第85話 貴族の護衛依頼

 ブルタークに戻って翌日、ギルドに顔を出すと職員に声を掛けられた。


「護衛依頼、ですか?」


「はい。≪白鹿の旅人≫の皆さんが護衛依頼を避けていらっしゃるのは重々承知なのですが、是非にと支部長からもお願いされております」


 どうやらハワードギルド長からの推薦でもあるようだが、肝心の本人は現在ギルド総本部に出掛けているそうで、長期不在となっていた。これでは文句も言えない。


 代理としてレッカラ副ギルド長が出張所から戻っていた。



 今回の依頼は貴族からの護衛依頼となっている。俺たちが一番避けたかった部類の依頼だ。


 だが、貴族の傍にべったり張り付いての護衛というよりかは、ただの人数合わせに近い内容らしい。そもそも行き先が王都で道中に危険は殆どなく、ちゃんとした私兵も付いているそうだ。


 俺たちは本当に数合わせ要員だけらしく、同行する馬車に乗っているだけでほぼ終わる内容らしい。


「それなら他の冒険者でもいいのでは?」


「能力的にはそうなんですが、貴族と言うのは外聞を気にする方々ですからね」


 ギルド職員が小声で色々教えてくれた。


 いくら数合わせと言っても、低ランクで品の無い冒険者を雇う上級貴族はまずいないそうだ。


 今回の依頼主はこの街の領主でもあるマルムロース侯爵家であった。護衛するのはその侯爵の孫娘である。彼女は普段王都の学校に通っているそうだが、この時期はよく実家に帰省しているらしい。その彼女を再び王都に送り届けるのが任務だ。


 ここ最近では≪黒星≫にその手の依頼が回ってきていたそうだが、現在彼らは留守と言う事で俺たちに話が回ってきたのだ。


(留守と言うか、≪黒星≫は俺たちが壊滅しちゃったしなぁ……)


 まさか巡り巡ってこう返ってくるとは思いもしなかった。


 C級上がりたてとはいえ、オルクルダンジョン60階層の最短攻略記録を保持する俺たちの噂は貴族たちにも届いていたようで、侯爵家からも俺たちなら問題ないとギルドに通達があったそうだ。


 今回の依頼対象が侯爵家のご令嬢とあって、女性冒険者が多いのもポイントが高かったらしい。


(これ、絶対に断れないやつじゃん!?)


 法律上、貴族に冒険者やギルドへの強制力は無いが、それを鵜呑みにするほど俺は馬鹿ではない。この街で生活する以上、侯爵家のお願い・・・はなるべく受け入れるべきなのだ。


「仕方ありませんね」


 俺は詳しい内容を職員から確認すると、今回の依頼を引き受ける事にした。






 そして護衛日の当日、俺たちは指定された街の門の外側で待機していた。いつもの一般人用の南門ではなく、貴族専用の南側にある別の門だ。


「お早う御座います、≪白鹿の旅人≫の皆様。私は今回貴方たちのサポートをします執事のハンスと申します。以後、お見知りおきを」


「パーティリーダーのイッシンです。彼女たちは————」


 俺が代表して全員の紹介をする。


 どうやら彼ともう一人いる小間使いの男が、俺たちの乗る馬車と同席するらしい。軽く打ち合わせを行ったが、日中に関しては殆どする事がない。


 有事の際もまずは侯爵家の護衛から動き、要請があった時のみ俺たちが出動する流れだそうだ。


 実際行う仕事と言ったら、夜営時の見張りを私兵の者と共に務めるくらいだろう。


『うわー、退屈そうな仕事だねぇ……』


『仕方ないわよ。休息とでも前向きに考えて、のんびりしましょう』


 名波と佐瀬が念話で話し合っていた。




 やがて貴族用の南門から護衛の騎馬兵と豪華な馬車が姿を現す。いよいよ護衛対象であるご令嬢が出立するようだ。


 俺たちは基本、彼女と顔見せする必要もない。ハンスの指示で俺たちは急いで馬車に乗り込むと、最後尾付近に位置取りしてそのまま出発した。






(本当に暇だ…………)


