第150話 不正はなかった
”クレイヤードダンジョン”の1階にいた守護者……と呼んでいいのか悩むべきスライムを倒した俺たちは、ボス部屋の奥にある扉を開けて進んだ。
「ボス部屋の先は他のダンジョンと構造が似てるのね」
その先には上り階段と転移陣が設けられていた。
「ああ。だが、その転移陣から1階に戻ることは出来ても、次このダンジョンに挑む時も再び1階から開始だ」
「だからあの混雑ぶりなのね」
ライルの説明に佐瀬は納得した。
妹のリンネも説明に補足した。
「普通のダンジョンと違って、ここは内部が狭いから混雑するってのも理由だけどね。ほら、早速また待ち時間よ」
2階に上がると、1階のエントランスと似たような広場に出た。ここでも冒険者たちが列を作って待機していた。扉の前にはやはりギルド職員と兵士らしき者が列を管理していた。
「ここでも列ができているのか」
「どうしても前の奴らがボスを倒すのを待つ必要があるからな。ここのボスは討伐難易度Eランクの雑魚だからすぐに済むが、徐々に進みが遅くなってくるぞ」
確かに、その次のDランクくらいなら問題なさそうだが、Cランクくらいになると手こずる冒険者も増え始めてくるだろう。
「でも、その分塔の上の方はボスのランクも上がって、挑戦する人が減るんじゃないの?」
名波がそう指摘するとライルが指を鳴らした。
「正解だ! 混雑するのは5階くらいまでだな。6階になると挑戦するパーティもかなり減る」
えっと、1階がFランクの水スライムだったから、ここ2階がE、3階がDで…………5階がBランクというわけか。
BランクのボスならC級冒険者パーティでも挑む者はいるだろうし、相手がギリギリの強さになると、それだけ戦闘時間も長くなりそうだ。
さすがにAランク以上のボスを挑戦する者は少ないらしい。
(しかし、さっき表で冒険者が“8階挑戦”と言っていたが……つまり、SSランクを相手するってことか!?)
この二人なら十分あり得るレベルだろうが驚きだ。
やはり2階のペースも早いらしく、前の組の冒険者たちがあっさりボスを倒したみたいだ。さすがにダンジョンの中までは、S級冒険者といえども列を無視する訳にはいかないようだ。気が立っている冒険者相手だと、下手すれば刃傷沙汰にまで発展する危険もあるからな。
「ボスが沸きました。お通り下さい」
「ああ」
ギルド職員が案内してくれた。もしかして、彼らもわざわざ1階のボスを倒してここまで進んでいるのだろうか? ご苦労なことだ。
2階の守護者は……ゴブリンである。
「なんか、妙に力が抜けるわね」
「えい!」
ぽかりっ!
シグネちゃんのグーパンで決着がついた。
宝箱から出てきたのは……ゴブリンの耳であった。
「ええ……」
「これをどうしろと……?」
「あー、それは外れだな」
「大昔はゴブリンの討伐証明が耳だったらしいの。でも現代は魔石の識別技術も格段に向上して、そっちで判定しているから……今はただの生ごみね」
「……ここで捨てるのもあれだから、一応取っておこうか」
「バッチぃ……」
憐れゴブリン。ダンジョンの守護者になってもこの扱いである。
“矢野一心はゴブリンの耳を手に入れた!”
気を取り直して3階に進むと、またしても同じパーティが前で待っていた。当然と言えば当然なのだが、ここでリタイアする冒険者パーティはいないのだろう。
そしてここにもギルド職員と兵士がいた。
(お勤めご苦労様でーす!)
