第64話 異世界のジャーナリスト

 一応全員に【キュア】を掛けておいた。


 俺は医者じゃないので、熱は治せても病名までは判別できないからだ。もし聖太君の発熱原因がウイルス性のものだとしたら感染する可能性もあるので念の為の措置だ。



 やがて聖太君は目を覚ました。


 すっかり元気になったようだが今日一日はベッドで安静にしてもらい、明日以降様子を見て、問題無いようなら宮内一家に交易街の案内でもしてあげる予定だ。



 その夜、俺たちは宮内夫妻と情報交換を行っていた。


 と言っても、彼らがいたコミュニティは特にトラブルもなく、これといった新情報は皆無であった。


 拠点整備も割と順調で、今では安定した生活を送れているようだが、どうも慎重な考えの人が多いらしく、外部との接触を極力避け続けてきたらしい。それ故、外の情報が今まで入っていなかったそうだ。


 タカヒロたちからのヒアリングでも思ったのだが、どうも俺たちみたいに現地住人と積極的に接触したり、町で暮らす方が極少数派らしく、日本人の大半は今現在でも慎重に行動し、拠点内から出たがらない者がほとんどのようだ。


 確かに外には危険な魔物がいる上に、封建国家が多いのは女神アリスからの前情報でそれとなく伝わっている。そりゃあ慎重にもなるかなと俺は考え方を改めた。



 逆に宮内夫妻は俺たちから得た情報に驚いていた。


 この国の名前すら知らなかった二人に取って、俺たちの話は貴重な情報源なのだろう。説明の最中にも色々尋ねてきたので、その度に俺たちは丁寧に教えてあげた。


 特に驚いていたのが魔物の討伐難易度についてだ。


 宮内一家全員が戦技型や魔法型の実戦向きなスキルを選択していたらしく、弱い魔物くらいなら倒せる自信があったそうだ。現に彼らは数日間も外を歩いてこの街へと辿り着いた。


 ただし、彼らが今まで相手にしていた魔物は大ネズミや角ウサギといった討伐難易度Fランクの雑魚ばかりだ。


 ここへ来る道中、一度だけ単独のゴブリンと戦ったそうだが辛くも勝利。ただしゴブリンの討伐難易度はEランク。この辺りは比較的平和な土地だが、稀にDランクの魔物も街道付近で見かけることもある。


 その事を知ると夫妻は顔色を蒼褪めていた。今更ながら徒歩で旅をする行為が無茶であったと自覚したのだろう。


 魔物の中には国が滅ぶレベルの個体が存在したり、つい最近では西の方でネームドモンスターも出現した。それも話すと二人の顔からは完全に血の気が引いていた。


 少し脅かし過ぎたかもしれないが、どれも事実なのだから質が悪い。


 話が魔物から魔法やスキル、それとマジックアイテム関連に移ると、二人だけでなく娘の聖香ちゃんも真剣に聴いていた。


「私は【水魔法】、娘の聖香は【光魔法】を使えるんですけど、戦闘でも役に立つんでしょうか?」


 宮内夫人の聖子が俺に尋ねてきた。


 宮内家の女性陣は魔法型魔法系スキルを、男性陣は戦技型スキルを選択していた。旦那の健太郎さんが槍術系の【槍】で、聖太君は剣術系の【剣】スキルだ。


 どこかリンクス一家のスキル構成と似ているが、どれも人気なスキルなので選ぶ人も多いのだろう。


 おそらく【回復魔法】や【鑑定】も人気スキルの筈だ。


「ええ、どれも戦闘で使えます。ただし最下級魔法は威力が低いので、魔力量が少なかったり普段から練習していないと、戦闘では決め手になりませんね」


 一応属性の相性さえマッチすれば、最下級魔法でもDランク相手ならば数発当てれば倒せる筈だ。ただし動く相手に当てるのは難しく、魔力量が少ないとそれだけ放つ回数も限られるので、いきなり本番は厳しいと思う。


 シグネの厚意で四人のステータスは鑑定して伝えてある。


 前衛の男性陣は闘力40手前で、女性陣は魔力70くらいと、成り立ての見習い冒険者レベルだろう。一般人よりは十分強いが、このステータスで街の外を出歩くのは正直お勧めしない。


 逃げ足の早い馬車での移動なら別だろうが……


「この世界は筋トレや魔法の反復練習をキチンと続ければ、ステータスもそれなりに上がりますよ。でも一番効果が期待できるのは魔物との実戦です。最低でも闘力・魔力どちらか100以上は欲しいですけどね」


