第109話 当主があらわれた!
フランベール籠城戦から二週間後、戦後処理に追われていた北部戦線の責任者、クロード・ランニス子爵は、ようやく他の物事にも目を向けられる余裕が生まれた。
「≪白鹿の旅人≫は確かブルタークがホームであったな?」
「はい、閣下。ダンジョン探索で留守にする事も多いそうですが、普段はブルタークに滞在していると聞き及んでおります」
「ふむ……」
あれ程の逸材、できれば手元に置いておきたいと考えていたクロードは、金銭や地位、更には娘の婿という餌をチラつかせてみたものの、イッシンからはとうとう色よい返事を貰えなかった。
それを不快だとは思わなかったが、とても残念に感じていた。金や地位になびかない者はクロードもこれまで何人か見てきていた。自身の経験上、得てしてそういった者ほど有能で信に足る人材なのだ。
そこでクロードはアプローチ方法を変えた。
彼らは冒険者なのだから、何か要望があれば依頼を出せばいい。本人もそう言っていたではないか。まずはそこから互いの関係を深め、信頼を得ていこうと決めたのだ。
「≪白鹿の旅人≫に指名依頼を出してくれ。内容は“新型ゴーレム制作の技術指南”だ」
「かしこまりました」
これなら向こうも断り辛いはずである。
無理強いをするつもりは毛頭なかったが、あの新型ゴーレムの戦力は軍を預かる身としても無視できない。今後、王国を守る為にも是非とも欲しい技術であった。
だが、そこで別の懸念が生じた。
(あのゴーレムは強力過ぎる。フランベールだけで開発し量産したとなると、最悪謀反を疑われる、か?)
そう考えたクロードは先ほどの依頼を一時取り止めると、まずは王都の軍部宛てに信書をしたためた。
一方、戦争の影響が徐々に薄れ始め、商人の往来も普段通りに戻りつつあった交易街ブルタークでも、≪白鹿の旅人≫に注目している男がいた。
ブルターク、及び周辺地域を統治する侯爵家の当主、ランド・マルムロース侯爵である。
「この≪白鹿の旅人≫なる者たちが戦況をひっくり返した……と?」
「そのようでございます。特にリーダーである≪ゴーレム使い≫が生み出した新型ゴーレムが多大な貢献をしたと耳にしております」
「むぅ、新型ゴーレムとな……」
実はマルムロース家お抱えの研究チームには、ゴーレム工学を専門とする者がいた。
ゴーレム工学は王国内では不人気な学問であり、研究も大して進んでいないというのが世間の風評であった。
だが大海を渡った西の大陸では、戦争に使役するゴーレムなんかも出始めていた。せいぜい荷運びや盾代わりといった一般兵の代用品止まりではあるものの、それでも一応の成果は出始めているようだ。半島の技術より大分先を行っていた。
マルムロース家の当主であるランドは文明の進んだ西大陸ルルノアのシンパである。
西で発展を遂げた学問や芸術、流行などを甚く好んでいた。ゴーレム工学者を採用したのも、ルルノア大陸にある先進国の真似事が出来ればと考えての経緯からだ。
ただし研究成果は芳しくなく、歩行させて手を動かすだけのゴーレムを作製するのがやっとの状況であった。
今回のようにエース級の活躍をするゴーレムなど、自分の研究チームは勿論の事、世界のどこを見渡しても発明したという話は聞いた事が無かった。
「その冒険者、ぜひ我が侯爵家に迎え入れたい!」
「恐れながら旦那様。その冒険者パーティは貴族へ仕える意思がないように見受けます。噂では、ランニス子爵家へ仕官の話も断ったとか」
「なんと! あの者でも引き留められなかったと申すか!?」
ランニス家は古くから王国の盾となる由緒正しき家柄であった。領地が帝国との国境付近にあることから、子爵家は帝国打倒を掲げる革新派に所属していた。
