第107話 二つ名

 俺たちがブルタークの街に戻って一週間後、北部のフランベール方面だけでなく、南部方面に侵攻していた帝国軍も撤退したそうだ。王国軍の勝利である。


 ただし追撃戦時に帝国領へ逆侵攻を試みたそうだが、その先にはしっかり帝国軍の防衛線が敷かれており、新たな領土を増やすまでには至らなかったそうだ。


 これは例年行われる小競り合いと同様で、どうやら帝国軍は口減らしの為に王国領土へ侵攻したようだ。ただし今回は兵数が異常なまでに多かった所為で、王国側にもかなり甚大な被害が出た。


 無論、帝国軍側にはそれ以上の死者が出ているのだが、あちらは元々不要な人員を最前線に送り込み、本当に大事な主力は侵攻に参加しないか、比較的安全な後方で温存させていた。


 帝国側では、エイルーン王国に侵攻して甚大な被害をもたらしたと勝利宣言を行っていた。つまり互いが勝者だと主張するのだ。


 まぁ、こうしたプロパガンダは往々にしてあるものだ。


(何人か有用な帝国軍兵士もいたけどなぁ……)


 シグネの鑑定でステータスの高そうな兵士は真っ先に佐瀬や名波が狙い撃ちしていた。相手が地球人でなければ基本容赦はせず、優秀な士官を何人か戦闘不能に追いやったはずだ。


 これで帝国もしばらく大人しくしてくれればいいのだが……








 ガラハド帝国の重要軍事施設であるフリディニオ城塞は帝国領の東部に位置する。主に対エイルーン王国や北方民族自治区用の東部司令塔基地である。


 その基地では王国軍への侵攻から戻って来た将校や上級士官たちが軍議を行なっていた。既に粗方の報告は行われていたが、改めて王国軍の戦力評価を行っている最中である。


「————南部キプロム要塞での戦闘報告は以上です」


 キプロムとは王国領の南西にある大きな街で、そこから馬で1日ほど離れた位置にキプロム要塞が存在する。王国にとっては南部守りの要であり、帝国軍にとっては厄介な要所でもある。


「やはり王国の南部は守りも固いか……」

「あそこは獣王国にも近いですからなぁ」

「王国も馬鹿ではない。あそこを破るのは容易ではないだろう」


 今回の侵攻作戦は近年類を見ない大規模攻勢であった。


 普段より多い軍勢の甲斐もあり、一時は惜しいところまで持って行けたが、最後には王国精鋭部隊である聖騎士の助力も有り、押し切れずに撤退となった。


 この度の戦争における帝国軍の一次目的は、増えすぎた志願兵の口減らしにあった。


 事実は急遽降って湧いた地球人の口減らしが主目的だが、帝国でも異世界人に関する情報は、上層部以外には秘匿されている。


 現場でも一部将校以外は知らされていなかった。


 地球人の中には自ら兵に志願する者もいたが、そういった連中も含めて篩に掛ける為、新兵同様に前線送りとなった。この戦いで生き残った能力ある者や忠誠を誓う者は、改めて士官候補兵として重用する予定だ。



「撤退という結果になったが、得た物は大きかった。滅多に出さぬ虎の子≪聖騎士≫の戦力分析も十分おこなえた。南部での戦果は上々であろう」


 二次目的として、王国軍への威力偵察もあったが、こちらも及第点と言えた。王国聖騎士軍は基本的に本国への守りに使われる為、滅多に最前線へと姿を見せず、情報が少なかったのだ。


 今回キプロム要塞を堕とされそうになり、慌てて出動命令でも出したのか、少人数ではあったものの、聖騎士の戦闘を間近で視ることができた。情報部も先日の失態を取り戻すべく、鑑定士を動員してしっかりと聖騎士たちのステータスを観測していた。