 王都方面へ向かうのはこれが初めてだが、名波曰く魔物の気配が殆どしないそうだ。流石に王国の中心部ともなると、魔物や野盗の類は存在しないのだろう。


 その代わり、すれ違う商人や馬車が多いので、そういった人物を注視するようにとハンスから助言を頂いた。


 尤も物々しい護衛がいる上に、侯爵家の紋章が掲げられた馬車隊に近づくような図太い神経の持ち主は皆無であった。


(これが三日間も続くのか。退屈だ…………)


 往路の依頼が無いのはせめてもの救いだろうか。しかし、物々しい数の護衛だ。孫娘となると別に嫡子やその予備という訳ではないだろうに、何か理由でもあるのだろうか?


 今回の護衛対象はアーネット・マルムロースという現侯爵の孫娘で、彼女は王都にある魔法学校に通っている。


 魔法学校というワードに俺たちは食いついたが、ハンス曰くどうやら貴族や大商家の子息・息女くらいしか入学できない名門校らしい。


(平民に余計な力を与えない為か?)


 それか単にお金の問題で入れないだけだろう。


 日本とは違って義務教育が存在する訳ではないし、平民にとって学ぶという行為は、この世界では最早道楽に等しい。お金を支払って学校に行くなら家業を手伝えという考え方が普通なのだ。


 逆に貴族にとって勉学は必要な行為だ。男子であれば剣や政を修め、女子は社交や教養を身に着けるのだろう。


 だが魔法はどうなのだろう? 貴族の令嬢が魔法学校に通うのは、普通の事なのだろうか? これまで貴族との関わりを避けてきた俺なので、その辺に関してあまり深くは知らない。


 流石にマルムロース家がブルターク一帯を統治する大貴族だという情報くらいは得ていたが、その家族までは知りようもなかった。




 初日はつつがなく旅程を消化し、俺たちは夜営の準備に取り掛かった。


 夜の見張りは俺たちから二名ずつと、侯爵家からも四名ずつ交代に出される。数合わせという話だったが、それすらも不要に思える程の厚い陣容だ。


 貴族の護衛はこれが初めてな上に、相手は上級貴族の令嬢だ。これが普通なのか、些かオーバーな護衛なのかは判断しようもない。


(護衛を見る限り、そんなピリピリしている様子はないから、襲撃のタレコミがあったとかじゃないとは思うけど……)


 俺が侯爵家の私兵たちに注意を向けていると、佐瀬から念話が届いた。


『あれが護衛対象のお姫様じゃない?』


 侯爵家の紋章を掲げた馬車の方を見ると、私兵やメイドに囲まれる形で一人の少女が表に出てきた。窮屈な馬車内の移動に疲れたのか、身体を伸ばす動作をみせる。


『年齢はシグネくらいの年頃か?』


『可愛らしい子だね』


 この世界では珍しくないが、金髪の長い髪をした顔立ちの整った少女だ。彼女が侯爵の孫娘であるアーネットなのだろう。


 確かにそこら辺の町娘とは、煌びやかな装いを抜きにしても雰囲気が違う。所作の一つ一つに品を感じられた。


 彼女と小間使いの男が何やら会話をして、男が何度も頭を下げている。アーネットは小間使いが持ってきた壺のようなものに手をかざすと、【ウォーター】らしき魔法で水を継ぎ足していく。


 どうやら水の補給を頼まれたのか? いや、立場的に考えて彼女が自発的に行ったのだろう。


「あの方がアーネット・マルスローム様です。アーネット様は水魔法の才がある将来有望な魔法使いでもあらせられます」


 いつの間にか横にいたハンスが彼女の事を教えてくれた。


『確かに【水魔法】のスキルを持ってるね。でも魔力はルミねえの方が高いよ? 500程度しかない』


『あ、こら! あんまり貴族様のステータスを盗み見するなよ? 露見されたら面倒だ』


 しかし名波より魔力量が低いとなると、そこまで大したことは無いのだろうか?