「次はDランクよね?」
「どんな魔物が出るのか賭けない?」
「いいね! 私、オークに一票!」
「俺もオークかなぁ」
ここまでは地球でも割とメジャーな魔物が出ている気がする。俺とシグネはオークに賭けた。賭けの景品はマジックバッグに収納している野外用の簡易風呂、それの掃除当番三回分の免除である。
「うーん、Dランクの魔物……ケルピー?」
「私はルプスかなぁ!」
水の加護持ちである馬の魔物ケルピーと狼タイプのルプスか。どれもありそうだ。
俺たちの微笑ましい賭け事を横で聞いていたのか、カーター兄妹や他の冒険者たちはネタバレをしないでいてくれた。
「お次の方、どうぞー」
いよいよ結果発表である。相手は……
「……なに、この気持ち悪いの?」
「「「ハーピー!?」」」
佐瀬以外のファンタジー熟知組は当然知っているメジャーな魔物だ。
顔やボディは女性の人間そのものだが、手足は鳥の奇妙な生物である。佐瀬が気持ち悪いと言ったのも納得の不気味さだ。
(アニメだと可愛いハーピーもいるけれど……リアルは怖すぎんだろぉ、リアルは…………)
乳房も丸出しだったが、色気も何もあったもんじゃない!
しばらく夢に出てきそうな外見をしていた。
「センシティブな魔物は即撃滅だよ!」
名波が問答無用でハーピーを射殺した。ドロップ品と宝箱を残して死体が消えると一同はホッとした。
「今更だけど、ここのボスは固定なのか?」
「ああ、そうだ。ボスが変化したって例は一度も無いな」
「ふふ、この先の守護者も内緒にしてあげるから、楽しみにしていてね」
結局、予想が当たった者はいなかったので、賭けは次回に持ち越しだ。
魔石の他に、ドロップ品でハーピーの羽を手に入れた。
「こいつも素材で使えるかな?」
「ここらじゃあ、このダンジョンの所為で取り放題だから相場は安いが、場所によっては高値で売れるぞ?」
確かに、ハーピーなんてバーニメル半島では一度も……待てよ?
「そういえば、ブルタークダンジョンの10階層守護者もハーピーじゃなかったっけ?」
「そういえば、そうだったような……」
「でも私たち、ブルタークダンジョンの10階ボスとは一度も戦ってないよね?」
あそこも人が多い上、リスポーン時間が長すぎる為、低階層のボスは高確率でお留守なのだ。
「へぇ、バーニメル半島にも人気なダンジョンがあるんだな」
「ねぇ。あそこの半島には宝箱に斧しか出ないダンジョンとか、アンデッドばかりのエリア型ダンジョンがあるって本当なの?」
多分、エイルーン王国にある”石斧ダンジョン”と連合国の”メッセン古城ダンジョン”のことだな。
「ああ、エリア型の方は行ったことあるぞ。本当にアンデッドしか出なかった。”石斧ダンジョン”は行った事ないけど…………そういえば、王国はやたら斧を持った冒険者たちが多かったな……」
もしかしたら、あのダンジョンの影響だろうか?
俺はその代表格であるハワードギルド長の顔を思い浮かべた。
次は4階、守護者もCランクとなるはずだ。
「ここまで来ると、列も進みが遅くなるのね」
「仕方ないさ。それまで時間潰そうぜ」
ここにもギルド職員と兵士が列を管理している。彼らは何階層までいるのだろうか?
「あっ!」
突如、名波が声を上げた。
「留美、どうしたの?」
「あ、いや……別に何でも……」
「……?」
妙な反応だったが、何か問題がある訳でもなさそうなので、俺たちは引き続き次のボスを予想しながら時間を潰す事にした。
「うーん、Cランクかぁ……Cランク……」
シグネはガチで当てに来ているのか、真剣に悩んでいた。
「ねぇ、留美は何だと思う?」
「う、うーん、何だろうねぇ。まだ考え中だよ」
(……どうもさっきから名波の様子がおかしい)
それは親友の佐瀬も同じ思いだったらしく、彼女は名波の顔をジッと見つめてから口を開いた。
「……次のボスの予想、留美から発表しない?」
「え!? ど、ど、どうして……?」
今のやり取りで俺もピンときた。
(こいつ……次のボスが何なのか、気が付きやがったな!?)