「スキルはあくまで自衛の為に取得したので、冒険者になるつもりはないのですが……トレーニングは明日からでも始めたいと思います」


 この世界では何時何処で戦いに巻き込まれるか分かったものではない。せめて多少の危機を凌げる位に強くなっても損はない筈だ。毎日30分訓練するだけでも大分違うからな。



 それから更に俺たちは、この国や近隣諸国の情勢、経済について知っている内容を全て話した。



 この国、エイルーン王国はお隣にあるガラハド帝国と昔から小競り合いを続けており、本格的な戦争に発展すると、西部であるこの地域も最悪戦火に巻き込まれる可能性がある事も告げた。過去に何度かあったらしい。


 まあ、大体の戦場はブルタークより西の要塞町フランベール止まりだそうだが、経済的な影響は街でも大いに受けると聞いている。


 移住先のお勧めはオルクル川より東部の地域だが、そちらはそちらで魔物の危険度が一回り高くなるし、野盗の心配も出てくる。王国の中央部は俺たちもまだ行った事は無いが、稼げる当てがあるのなら住むには便利な地域らしい。


 土地や物価はここより高いそうだが、流石に王都というだけあって、この国では一番安全な場所なのだとか。


「うーん、出来ればまた日本人のコミュニティに戻りたいと思うのですが……」


 なんでも今回、聖太君を助ける為に周りの反対を押し切って強引に拠点から抜け出したらしい。元居たコミュニティ住人たちの主張は、この世界の人達に自分たちの存在をあまり知られたくないそうだ。


(以前の俺もそういう考え方だったなぁ……)


 それは今でも基本的には変わらないが、何時かは王国や領主にも露見されるだろうし、もしかしたら既に知られている可能性もある。そうなれば転移者たちは全員“許可なく勝手に人の土地に住んでいる不法滞在者”扱いとなるだろう。


 そんな事は彼らも十分理解しているのだろうが、今は時期尚早だと考える人が多いらしい。故に勝手をして出て行った宮内一家は今更元のコミュニティに戻り辛いという。


 このまま街に住むか、他所の村や町へ移住するか、それとも元のコミュニティに帰るのか、宮内夫妻は悩んでいた。



 俺は少し考えてから口を開いた。


「……少し時間を頂ければ、もう一つの選択肢をご用意できるかもです」


「それは本当ですか!? 何処かもっと安全な街が?」


「絶対安全とは言えませんが、東部にある日本人コミュニティへの移住はどうです?」


 鹿江町コミュニティなら生活も十分安定しているし、あの立地なら王国に見つかるのも、少し先延ばしが期待できるだろう。


 問題はここからの移動距離だが、俺たちには空飛ぶ乗り物、浮遊車がある。あれは八人乗りだし、移動の際に魔物に襲われる心配もまず無い……と思う。流石に空を飛んでいる魔物は避けられそうにはないな。


 他人にあまり見られたくはない乗り物だが、俺はある程度信用の置ける日本人コミュニティにだけは存在を明かす気でいた。あれを公にできれば、物資や人の移動がスムーズに行えるからだ。隠すより積極的に使った方がやはりメリットは大きい。


 一番のネックは今のところ俺たちの所有している車がオンリーワンな点だ。他人が欲しても貸す訳にはいかず、いちいち”お使いクエスト”を頼まれても面倒だ。だから明かす人は厳選しておきたい。


 その点、この一家なら大丈夫だろうと俺は判断した。


 俺がその事を伝えると、宮内夫妻は驚いていたが、すぐに真剣な様子で話し合っていた。どうやらかなり前向きに検討している様子だ。


「私としてもミヤウチさんたちのような人が鹿江町に増えると嬉しいな!」


 シグネにとっては第二の故郷のような存在だ。人柄が良く、戦闘関連スキルを持つ人材が増えるのは、コミュニティとしても大きなプラスだろう。あのコミュは若干……いや、かなり年齢層が高いので、若い宮内一家は歓迎される筈だ。


 ただし、浮遊車はまだまだ改良途中なので、完成するまでこの街で生活しながら待っていてもらいたい。



 こうして暫くの間、宮内一家は俺たちが借りている部屋に居候することが決まった。






 今日は八人全員でブルタークの街中を散策していた。街を案内する為だ。


 商人街見学では、初めて見るこの世界の野菜や魚に、四人とも驚いていた。露店で軽食を取ることにし、人数分を購入する。鳥の魔物クーエの肉をレタスのような大きい葉で包んだ料理だ。


 俺も初めて食べるが大変美味しかった。



 職人街では金物屋や木材屋、それと俺たちが普段利用する武器屋、鍛冶屋、≪精霊の矛≫を紹介して回った。


「お父さん、武器や鎧がいっぱい置いてるよ!」


「ああ、凄いな……」


 日本では見られない異様な光景に、健太郎さんと聖太君が目を輝かせていた。気持ちは分かる。やはり男はそういったモノには弱いのだ。


 奥さんの聖子さんと長女の聖香ちゃんも、佐瀬の案内で魔法の杖を眺めていた。


(ふむ、エルダー種の枝はまだまだ残っているから、彼女たちに杖をプレゼントしてあげてもいいかもな)