一方のマルムロース家は帝国との講和を模索すべきだと主張する保守派であった。流石の王国も、大国であるガラハド帝国相手に戦争を吹っ掛けて無事で済むはずがない。せいぜい専守防衛で繋ぎ止めるのが関の山だと侯爵は考えていたからだ。
そんな水と油の派閥同士だが、ランドはランニス子爵のことを買っていた。
革新派に所属する多くの貴族は碌な具体案も提示せず、勇ましい言葉ばかりで帝国打倒を謳っているが、ランニス子爵だけは理知的に帝国の危険性を説いてきた。
相容れぬ思想だが、個人的には好感を持てる人物ではあった。
(子爵には人を引き付ける求心力がある。あの男の誘いにも乗らぬのなら、士官させるのではなく、まずは依頼として協力させた方が……)
そう結論を出したランドは、指名依頼という形で≪白鹿の旅人≫を招くことにした。
だが此度の戦争で一級戦功もののゴーレム技術を侯爵家で独占したとなると、王族や他の上級貴族からも反感を買うだろう。ただでさえ、交易で儲けている侯爵家にはなにかと政敵が多い。要らぬ疑惑をかけられぬよう、王都には事前に根回ししておく必要がある。
奇しくも子爵家と侯爵家は似たようなタイミングで、これまた似た内容の書簡を王政府に届け出た。
それを受け取った王都の文官は困惑していた。
「新型ゴーレム研究の許可? これは一体……?」
フランベールやブルタークの北部では、新型ゴーレムの活躍は有名であったが、王都方面ではまだその噂は届いておらず、軍部関連からの報告書であったゴーレムの戦果も、未確定情報として上層部には事細かく伝わっていなかった。
それよりも、王政府はやらなければならない事が目白押しであった。とりわけ火急の案件は、失った兵士の補充に要塞や基地の補強、それと地球人たちの今後の扱いについてだ。
此度の戦争では多くの地球人らしき帝国兵が存在していた事を軍部は既に掴んでいた。捕虜の中にも地球人と思しき者は多く、自国内の保護している者も含めてこのままにはしておけない。
だが忙しいからと言って子爵家、ましてや侯爵家から送られてきた嘆願書を無視する訳にもいかない。
自分には判断できないと考えた文官は、上司である副大臣へと相談を持ち掛けた。
「なに? 新型ゴーレム製造の許可? それも侯爵と子爵が連盟でか!?」
「い、いえ。連盟ではなく、どうやら別口のようです。ほぼ同時に似た内容の嘆願書が届いてございます」
「ううむ、なんとも奇妙な…………」
副大臣クラスともなればゴーレムの報告は一応届いていたが、さっと目を通しただけで、それほど重要ではないと考えていた。
これはランニス子爵が≪白鹿の旅人≫をいち早く取り込めるようにと、他の貴族から目を付けられないよう、少しばかり控え目な報告書を提出した事が一因でもあった。
「新型ゴーレムとは、それ程の性能なのか?」
「申し訳ございません。自分にはなんとも判断が出来ず……」
「……だろうな。だが、普通のゴーレムであればわざわざ確認の書簡など送ってはこまい。これは相当な代物と見た」
伊達に長年政治に身を置く副大臣はない。嘆願書が送られた意味を、彼は十分に理解していた。つまり黙って研究していては何かしら不都合が生じる、それ程のゴーレムなのだ。
「相分かった。この件は私から王様へと報告をする。下がってよい」
「ははあっ!」
2通の嘆願書を受け取った副大臣は、さっそく国王への謁見を申し出た。
「ふむ、これがマルムロース家とランニス家から届いた嘆願書か……」
エイルーンの王であるアルバート・ロイ・エイルーンは2通の嘆願書に目を通した。戦後処理で忙しい身である王だが、副大臣からの要望ということで、少しだけ時間を割いて謁見を許可したのだ。
「わざわざ嘆願書を送るとなると、かなりのゴーレムが世に出たのだと思われます」
「…………そうだな。余も同じ意見だ。恐らく謀反有りと疑われぬように配慮したのであろう」