おそらくスキルで人一倍強化された彼女の聴覚が、他の冒険者たちの会話内容でも拾ってネタバレされたのだろう。
佐瀬もその考えに至ったらしく、彼女はすっとローブのポケットに手を突っ込んだ。
(佐瀬の奴、”審議の指輪”を使う気だな!?)
親友相手に容赦がない。彼女も本気である。
「ねぇ、留美。次のボス、もう知ったんじゃないの? あ、『はい』か『いいえ』で答えてね」
「あわわわわ…………」
完全に退路を断ってきた。
ここにきてシグネもようやく察したようだ。
「ルミ
「さぁ、返答は……?」
「も、申し訳ありません! つい、出来心で……」
犯人は全てゲロッた。
そのやり取りをカーター兄妹は引きながら見ていた。
「うわぁ……」
「貴方たち、えげつないもの持っているわね……」
どうやら二人も”審議の指輪”の存在を知っているらしく、今のやり取りだけでそれを察してしまったようだ。
「お前ら、その指輪は慎重に使えよ? ロラード王国は大丈夫だが、国によっては禁制品だからな?」
「あ、やっぱり?」
持っているだけで相手の嘘を見抜くマジックアイテムは、やはり色々と問題のある品のようだ。最近では俺たちも多用は控えるようにしているが、つい頼ってしまうこともある。これを日常的に使うと人間不信に陥りそうだ。
不正の発覚した名波には“強制風呂掃除券1回分”を贈呈し、残りの三人でボスを予想した。
「アサシンクーガーかなぁ」
「ゴーレムに一票!」
「きっとペガサスよ」
なるほど、シグネのゴーレム予想は良い線いっていた。
名波をチラリと見ると……
「ふっ……」
鼻で笑っていた。不正した癖に何を勝ち誇っていやがる!
列のはけるスピードはやはり遅くなっていた。
俺たちの一つ前のパーティは冒険者証から察するにC級みたいだが、その一つ前はD級パーティである。相手はCランクのボスなので少し手間取るだろう。
予想通り少し時間が空いてからやっと順番が来た。
「やっと俺たちの番か!」
「ゴーレム! ゴーレム!」
シグネは祈る様にしながら先へと進んだ。
そこで待ち受けていた守護者は……
「ん? トカゲ……?」
「でっかいトカゲね……」
「こいつがCランクの魔物?」
ここまでメジャーな魔物が続いており、次の相手は大きなトカゲである。
(まさか、こいつ……)
俺の予想は正しく、そのトカゲは全身に炎を纏い、口から火を噴き始めた。
「「サラマンダー!?」」
「当たり!」
一人不正を働いた名波は何故かドヤ顔である。
「まぁ、ビッグネームだけど、所詮はCランクだよな? さっさと倒しちゃうぞ」
出来ることなら、炎耐性系のスキルを獲得すべく、こいつの炎をわざと喰らってみたい衝動に駆られたが、待っている冒険者たちの事を思うと躊躇ってしまう。
(ま、Cランクのサラマンダーじゃあ、火竜戦前の練習相手にもならないか)
俺は愛剣であるノームの魔剣であっさりトドメを刺した。
報酬は魔石とサラマンダーの爪、それと宝箱から二等級ポーションが出た。まあまあである。
「しっかり耳を塞いでるからね!」
「分かったよぉ、【五感強化】のスキルも切ってるよぉ」
名波がシグネに両耳を塞がれながら、俺たち一行は5階へと上がった。お次はBランクのボスである。そろそろ難易度が良い感じに上がって来た。
「え? ルミは【五感強化】スキルを持ってるの!?」
「マジか!? 【聴力強化】スキルの方じゃねえのか!」
何故かカーター兄妹が驚いていた。
一方、両耳を塞がれた上にスキルを封印している名波は、二人の言葉がよく聞き取れなかったみたいだ。
代わりに佐瀬が尋ねた。
「【五感強化】ってそんなに珍しいスキルなの?」
「ああ、ユニークスキルだな。聴力や視力を強化するスキルは珍しくないが、それら全てを底上げする【五感強化】を持っている者は滅多にいねえ」
「強化型スキルは獣人族に発現し易いんだけど、その中でもレア中のレアね」
「「「へぇ……」」」
まさかのユニークスキルである。知らなかった……
「え? 何? よく聞こえないんだけど……?」
本人だけ未だに理解していなかった。