 だが、今回の戦争における三つ目の目的に関しては――――


「北部のフランベール要塞戦ですが……こちらは芳しくありませんね」


 帝国軍としても想定以上の兵数が動員された事で、「これは口減らしだけではなく多少の領土は切り崩せるのでは?」という期待は確かにあった。


 そこで提案されたのが北部の難所、フランベール要塞の確保である。


 まずは南部に侵攻して王国の目をそちらへと向ける。その後で北部へ攻め入り、フランベールを奪取するという至ってシンプルな作戦だ。新兵や雑兵ばかりなので、これ以上複雑な作戦は立てようが無かったのだ。


 より成功の確率を上げる為、少数精鋭による王国内部へのゲリラ作戦も敢行されたが、そちらは失敗に終わった。運悪く想像以上の手練れと遭遇戦をしたらしく、貴重な精鋭部隊が壊滅的なダメージを被ってしまったのだ。


 それでも西方軍相手に籠城戦へ追い込むまでは順調に計画が進んでいた。地球人から得た知識で作った爆弾という試作兵器で二つの門も見事に破壊できた。


 その時点で将官たちは要塞奪取の成功を確信したが、まさかそこから押し返されるとは思いもしなかったのだ。



「報告によりますと、王国軍は強力なゴーレムを使役し、次々と兵士を打ちのめしたとあります」

「あちらにも地球人がいたのか、凄腕の雷魔法使いが猛威を振るったそうです」

「あれは地球人じゃないだろう。連中はこっちの世界に来てまだ1年ほどだ。それで中級魔法に分類されるアロー系を扱えるとは思えない」

「間引く予定の無かった有能な士官が何人も射手の餌食になってます。これもかなりの痛手ですよ……」

「戦功を上げる為に後方で帯同させていた貴族の子息なども何名か戦死しております。これは貴族側からも苦情が出るでしょうな」


「むぅ…………」


 北部は元々想定していた以上の戦死者を出し、しかも死なす予定の無かった士官たちも多く失ってしまった。なまじ序盤は押していただけに功を欲して前へと出過ぎたのだろう。


 ハッキリ言って北部は完全な敗北だ。予め後方に防衛線を設けていたとはいえ、王国側が本気で逆侵攻を考えていたら、幾つかの町は堕とされていただろう。


「そのゴーレムとは一体何なんだ!? 魔法も矢もまるで通じないと聞いたぞ!」

「しかもゴーレムは空を飛び、魔法すらも放つそうです」

「あんな化物を量産されたら、要塞など意味を成さないではないか!」

「大体、なんであんなモノが今の今まで報告されなかったのだ!? その為の情報部であろうが!」


「も、申し訳ありません! 王国北部の暗部は少し前に何名かの行方不明者を出しており、現在は再編中でして……」


 交易街ブルタークを中心に帝国暗部は活動をしていたが、少し前から何名かの暗部たちと連絡が取れなくなっていたのだ。更に情報局の表工作部隊でもある冒険者パーティ≪黒星≫も行方知れずで、更には人質要員を収監していたエットレー収容所が何者かによって襲撃されたのだ。


 それを契機に最近では地球人によるゲリラ活動も見られるようになり、帝国内部も多少ごたついていた。


「暗部や工作員冒険者の件は聞いておる。間違いなく裏切り者が出たのだ。それも複数! でなければ、帝国中央部にある収容所が襲撃され、囚人全員に逃げられるなど考えられん!」


 現在は行方不明である≪黒星≫が第一容疑者と想定し、情報部では裏切り者の洗い出しに時間が掛かっている状況だ。そんな疑心暗鬼の中で得た暗部からの情報など、信用もなく使い物にはならなかった。