ただ、もしそうだとしたら王政府としても指を咥えて見ているだけでは芸がない。
子爵と侯爵の両名は、王も認めるほどの傑物だ。その二人が謀反など思いも寄らぬ事だが、そのゴーレムには多少の興味が沸いた。
「ところで王都ではゴーレム工学とやらは研究していないのか? 余は記憶に無いのだが……」
「はっ! 一応学問のひとつとして存在しますが、何分不人気なものでして、専任の技術者も居ない状況です。魔道具研究所の一部門として名目上は御座いますが……」
今回の謁見に際して、当然副大臣も事前に調べていた。その彼でさえも調べる前は、そんな学問が研究所で取り扱われているか全く分からなかったのだ。
「むぅ。まぁ、致し方ないか……」
アルバート王自身もゴーレム工学の部門が王都にあるなど知らなかったので、この件で誰も責めるつもりは無い。それほどゴーレム工学とは不遇の分野なのだ。
「その新型ゴーレムとやらを見てみたいが……今は生憎、余やジェイドは手が離せん」
ジェイドとはこの国の王太子、つまり次代の王となる第一王子で、今はアルバート王と共に、戦後処理の対応に追われていた。
そこで誰か代理を立てて、新型ゴーレムを見定めようと王は考えた。
「そうだなぁ……ケールズかフローリア辺りが適任か?」
王に問われ、横で一緒に聞いていた大臣がすかさず答えた。
「ケールズ様もお忙しい身、フローリア様が宜しいかと……」
ケールズは第三王子でこういった頭を使った仕事は得意だが、王たちと同じく戦後処理の手伝いとして大臣のサポートをしていた。今はそれどころではないはずだ。
そこで第一候補に挙がったのが第三王女フローリアだ。
フローリア自身も学問を好み、特に魔導工学に強い関心を持っていた。普段から研究所に出向くほどで、王族の中でも少し変わり種の存在だ。
既に姉二人は公爵家と他国の王族へと嫁いでしまったが、彼女だけは政略結婚を拒み続け、未だに学問を学び続けている少し困ったお姫様なのだ。
たが彼女の知識は確かで、魔導工学研究所の副所長という地位を、ただのお飾りではなく、己の実力で掴み取った程の才女だ。
ちなみに第二王子は頭より身体を使った事が得意な為、現在は王族親衛隊の副隊長を務めている。今回の適任者とは成り得ないので、王と大臣は初めから候補にすら挙げていなかった。
また、第四王子・王女以下はいずれもまだ幼く、流石に任せられる年齢ではない。
「よし、フローリアに一任しよう。何名かの補佐を付けさせろ。それと侯爵家と子爵家には王都での合同研究という形で返答しろ!」
「仰せのままに、陛下」
こうしてイッシンたちの与り知らぬ間に、新型ゴーレムの研究は王都で行われる事となった。
いよいよ指定された日時となり、俺は佐瀬たちに一時的な別れを告げると、ブルタークの南西にある貴族専用の正門前に来ていた。且つて侯爵家令嬢を護衛する際に待ち合わせた場所と同じである。
万が一にも遅刻する事など許されないので、一時間くらい早く向かったはずなのだが、既に貴族用だと思われる馬車と何人かの護衛の姿が見えた。
その護衛の一人が馬上から声を掛けてきた。
「む、久しいな。イッシン君」
「貴方は……リアン副隊長!」
籠城戦で一番お世話になった青年士官、リアン・メイランだ。
彼はメイラン男爵家の三男であり、フランベール西方軍守備隊の副隊長でもある。籠城戦では彼の指示で防衛任務を行なっていた。
「団長! イッシン君が来ました!」
「ああ、今行く」
そう返事をして馬車から降りてきた人物はケイヤの父、クロード・ランニス子爵である。彼らとは凡そ三週間ぶりの対面であった。
「子爵様、お久しぶりでございます。この度は————」
俺が頭を下げ口上を述べようとすると、子爵は片手を上げてそれを遮った。