5階の挑戦者は少し減ったが、その代わり一戦当たりの戦闘時間が長くなった。Bランクの魔物を瞬殺できるパーティなど極少数だろう。
名波には佐瀬が【念話】で伝えつつ、今度のボス予想をそれぞれ提示した。
「「キマイラ!」」
「オークジェネラル!」
「リッチかなぁ」
俺とシグネがキマイラ予想で、佐瀬はオークジェネラルだ。確かにこれまでオーク系は出ていない。名波はここらでアンデッドが出て来ると踏んで、リッチを予想した。
どれもメジャーな魔物であり得そうだ。
なんかお約束となった賭け事で、周囲の冒険者たちは相変わらずそれを見守っていたのだが、妙に彼らの口数が減っていた。
(これは……どうやら当たりだが出たな)
カーター兄妹もわざとらしく視線を逸らしていた。
途中で一組、討伐を断念してボス部屋から逃げて来たパーティが現れた。急いで兵士がボス部屋の扉を閉め、ギルド職員が負傷している冒険者たちの様子を見る。
(あれは……魔法によるダメージか?)
冒険者たちの装備が一部焦げていた。多分火属性の魔法を受けたのだろう。
それを見た佐瀬が“しまった”という表情をしていた。魔法を使っている時点でオークジェネラルの可能性は無いだろう。
(いや、取り巻き込みだとあり得るのか?)
ボスは単体だけでなく、稀に集団や取り巻き込みで出現する。
とにかく、このままだと火傷している冒険者が可哀そうなので、俺は彼らに近寄った。
「一応回復魔法できるけど、いるか?」
「お、お願いする!」
「報酬は払う!」
どうやらポーションを使いきってしまったようだ。
俺は【ヒール】で負傷していた冒険者を治療した。
「おお!? あっという間に治った!」
「ありがとう、助かったよ!」
「いやいや、どういたしまして」
報酬は要らないと言ったのだが、そうはいかないと押し切られた形で、一つ下の階層で入手したというサラマンダーの血が入った大瓶を頂いた。
(……火の加護を持つ魔物の血か。ゴーレム君に使えるかな?)
俺にゴーレム工学の知識は皆無で、ぶっちゃけ行き当たりばったりだ。ゴーレム君自身にも感想を聞きながら改良しているし、不具合が生じれば【ヒール】で修理もできる。この素材も帰ったら試してみよう。
ボス戦を途中リタイアした者が現れると、更にしばらく時間を置く必要がある。
「不正させない為の措置だな。守護者の部屋は、撤退することは許されても、部屋を行ったり来たりの戦闘行為は不正に該当する場合がある」
「……そういえば、それがあったな」
ダンジョンは不正を許さない。仮にそんな意図もなく次の冒険者、また次の冒険者が立て続けに消耗しているボスに挑んだら、ダンジョンはそれを不正行為とみなして何かしらの対応を取るらしいのだ。
「大昔にへまやって、中のボスが1ランク強くなって部屋から出て来たらしい」
「大惨事だったみたいね」
「うへぇ……」
ここで例えると、突如Aランクの魔物が飛び出してくる訳か。おっかねぇ……
ボスが回復するまでのインターバルで二十分ほど時間を空けて、再び列が動き始めた。
その後はリタイアするパーティもなく、列はゆっくりとだが、確実に動いていた。
「次の方、どうぞー」
「おう!」
ライルが返事をした。ついに俺たちの番である。
「さて、どいつが出て来るやら……」
5階ボス部屋で待ち構えていたのは…………リッチだ。
「「「…………」」」
一斉に俺たち三人は
「ふ、不正はしてないよ!?」
慌てて名波は弁明した。
「お前ら、リッチ相手に随分余裕だなぁ」
そういうライルも余裕の静観である。どうやらここでも一切手を出さないつもりのようだ。
「アンデッド相手なら、Sランク以上でもない限り、
こっちにはアンデッド特効であるチート破魔矢がある。
一応名波の切り札なので、それは伏せた状態で挑んでみた。
俺たちが駄弁っている間にリッチは魔法の準備を終えていた。火魔法の【ブレイズ】を放ってきた。
「さっきの連中が焦げてたのはこれか!?」
まぁ、下級魔法なので問題ないのだが……
(キマイラの火炎ブレスだと思ったのにぃ……ぐぬぬ!)