 この前ダンジョンで少しだけドロップして更にストックが増えたのだ。流石にエンペラーエントの素材は貴重なので渡せないが、キラーエントの枝くらいなら奮発してもいい。


 ちなみに俺の剣は、またしても大分ガタがきているようで、ドワーフ親方の工房で新しい頑丈な鉄剣を発注済みだ。アダマンタイトやミスリル製は高価なので、購入するだけの資金がまだ不足していた。


 今のところ鉄の剣でもどうにか戦えているので、今は小まめにメンテナンスをするか、買い換える他あるまい。



 次に訪れたのは南東にある、通称貴族街だ。


 ここは中心部に領主の館があり、その周辺に下級貴族が住む邸宅が並んでいる。


 更にその外側に大商会など富裕層の邸宅が囲むような形で建てられており、このエリアは道もかなり綺麗で、あちこちに領兵が巡回していた。


「ここはお貴族様が住まわれるエリアです。あまり用が無い場合は、長居しないよう気を付けてください。武器に手を掛けるのも禁止です」


 誤って変な所に立ち入らないよう、あえて四人をここへ連れてきた。総勢八人の大所帯なので領兵たちの視線が自然とこちらに集まるのを感じた。


(早い所、ここを抜け出した方が良さそうだ)



 さっさと場所を変えて、お次は南西地区を案内した。俺たちが宿泊している≪翠楽停≫があるエリアだ。


 ここは商人街や職人街ほど特徴はないが、小さい店が幾つもあり、後は居住区に大きい兵舎も存在する。兵舎は東門付近と領主館の近くにもあるが、西にある第一兵舎が一番大きい。


 第一兵舎にいる兵士たちは領主の兵とは別で、王国軍直轄となる兵団だ。表向きは対帝国軍用の第七兵団というそうだが、俺はその兵団が国内の大貴族を牽制する役目も担っているのではないかと睨んでいる。


 その証拠に領兵とは装いも異なり、互いの仲もあまり宜しくなさそうだ。


 街の警備は領兵の管轄だが、街周辺の警備や付近の関所関連はどうやら第七兵団が担当しているらしい。


 この国の王権は帝国ほど強いものではないらしく、ブルターク領主である侯爵家の存在は、如何に王家であっても無視できない程の存在らしい。


 王国の貴族は大きく二つの派閥に分かれていると耳にしたことがあるが、ここの領主がどこの派閥かなど、冒険者である俺は知らないし関わりたくもない。



 これで一通りの案内を済ませた。


 健太郎さんは俺たちの部屋に厄介になっている間、少しでも働いて硬貨を稼げないか考えていたが、最終的には冒険者ギルドに登録することを選択した。


 健太郎さん自身は冒険者になる気はないと言ってはいたが、手っ取り早くお金を稼げそうなのと、何より身分証代わりになる冒険者証の存在に惹かれたようだ。


 尤も見習いのG級ではただの木片なので、身分証としてはかなり弱い。最低でもF級か、できればE級を目指したいと本人も息巻いていた。


 彼は元々ジャーナリストで、最終的にはその手の職に就きたいそうだが、日本のマスコミとこの国の社会とでは、相性はハッキリ言って最悪だ。それこそ日本時代感覚で政権批判をしようものなら即刻首が飛ぶ。無礼討ち、切捨御免コースまっしぐらである。


 俺は口が酸っぱくなるほど忠告したが、流石に本人もそこは理解しているようだ。


「私は日本……いえ、地球からの転移者向けに、この世界の情報を発信していきたいと思っています。その為にも先ずはこの街で冒険者を体験してみるのも悪くはないですね」


 確かにそれは素晴らしく有意義な行為だと思う。



 宮内一家のいたコミュニティは閉塞的で、外の世界は魔物の蔓延った中世レベルな社会だとしか認識していなかったようだ。


 だが実際は魔法文明もあるお陰か、意外にも生活水準は大概のコミュニティより高かったりする。この街には魔道具の街灯があるので夜もそこそこ明るく、治癒魔導士が所属する治癒院も存在するので、怪我や病気もお金さえ支払えば、ある程度は治して貰える。


 貴族の自宅なんかにはエアコンや冷蔵庫のようなマジックアイテムもあるそうで、一部の富裕層は現代日本レベルの生活を送り、下手をするとそれ以上の利器も存在するのだろう。


