


 姉は一人暮らしだったが実家から距離が近い為、わざわざ徒歩で向かって父や母と転移前に合流してくれていたのだ。


 両親が異世界で順応できるか正直不安だったので、姉が一緒だと聞いて安心した。お陰で俺は自由に行動出来た。


 うちの実家では猫、犬、小鳥のペットを飼っていた。その中でもピー子は紅一点で最年少、三歳で雌のキンカチョウだ。


(いや、もう一年以上経ってるから四歳以上になるのかな?)


 ピー子は全体的にグレー色で、頬の部分に鮮やかなオレンジ色の丸模様がある愛らしい小鳥だ。地球時代では人の言葉が分かるほど賢くなかった筈だが……この世界に来た事で何かしら進化したのだろうか?


「この子、【感知】スキルを持ってるよ!」


 鑑定したシグネが教えてくれた。


「そういえば、地球に住んでいるペットもスキルを授かってるんだっけ?」


 確か、女神アリスと地球の代表者たちによるQ&A情報にも載っていたな。ペットの転移特典スキルは、飼い主は選べずランダムで決まる、と……



「まさか貴方様はハルカ様の弟君、イッシン様であられますか?」

「そうだけど……俺に敬語は不要だよ。呼び捨てで構わない」


 イケメントリオの最年長者であるスティグソンは俺の実年齢より年上で、敬語で話しかけられるとちょっとむず痒いのだ。


「そんな訳には参りません! 主様の弟君を呼び捨てなど……!」

「姉さん……一体何やってるんだ……」


 まさかイケメンを三人も奴隷にしているとは思いもしなかった。


(異世界生活、満喫してるなぁ……)



 俺たち七人はすっかり打ち解けたイケメントリオ案内の元、街へと向かった。


 ちなみに姉、矢野春香はこの三人しか奴隷を所持しておらず、今は丁度姉の命令で街の周辺警護を行なっていたそうだ。


 最年長のイケオジ、スティグソン。


 褐色の好青年、モロー君。


 そして一番最初に遭遇した最年少のサイス君だ。


 彼ら三人はなんと、元々レイオール王国の奴隷であったらしい。


「レイオール!? ついこの間まで俺、そこに居たぞ!」


 正確には日本連合に支配されている元レイオール領土だけどね。


「本当ですか!?」


 俺の発言にスティグソンは驚いていた。


「あの国は今、どうなってるんです?」


 モローが尋ねてきた。


「うーん……」


 少し迷ったが、俺は正直に話した。


 今は姉と同じ日本人の勢力、日本連合国との戦争中で、領土をだいぶ取られたと伝えると、三人は意外な反応を見せた。


「そうですか。まぁ、長くはもたないだろうなと思いましたが……」

「ざまあみろってんだ!」

「ニホン人が支配してくれるなら、戻ってみてもいいかもですね」


 どうやら三人はレイオール王家や貴族に対して不信感を抱いているようだ。


 経緯は分からないが彼らは奴隷身分だったのだ。扱いが悪ければそういう感情にもなるのだろう。


 レイオール王国に住んでいた頃は待遇が酷かったらしく、窮地だったところを姉に買われる形で救われ、それ以来姉に付き従っているらしい。


「それじゃあ、姉さんもここにいるんだよな?」

「ええ、勿論です。シンジ様やコハル様もご一緒ですよ」

「父さんに母さんもか!」



 矢野真二、五十歳過ぎの普通の会社員で俺の父。


 矢野小春、同じく五十歳過ぎの平凡な主婦だ。


 ペットの猫、タマ一郎と犬のポチ次郎も一緒のようだ。



 どうりでバーニメル半島周辺で探しても見つからなかった訳だ。


 まさか家族全員、ミーシアナ大陸に居るとは……予想外過ぎるだろう!?



 情報交換をしながら歩いていると、直ぐに例の街へ到着した。


「ようこそ、ヤノー国へ」


 街の入り口前でスティグソンがそう告げると、俺は一瞬頭の中が真っ白になった。


「えっと……今、なんて?」

「ヤノー国です。ここは初代国王のシンジ・ヤノ様が治める国なのです」

「何やってんだ、あのクソ親父いいぃ!?」


 俺の家族……色々やらかし過ぎじゃあ、ありません?

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