 現在はブルタークにいる暗部たち全員に帰還命令が出ていた。帝都にあるマジックアイテムで尋問し、裏切り者をあぶり出すためだ。


 そんな最中での開戦とあってか、最近は王国側の情報も入りにくくなっていた。これではゴーレムの出処を探る事は非常に困難だ。


「それと中央の研究部にもゴーレム工学の研究を打診しろ! 我々も後れを取る訳にはいかない!」


「はっ!」


 帝国軍の軍議はまだまだ続くのであった。








 ブルタークに戻った俺たちは、暫くの間は街で大人しくしていた。


 本音は遠出をしたかったが、街の周辺は相変わらず巡回する兵士たちが多く、気軽にエアロカーを取り出せる状況ではなかったからだ。


「む~、ダンジョンに行きたい! 冒険したい!!」


 初めの方こそ、久方ぶりな街の生活に身も心もゆっくり休めていたが、活発的なシグネが飽きだすのにはそう時間が掛からなかった。


「ブルタークダンジョンなら別にいいんじゃない?」


 街のすぐ傍にあるブルタークダンジョンならエアロカーを使うほどでもなく、徒歩でも行ける距離なので、俺たちは久しぶりにダンジョン探索を楽しむ事とした。



 ダンジョン前では相変わらずポーターを希望する孤児たちが多かったが、今回は雇わなかった。


 ゴーレムを使役した事で、俺たちは名実ともにマジックバッグ系アイテムの所持者だと知れ渡っていた。この状況では流石にポーターは不要だろう。


 佐瀬はちょっとだけ渋い顔をしたが、孤児たちに声を掛けるような真似はしなかった。あちらも俺たちの噂を耳にしていたのか、遠巻きに憧れの視線を送るだけで、声を掛けて来なくなった。


「あ、あれが戦争で大活躍した≪白鹿の旅人≫……!」

「かっけぇ! ≪ゴーレム使いマスター≫のイッシンさんだぜ!」

「≪雷帝らいてい≫のお姉さま、凛々しいわぁ……!」

「≪暗弓くらゆみ≫もいるぞ! 夜間でも次々と帝国兵を撃ち抜いた凄腕射手なんだろう?」

「≪天駆てんく≫シグネ! 空を駆けるって噂だ!」


 孤児だけでなく、他の冒険者たちも俺たちに注目していた。


「う、皆からの視線が……」

「もう完全に≪雷帝≫の名が広まっちゃったじゃない……」

「くらゆみ? 蔵弓かなぁ? 私、双剣の方がメインなんだけど……」

「私にも二つ名!? てんくって何だろう?」


 念願の二つ名呼びされたシグネは嬉しそうにはしゃぎ、近くで噂話をしていた冒険者たちを掴まえてストレートに自分たちの事を尋ねていた。異世界式エゴサである!


 情報を聞き終えたシグネが戻ってきた。


「天を駆けるって意味で“テンク”らしいよ! ルミねえは暗闇の弓使いで“クラユミ”だって!」


「ああ、なるほど。シグネは≪天駆≫か」

「私は≪暗弓≫? うぅ、なんか暗そうな二つ名だなぁ」


 実際にはリストアの言語が使われているはずだが、俺たちの二つ名は漢字で日本語だ。一体自動翻訳でどういった作用が働いているのだろうか。似た単語を上手い具合に翻訳してくれているのかもしれない。


 ちなみに俺はゴーレム開発者という情報が先行したのか、“ゴーレム使い”という安直なネーミングで呼ばれ始めていた。


(どうせなら、剣とか回復魔法系の二つ名が欲しかった……)


 それぞれ自分たちの二つ名に感想を述べながら、ブルタークダンジョンへと踏み入れた。








 前回の続き、50階層から転移してまずは一度通過したボス部屋を除いた。


「また留守だぁ!?」

「ここのダンジョンでボスを見た記憶ってないわね……」

「仕方ないよ。ここのボスはBランクでも弱い方らしいから……」


 50階層の守護者はフィアースネークという中型の蛇だ。中型といっても人を飲み込めるくらいには大きいのだが、この世界ではその程度を大型とは呼称しない。


 フィアースネーク最大の武器は体内に持つ猛毒なのだが、【キュア】魔法持ちやキュアポーションさえ用意しておけば苦戦するような相手でもない。多分C級冒険者パーティ辺りにでも狩られたのだろう。