「私と君の仲だ。今後も堅苦しい挨拶はせんでもいいぞ?」
「は、はぁ。それは助かりますが、流石に侯爵様の前では不味いのでは?」
「ん? 侯爵は多分お見えにならんぞ」
「え?」
確か依頼内容は侯爵・子爵共に王政府に来て新型ゴーレムの技術協力をする、という内容だったはずだ。
何か変更があったのかと尋ねると、単に俺の聞き間違いだったようで、”侯爵・子爵本人”ではなく正確には”侯爵家と子爵家の人間”、という意味だったそうだ。
(そ、そうか。冷静に考えたら、そりゃあそうか……)
ゴーレム研究の為に、わざわざ貴族の当主が王都に出向く理由などないのだ。あまりの依頼内容に、どうやら俺も少し混乱していたようだ。
だが……
「……でしたら、なぜ子爵様はご本人が?」
「君が心配で同行する事にした。それに王都に行けば娘の顔を拝めるやもしれぬからな。それより≪白鹿の旅人≫は君一人だけなのか?」
「はい。ゴーレム工学でしたら、私一人で十分かと……」
「成程。流石は≪ゴーレム使い≫と言ったところか」
「過分な二つ名ですが、尽力させて頂きます」
畏まった返答をすると、子爵は苦笑いを浮かべた。
「そう謙遜する事もあるまい。聞けば剣の腕も中々だそうだな? よければ道中、馬車の中で武勇伝でも聞かせて貰えないか?」
「は、はい!」
ランニス子爵と話し合っている間に定刻が近づいてきたのか、貴族専用の門から豪華な馬車が出てきた。その馬車に刻まれた紋章は間違いなく、以前同行したマルムロース侯爵家と同じ家紋であった。
だが少し様子がおかしい。以前、当主の孫娘であるアーネット嬢を送迎した時より馬車は豪華で、護衛の人数も倍近くはいた。
「ん? まさか…………」
ランニス子爵も異常性に気が付いたのか、少しだけ緊張した面持ちで、こちらに向かってくる馬車を出迎えた。
馬車は俺たちの傍に停車すると、護衛の者がすぐにドアを開け、その中にいた人物が語りかけてきた。
「老体故、馬上から失礼するぞ。ランニス子爵、久方ぶりじゃな」
「これはマルムロース侯爵閣下! まさか、貴方様がお見えになるとは……」
もしかしなくても侯爵ご本人の登場だ。これには子爵も予想外だったらしく恭しく挨拶をし、俺も慌てて地面に膝をつき、こうべを垂れた。
「お初にお目にかかります、侯爵閣下。今回ご指名を頂きました≪白鹿の旅人≫のイッシンと申します」
「ふむ。其方らの事は孫娘であるアーネットからも聞いておる。それにダンジョン探索や戦争での華々しい活躍もな。構わんから楽にせよ」
「はっ!」
そこで俺は顔を上げ、初めて侯爵の顔を正面から見た。侯爵は確かにご老体ではあったが、病気とは無縁そうで随分と元気そうな御仁だ。
マルムロース侯爵はジッと俺を見つめていた。
「ふむ。聞いていた通り若いのぉ。其方が噂の≪ゴーレム使い≫だな?」
「はっ! 恐れ多くも、そう呼ばれているようです」
「ふむ……年の割には落ち着いた子だ。其方はもしや貴族の出か?」
「いえ。生まれも育ちも、しがない平民出でございます」
「ほほぉ? 色々と気にはなるが、話しは道中でいくらでも出来よう。良ければ私の馬車に乗りなさい」
「え? で、ですが……」
俺は困った顔で、先約していた子爵の方を振り向くと、彼が助け舟を出してくれた。
「私の事は良い。侯爵様のご厚意に甘えなさい」
「む? もしや子爵の馬車に乗るつもりだったかの? それは悪い事をした。ならば明日は其方に譲るとしよう」
「お心遣い、感謝致します」
ランニス子爵はそう述べるとその場を去って自分の馬車へと戻った。ちなみに俺の意見は全く考慮されなかった。
(侯爵本人は来ないんじゃなかったのかよぉ!? なんでケイヤパパといい、この爺さんといい、当主自らが付いて来るんだよぉ!?)