「なんでキマイラじゃないのぉ!」
シグネも同じ気持ちだったのか、鬱憤を晴らすようにしてリッチを刀で斬りつけた。ふわふわ浮いているリッチだが、奴にはきちんと実体がある為、物理攻撃は普通に通る。呆気なく斬られたリッチはそのまま消えて、出てきたのは宝箱のみであった。
「やったー! これで風呂掃除二回分はチャラだね!」
「「「…………」」」
なんという強運だろうか。さっきのペナルティも風呂掃除免除三回分と合わせて帳消しどころかお釣りがきてしまった。
(……納得いかぬ)
世の中の理不尽さを噛み締めながら、俺は出てきた宝箱をチェックした。ドロップの方は魔石のみである。
「これは……ポーション?」
「ううん、キュアポーションみたい。一等級だね」
「なんだ、キュアポーションか……」
「外れね……」
「いやいや、大当たりだから!?」
「どんな病気や状態異常も、ほぼ治せるのよ!?」
俺のチート【キュア】を知っているパーティメンバーとカーター兄妹の間には、大きな価値観の違いが生じていた。
確かに、この一等級キュアポーションは金銭的価値にして金貨3枚はする。S級冒険者の二人にとってはそれほどでもないだろうが、庶民からしたらお宝であった。
「なんか悪いな。俺たちばかり報酬を貰っちまって……」
「気にすんな。俺たちは何度もここを挑戦しているからな」
「もう私たちだけで戦っても、この階層じゃあほとんどドロップしないのよ」
つまり、宝箱やドロップ品が出て来るのは初挑戦である俺たちが同伴しているお陰とも言えた。
次の6階層に進むと、明らかに挑戦者の数が目減りしていた。俺たちの前には二組しか待っている者はいなかった。
「ここにもギルド職員が出張しているのね……」
「あの人たちもリッチを倒してきたのかな?」
もしくは誰か冒険者に連れて来てもらったかだが、管理している兵士や職員の力量を察するに、多分前者の方だ。あの二人ならBランク相手でも引けを取らなそうな強者の面構えをしていたからだ。
「次はAランクの魔物だが、今回も俺たちは手を出さないぞ?」
事前にライルがそう告げると、俺たちより周囲に居た他の冒険者たちが驚いていた。どうやら俺たちはドロップ率対策のおまけ要員と思われていたのだろう。
「ああ、Aランクなら問題ない」
「次はどいつが来るかな?」
Aランクの魔物とはそう多くの種類と遭遇している訳ではないが、今回は景品抜きで予想してみた。
「「アーススパイダー」」
「エンペラーエント」
「……デストラム」
名波とシグネはアーススパイダーを選択。佐瀬は俺以外で唯一エンカウントした経験のあるエンペラーエントを予想した。
俺は願望も籠めてデストラムだ。再戦が叶うなら俺一人で挑戦してみたい。
出てきた魔物は…………
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
次のボスは果たして……?
ヒント:118話
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