 仕方がないので俺たちは51階層へと進む事にした。ここから先はボス部屋でなくてもBランクの魔物が出没するそうだが、殆どがCランクなので、俺たちが苦戦するような階層ではない。


 僅か一日で56階層まで進んでしまった。


「今日はここで野営するか」


「分かったよ! ゴーレム君を出すね」


 そう告げると名波は小型ポーチからゴーレム君1号を取り出した。籠城戦で多少破損してしまった装甲だが、きちんと治しておいたのだ。


 元々ゴーレムは夜営時の見張りに使えないかと考案して生み出したのだ。今こそ彼に本領を発揮してもらう時が来たのだ。



 俺たちは食事を終えるとダンジョンの中だというのに全員が寝袋に入って熟睡した。ゴーレム君の性能試験も兼ねているので、敢えて魔物が来そうな位置を野営地に選んだ。



 夜、寝ていると何やら騒がしい音が聞こえて目が覚めた。


「……ん? なんだ、ただのブレイズドッグか」


 そこには討伐難易度Cランクであるブレイズドッグが3頭いた。ゴーレム君もダンジョンから外敵だと認識されているのか、ブレイズドッグたちは連携してゴーレム君へと襲い掛かったが、それを悉く返り討ちにしていた。


 陽動するつもりなのか、寝ているシグネの方に1頭が向かうも、すぐさまゴーレム君が動いて排除に当たる。巨体ボディのゴーレム君だが、機動力も半端ないのだ。


(ゴーレム君には俺たちの守護を最優先にしてあるからな)


 Cランク如きでは何頭いようがゴーレム君の守りを突破するのは無理だろう。Bランクの素早い魔物が複数で襲い掛かると厳しいかもしれないが、手に負えない場合は俺たちを叩き起こす様に命令してある。


 これなら安心して夜警を任せられそうだ。


(それにしても、シグネはこんな状況でもよく寝ていられるなぁ)


 佐瀬も名波も起きていたが、シグネだけは夢の中だ。ちょっと危機意識が足りなさ過ぎな気もする。それともゴーレム君を信頼しての安眠だろうか。


(ま、この階層なら問題ないな。お休み~)


 俺も最後まで結果を見ず、シグネに倣って横になる事とした。




「————っ!」

「~~~~ッ!?」


 翌朝、何やら騒がしい声が聞こえて起き上がると、ゴーレム君を挟んでその奥に、見知らぬ冒険者たちの姿が見えた。


「お、起きたぞ!?」

「本当に寝ているだけ、なのか……?」


 冒険者たちがざわつき始めた。


 俺は起きたてで頭が働かない中、周辺を観察する。どうやら名波は既に起きていたらしく、冒険者たちと言葉を交わしていたが、佐瀬は俺とほぼ同じタイミングで起きたのか、若干寝ぼけ顔のままだ。


「…………何事?」


「さぁ……」


 名波との話し合いが終わったのか、冒険者たちはゴーレムの方を見ながら、俺たちの横を恐る恐る通り過ぎていった。


 名波から事情を聴くと、冒険者たちはゴーレムの傍で寝ている俺たちを見て、襲われて倒れていたのだと勘違いしてしまったようだ。慌てて救助に向かおうとするもゴーレムが素早く行く手を塞ぎ邪魔をする。いち早く【感知】で冒険者たちの接近に気付いた名波が起きて仲裁に入った。


「ゴーレム君も敵意がないと判断していたのか、攻撃はしなかったよ」


「…………本当に学習能力高いよなぁ」


 デフォルト状態で“人を殺すな”とは命令しているが、明らかに救助目的で近づいた冒険者だと認識でもしたのか、ゴーレムからは一切攻撃をせず、通せんぼをするだけだったらしい。