俺は内心涙目になりながらも、侯爵に促されるまま馬車へと乗り込んだ。その前に武器を預かると護衛の者が言ってきたが、それを侯爵は止めさせた。
「無用じゃ。B級冒険者なら、儂くらい素手でもくびり殺せよう。そのまま乗ってよいぞ」
「で、ではお言葉に甘えて……」
それでも帯剣したままは不味かろうと、俺は名波から預かっていた小型ポーチに魔剣を収納した。
「ほぉ、そういえば小型ポーチを持っているのだったか」
侯爵クラスとなると、小型ポーチくらいではそこまで驚いていないものの、感心したように呟いた。大貴族と言えども、決して安い代物ではないのだ。
「はい。この中に件のゴーレムも収納しております」
「うむ! すぐに見てみたいが、馬を休ませるタイミングまで我慢するとしよう。よし、馬車を出せ!」
「「ははぁ!」」
侯爵が合図を出すと、いよいよ一行は動き出した。
予定では明後日のお昼前には王都に到着する。護衛の数が仰々しいこの一団に手を出すような愚か者はいないだろうから、ほぼ定刻通りに到着するだろう。
馬車は侯爵家から3台、子爵家からは2台出ており、護衛の騎士は総勢で30人以上はいた。その内4名が子爵家からなので、殆どが侯爵家の手の者となる。
道中、俺は侯爵に色々と尋ねられた。
「君の白髪はこの辺りではあまり見ないが、どこの出身なのかね?」
「東の島国です。ヤーパンという名ですが、小国ですので恐らくご存じないかと」
「むぅ、聞かん名の国だ。大陸東部には、小さい島国が幾つもあるとは聞くが……」
これは俺たち≪白鹿の旅人≫が出自を聞かれた際に利用する新たな設定だ。
この世界には嘘を見抜くマジックアイテムという非常に厄介な代物が存在する。それを使われる恐れがあるので、例え日常会話だとしても侯爵相手には油断ならないのだ。
そこで考えたダミーの出身国がヤーパンだ。
日本をドイツ語で呼称しただけなので、何も嘘は言っていない。それと大変都合が良い事に、メルキア大陸の東部には諸島があり、そこには大小様々な島国が入り乱れているそうだ。
その情報を仕入れた俺たちは、そこの出自だと言う新設定を作った。これで嘘をつくことも無く、且つ俺たちが日本人だとは結び付くまい。
唯一リトアニア人であるシグネも「ヤーパンから来た」と言えば嘘ではない。彼女らは日本旅行中に転移してこの世界に来たのだ。それは疑いようの無い真実である。
(侯爵が日本人の存在を知っているかは謎だが、王政府は間違いなく気が付いているだろうからな)
”地球”や”日本”などはNGワードである。
俺はこの依頼の期間中、日本人転移者ではなく、東の島国ヤーパンから流れ着いた成り上がり冒険者を演じ続けなければならない。
馬車内での侯爵との会話は一瞬たりとも油断が出来ず、俺は初日から精神的に疲労させられるのであった。
◇◆◇◆ プチ情報(スキル紹介) ◇◆◇◆
スキル名:【テイム】
タイプ:恩恵型
系統:契約系
分類:技能スキル
レベル:1
主な所持者:不明
動物や魔物を手懐けるスキル。互いに契約を結ぶ形となるが、どの程度の命令を許容するかは、お互いの親密度が大きく影響する。
魔力や闘力、知能の低い魔物ほど契約で縛りやすい。
スキル名:【魔物使い】
タイプ:恩恵型
系統:契約系
分類:技能スキル
レベル:2
主な所持者:不明
【テイム】スキルの進化版で、より強い魔物を使役し易くなる。
スキル名:【ブリーダー】
タイプ:恩恵型
系統:補助系
分類:適性スキル
レベル:1
主な所持者:シグネ
動物との親密性を向上する適性スキル。ただし魔物など敵意を持つ生物が相手だと非常に難しい。ダンジョン産の魔物相手だと殺意しか感じ取れない。
スキル名:【調教師】
タイプ:恩恵型
系統:補助系
分類:適性スキル
レベル:2
主な所持者:不明
【ブリーダー】スキルの進化版で、更に親密性を向上させる。魔物の知能が高いほど効果もより高くなる。
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