 彼女は俺たちの中でも断トツに魔力量が少ない。


(いや、そもそも貴族令嬢となると、魔物との戦闘なんてさせてはもらえない筈……)


 実戦抜きで魔力量を500まで上げたのだとしたら、それはそれで凄い気もする。スキル持ちだし、才はあるのだろう。


『気になるのは魔法の種類だな。貴族な上に魔法学校に通っているくらいだし、魔法の知識は相当ありそうだ』


『さっきのは【ウォーター】かしら? 他の魔法も見てみたいけど……流石に無理よね』


 この陣容で彼女が魔法を振るう機会はまず訪れないだろう。こうして馬や料理の為に水の補給をするくらいが関の山か。


 彼女の事が気になりつつも、俺たちは夜営作りの手伝いに回るのであった。






「≪白鹿の旅人≫の皆様。アーネット様からお話がしたいとの要請です」


 それは突然やって来た。


 夕食を済ませ後片付けをし、そろそろ見張りで無い者は横になろうとしていたタイミングで、ハンスではない別の執事から声を掛けられた。


 どうやら見慣れぬ護衛の姿を見たアーネットが興味を抱き、俺たちに声を掛けてきたらしい。それも用があるのは俺以外の三人、女性陣だけのようだ。


『ど、どうするの?』


『……流石に断る訳にはいかないだろう』


 俺以外となると、男には聞かれたくないような世間話か、それとも未婚の令嬢がどこの馬の骨とも知らぬ男性冒険者が近づくのを周りが由としなかったか……まぁ、問題があるとは思えない。


『念の為、【テレパス】はそのまま発動させ続けてくれ。何かあれば相談に乗るよ』


『…………分かったわ』


 渋い顔をしながらも、佐瀬たちは執事の言葉に頷き、三人はアーネット嬢がいる馬車へと向かって行った。当然武装は解除した状態だ。念の為、マジックアイテムの類は全て俺が預かる事にした。



 しばらく時間が経過すると、佐瀬から報告が届いた。


『お嬢様は私たちの身なりに興味があるみたい。髪艶とか気にされてるわ』


 どうやら佐瀬たちの綺麗な髪にご令嬢が興味津々なようだ。


 鹿江町や大学コミュでもケア用品は独自に開発しているようだが、前回の新日本国遠征で彼女たちは日本製のシャンプーやリンス、その他男の俺では良く分からないケア用品を幾つか購入していた。


 ただ手持ちが少なかったのであまり買えないのを悔しそうにしていたが、この世界の女性と比べて地球人、特に日本人の女性は美容に拘りを持っていた。


 どうやらそれがアーネット嬢のお眼鏡に適ってしまったようだ。


『ケア用品とか融通できないか催促されてるけど、どうしよう?』


『んー、買えないことも無いし、今後手に入ったらお譲りするくらいは言っても問題ないのでは? 流石に出処は言えないけど……』



 佐瀬たちの説明に納得してくれたのか、今後ケア用品に余りが生じたら侯爵家が全て買い取るという話で決着がついた。出処についても不問にしてくれるようだ。


 しかも侯爵家ご用達商人の証まで手配してくれるそうだ。


(なんか大事になってきたぞ!?)


 まさかこんなアプローチをされるとは、男の俺では流石に予想もつかなかった。


(まぁ、相手も俺たちに好意を向けているようだし、問題ない……のか?)