 ただし全体的には“地球の昔の文明”レベルな生活なので、中世レベルという表現もあながち間違いではない。



 ただ注意すべきなのは、この世界の人間は個々の戦闘能力がかけ離れているという点だ。


 例えばどこかのコミュニティに住む一人の人間が貴族に無礼な振る舞いをすれば、すぐに全員捕縛されるか、最悪拠点を滅ぼされる事になる。それも戦闘能力の高い兵士一人送れば十分お釣りがくる程度だろう。


 多分俺一人でも、無防備な拠点なら一つくらい落とせると思う。絶対にやらないけど……


 今、彼らが住んでいる場所は恐らくブルターク領主である侯爵家か王家の土地だ。当然税金なども全く納めていない。そんな状態で巡回している兵士に発見された場合、一体どうなるのだろうか。相手を甘く見て、強気な態度に出たとなると…………


 最悪の事態を想像して俺は首を横に振った。これは早めにそのコミュニティに赴いて説明した方が賢明だろう。


 俺がそう思っていると、健太郎さんからも似たような提案をされた。


「一心君。お願いがあるのだが、今度私と一緒に元居たコミュニティに同行してもらえないだろうか?」


 ちなみに午前中までは“矢野さん”呼びで敬語だったのを、フランクに呼んで貰えるよう頼んだ。今の俺の見た目は高校生くらいだし、実年齢も彼の方が上だ。彼はそのお願いを快く聞き入れてくれた。


「俺も丁度同じ事を考えていました。コミュニティの人達にこの世界の実情を伝えるんですね?」


「ああ。このまま彼らが引き籠っていたとしても、何時かはこの世界の人と接触する筈だ。別に彼らをせっつくつもりは無いが、予めこの世界の情報を知っておいても損にはならないだろう?」


 最終的には気まずい別れ方をしたものの、一緒に過ごしてきた仲間意識があるのか、ジャーナリストとしても最低限の情報だけは古巣に伝えておきたいと彼は訴えたのだ。


 俺としても願ったり叶ったりな提案だ。


 今後、俺たちは活動範囲を大きく広げ、中には様々なコミュニティを訪れる機会もあるだろう。その意味でも今回の訪問は丁度良い練習台になる。完全に他人な俺だけでなく、顔見知りの健太郎が同行するのなら、向こうも話しくらいは聞いてくれるだろうしね。


「ええ、いいですよ。ただし行くのなら俺たち二人だけで、しかも徒歩です。それでもいいですか?」


 俺の問いに彼はしっかりと頷いた。






 二日後、俺と健太郎の二人だけで、北の方角にあるというコミュニティを目指す事にした。


「ねえ。やっぱり行くのなら全員で、車で行った方がよくない?」


 佐瀬の問いに俺は首を横に振った。


「浮遊車はよく知らない他のコミュニティにはまだ見せたくない。それに今はシグネに改良して貰っている最中だから、今回は徒歩で行くよ。大人の足ならそこまで掛からないだろうし」


 女性と子供だけ街に置いていくのは少しだけ躊躇われるが、佐瀬たちは余程の相手でなければ後れを取らないし、最悪揉め事を対処しきれなさそうなら車で飛んで逃げるよう指示してある。


 その為、マジックバッグも佐瀬に預けているので、俺は久しぶりに大きなリュックを背負っていた。多分何回かは夜営をする羽目になるだろう。


「アナタ、気を付けて……」


 聖子さんや子供たちが心配そうにお見送りをしていた。


「大丈夫ですよ。イッシンが付いていれば、余程の事がない限り無事ですから」


「ええ、お任せください。佐瀬たちも頼んだぞ!」


 流石に街の外までは【テレパス】も届かない。こういう時、電話が使えれば便利なのだが、あれ以降電波が届いたためしがない。新日本国とやらは無事なのだろうか……


「それじゃあ、行ってくるよ」


 聖太君たちの元気な声を背に受けながら、俺たちは北門から出立し、街道沿いに歩き出した。


「確かご家族を連れて徒歩で四日、でしたか?」


「ああ、そうだよ。娘の足を考えると、我々だけなら三日以内じゃないかな?」


 昨日武器屋で購入した安物の槍を片手に、健太郎がそう予測を立てた。


「なら二日を目指しましょう! 道中軽くランニングして、歩きながら休んでを繰り返す。良い訓練になりますよ?」


 俺の提案に健太郎は一瞬顔を引きつらせたが、首を縦に振った。


「分かったよ。これも冒険者流ってやつなのかな?」


「いえ、普通の冒険者も歩くと思います。でも、俺には【ヒール】があるんで、足を捻ってもすぐに治せますし、疲労も少しだけなら取れます」


「…………分かったよ。それで行こう」


 返事に大分間があったが健太郎は覚悟を決めたようで、俺たちは荷物を背負いながら街道を走るのであった。






――女神アリスと地球の代表者たちによるQ&A情報――


Q:向こうにもレアメタルはありますか?

A:お答えしかねます

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