 相手も尋常ではないゴーレムの行動を不審に思い、そういえば戦争でゴーレムを使役していた冒険者の存在を思い出したのだとか。ゴーレムにはまだ王国のエンブレムが残ったままだったので、それも一役買ったのか、大きな揉め事に発展しなかったようだ。


「こういうケースは想像してなかったなぁ。今度プラカードでも持たせてみるか?」


 ゴーレム君に“睡眠中です”というプラカードを持たせてはと提案してみたが、そんなシュールな光景を想像した佐瀬が吹き出した。


「ぷくく……。でも、寝ている最中にトラブった場合、私たちが誰も見ていないのは問題よね」


 確かに、ゴーレム君に危害を加えられたと他の冒険者たちから主張されても、寝ていた俺たちでは否定しようもない。


「うーん、長谷川さんにでも交渉して、監視カメラでも取り付けてみようかな?」


 寝ている間位なら録画も可能だろうし、仮に悪意のある冒険者が俺たちの寝込みを襲った場合でも証拠として残るだろう。カメラはマジックアイテムだとでも誤魔化せば問題ない。


(今度タイミングを見てゴーレム君を改造するかな)



 その後、シグネもようやく目を覚まし、全員で食事を取った後は再び上の階層を目指して活動した。




 それから半日も経たずに60階層のボス部屋前へと辿り着いた。中の様子を見るとしっかり守護者が居た。


「やっとボスとの遭遇ね!」

「このダンジョンで留守じゃなかったの、初じゃないかな?」


 相手はBランクでもそこそこ強い雷山猫だ。名前の通り、雷の加護を持つ大きな山猫だ。


 ボス部屋に侵入して雷山猫に近づこうとすると、早速雷魔法が飛んで来た。


「……ぐっ!?」

「こんなモノ……効かないよ!」


 高速の雷魔法を避けられずに被弾するも、俺たちには大して効果が無かった。予め佐瀬の【サンダーバリアー】で保護されていたからだ。


「えいや!」


 シグネの気の抜けた掛け声から繰り出された居合斬りで、雷山猫は致命傷を負った。必死の抵抗で相手も雷魔法を繰り出すも、せいぜい下級レベルの威力だったので【サンダーバリアー】の耐性を突破する事はなかった。


「トドメ!」


 名波のアダマンタイト製包丁が山猫の首を斬り落とす。最早Bランク単独なら相手にもならなかった。【サンダーバリアー】がなければ多少手こずっただろうが、それでもやはり負けるとは思えない。


「ん~、もうちょっと練習が必要かなぁ……」


 シグネは自分の愛刀≪鹿角≫を軽く素振りしていた。どうやら一撃で仕留められなかった事に不満なご様子だ。


 少し前までシグネの日本刀は銘が決まらず、彼女はそれを俺たちに相談してきたので、それぞれ案を出してみたのだ。


 そこで見事俺の考えた≪鹿角≫が採用された。


(鹿の角ってそんなに強度のあるイメージないけど、折れちゃわないかなぁ)


 でも本人は気に入ったようなので、野暮なツッコミはしない事に決めた。



 ドロップ品を回収した俺たちはそのまま61階層へと進んだ。








◇◆◇◆ プチ情報(スキル紹介) ◇◆◇◆



スキル名:【木工】

タイプ:職人型

系統:木工系

分類:適性スキル

レベル:1

主な所持者:イッシン


 木材を使った加工や組み立てが得意となる。元々の製造技術や知識が高い程、相乗効果が生まれる。




スキル名:【木工(上級)】

タイプ:職人型

系統:木工系

分類:適性スキル

レベル:2

主な所持者:武藤


 【木工】スキルの進化版。より木材の扱いが上手くなる。




スキル名:【木工(マイスター)】

タイプ:職人型

系統:木工系

分類:適性スキル

レベル:3

主な所持者:不明


 木工スキルの究極系。職人でマイスタースキルを保有する者は、国でも手厚く保護される程の人材となる。


 木材の加工だけでなく、戦闘時でも木製武器であれば補正が加わる。

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