 シグネが失礼な発言をしないか、それだけが俺は気掛かりであった。



 ひと悶着あったが、そのお陰で今夜の俺たちの夜警は免除となった。ラッキー♪








 二日目も順調に馬車は進んでいたが、少しだけ変化が生じた。


 シグネがアーネット嬢にお呼ばれして、彼女は現在侯爵家の馬車の中でおしゃべりをしていた。


『アンにお菓子を貰ったよ! でも、あんまり甘くない』


『こら! 間違っても人前で呼び捨てするなよ?』


『え? でもアンが呼び捨てして良いって言ってるよ?』


 シグネはすっかりアーネット嬢と仲良くなり、恐れ多くも彼女の愛称である“アン”呼びをしていた。


『多分大丈夫よ。場所によっては不味いだろうけど、本人も嬉しそうにしていたから……』


 佐瀬がシグネをフォローする。


 彼女たちも一夜ですっかりアーネットと仲良くなったようだが、流石に愛称呼びは固辞した。寂しそうにしていたアーネットを見兼ねたのか、シグネだけは“アン”と呼び、彼女はとても嬉しそうにしていたそうだ。


(誰とでも打ち解けるのは、あの子の才能だろうなぁ)


 俺は内心ではシグネに賞賛を送っていたが、一応“TPOを弁えるように”と釘も刺しておいた。


(というかTPOでも通じるのか!? 自動翻訳スキル、凄いな!?)




 日が暮れ初め、予定通りの場所で夜営の準備を進める。


 すると、なんと今度は俺も含めて全員がアーネット嬢から食事に誘われた。


「ちょっと! 私、テーブルマナーなんて知らないわよ!?」


「俺もだよ!」


「まぁ、野外だからそんなに気にしなくても……」


 確かに名波の言う通りだ。


 俺たちは武装解除し、即席で用意されたテーブルに近づいてアーネット嬢に挨拶をする。


「お初にお目に掛かります、アーネット・マルムロース様。私は≪白鹿の旅人≫のリーダーをしておりますイッシン・ヤノと言います」


「ご丁寧な挨拶、痛み入ります。私はマルムロース家の一子、アーネット・マルムロースです」


 アーネットはスカートの裾を摘まむと丁寧な挨拶で答えてくれた。


「勇敢な冒険者のリーダーと聞いておりましたので、てっきりもっと怖い方かと思いましたが、まるで貴族のご子息様のような殿方で安心しました」


 シグネたちからは俺たちの冒険譚を聞かされていたようで、もっと言葉遣いの荒い男だと思われていたようだ。まぁ、相手にもよるので間違ってはいない。


「私も侯爵様のお孫様を前に些か緊張しておりましたが、冒険者である我々にも親身にして頂き、大変恐縮に存じます」


「まぁ、それではお互い様ですね」


 即席で考えた挨拶に何か不備は無かっただろうかと、俺は嫌な冷や汗が流れるのを感じながら思い巡らせていた。こんな緊張、クレーム対応で上客の自宅へ伺った時以来だ。


 そういった煩わしさが嫌で自由な冒険者を選んだ筈なのに、一体どこでこうなった?


「色々お話したい事もありますが、まずはお食事にしましょう。野外故に大したもてなしは出来ませんが……」


「いえ、私たちには過ぎた配慮、有難き幸せです」


 俺が最敬礼で頭を下げている中、佐瀬から念話が届いた。


『ちょ、ちょっと、いくら何でもへりくだり過ぎじゃない!?』


『え? そ、そうかなぁ……』


 だって言葉遣いを間違えたら即無礼討ちとかじゃないの? え? そこまでしないだろうって?


 どうやら俺は開拓村時代で体験した悪徳貴族の影響で、どうも過敏になり過ぎていたらしい。反省、反省…………



 提供された料理は、可もなく不可もなくといったところだが、この世界での野外料理だと考えたら十分贅沢な部類なのだろう。同伴しているコックに作らせているようだし、味付けこそ濃いが十分満足な出来だ。


「ヤノ様の白髪はこの辺りでは見かけませんが……遠方の方なんでしょうか?」


「遠方と言えばそうですが、私の故郷にいる者は殆どが黒髪です。私だけ突発的に変色しただけですよ」


「まぁ! そう言う事もあるのですね。≪白鹿の旅人≫はオルクルダンジョンの60階層を攻略したと伺いましたが、やはりヤノ様も魔法をお使いになるのですか?」


「私如きに様付けは結構ですよ。自分はそこまで魔法が得意ではないので、下級魔法止まりですね。アーネット様は水魔法に才があると伺っておりますが……」


「幸運にも神から【水魔法】の適性スキルを授かりました。それと風魔法も少しだけでしたら扱えますね」


「おー! 私も風魔法得意だよ!」


 シグネの言葉遣いに俺はギョッとするも、周囲の反応は静かなものだ。どうやら佐瀬たちは昨日ですっかり慣れてしまったらしい。


「ふふ、シグネも魔物と戦うのよね? どういった魔法を扱うのかしら?」


「えっとね。風魔法で足場を作って、こうズババッと!」


 互いにほぼ同い年とは思えない正反対の少女たちだが、二人は楽しそうに会話を繰り広げており、見守っている周囲の小間使いたちも優しい目つきをしていた。どうやら本当に俺は心配し過ぎだったようだ。



 それから主にアーネットとシグネを中心に、俺たちは交流を深めていくのであった。


 そして今夜も夜警は免除された。これで依頼料貰えるとか、本当に楽ちんだなぁ♪








 三日目の日中には王都に到着予定であり、一切の戦闘行為は無く俺たちは無事目的地に到着した。


「今回はご依頼を受けて頂いてありがとうございました。秋過ぎにはもう一度帰省するタイミングがありますので、是非またご依頼しますね」


「前もって言って頂ければ、予定を開けておくように心掛けておきます」


 最初こそどうなる事かと冷や冷やしたが、こんな依頼なら偶に受けても良いだろう。ただ馬車に乗っているだけでは逆に疲れてしまうので、今度本格的に馬車の操縦を習うべきだろうか?


 アーネットたちは王都にもある貴族専用の門を使って街に入っていく。街の外だけの護衛依頼なので、これにてミッションは無事終了だ。


 ここまで付き合ってくれたハンスからも改めて礼を言われ、俺たちは街の外で別れる事になった。








◇◆◇◆ プチ情報(人物紹介) ◇◆◇◆



パーティ名:≪黒竜の牙≫


 カプレットのギルドにてイッシンたちに絡んできたD級冒険者三人組。その正体は帝国情報局の表側の暗部、その末端構成員であった。恥を掻いたリベンジとして同僚である≪黒山の霧≫を誘い襲撃するも返り討ち、全員死亡。




パーティ名:≪黒山の霧≫


 ≪黒竜の牙≫と同じく、帝国の末端構成員だが、表の肩書はCランク冒険者と実力は”牙”よりも少し上。別の依頼で使う予定だった≪隠れ身の外套≫を利用して奇襲するも、返り討ちにあい、三名とも死亡。




パーティ名:≪漆黒の蛇≫


 帝国情報局の表側の暗部。エイルーン王国の東部を任されており、”牙”や”霧”より上の部隊。手下たちの連絡が途絶え、不審に思い調査を進め、イッシンたちの存在を嗅ぎつけるも、襲撃直前に露見され撃退。三名全員死亡。




名前:パトリック(偽名ヘンリック)

種族:人族


 ≪漆黒の蛇≫のリーダー。普段はヘンリックという名の商人で活動しているが、偶に冒険者としても行動している。冒険者ランクはそこまで高くはないが実力はある。頭に血が上ると後先考えなくなる悪癖を持つ。




名前:オノフレオ

種族:人族


 ≪漆黒の蛇≫の斥候約シーカー。【尾行】スキルを持ち、イッシンたちの後を付けていた男。

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