第53話 貧民街の子供たち
襲撃未遂事件を解決してから二日後、一日休みを挟んだ俺たちは冒険者活動を再開する事に決めた。
ギルドに顔を出し、受付で色々と情報を得る。
昨日もギルドに顔を出してはいたが、主に2階にある酒場で同業者たちから情報を集めていた。≪こくせい≫と呼ばれる件の襲撃者の仲間だと思われる者を調べる為だ。
意外な事に、彼らについてはあっさり素性が知れた。
正式には≪黒星≫という、この街では有名なB級冒険者のパーティらしい。予想した通り、またしても名前に“黒”が付いていた。
彼らはこのブルタークを本拠とするパーティだそうで、主に周辺に出没する魔物の討伐やダンジョン探索といった討伐系の任務が得意らしい。
(バリバリの戦闘職か……)
ただこの街の周辺は比較的安全で弱い魔物しかいないので、よく遠出をしては近隣の村に出没する魔物を狩る事から、そこそこ人気もあるようだ。そこは思っていたイメージとまるで違っていた。
メンバーは人族が三人、エルフが一人、獣人族一人と珍しい種族混成パーティで、王国内でもトップクラスの腕前だ。
(人数も階級もあちらが上……今は手を出すべきじゃないな)
そもそも奴らの仲間だからといって、必ずしも敵対する必要はない。先方の出方次第だが、今のところはスルーと言う事で俺たちの意見は一致した。
話しが逸れたが、今日は俺たちの活動についての情報集めだ。
「やはりイッシンさんたちのパーティにお任せするような討伐依頼は無いですね。護衛依頼なら複数ありますが……」
「いえ、それなら結構です」
やはり西側は比較的安定しているのか、ブルターク周辺の討伐依頼は少ないみたいだ。
もう一度オルクルダンジョンへ行ってもいいのだが、まだ副ギルド長のレッカラさんが出向の準備を出来ておらず、今行っても余計なトラブルに巻き込まれる可能性も否めない。
(別にマジックバッグがあるから村の施設は利用しなくても問題ないのだが……)
俺たちが頭を悩ませていると、またしてもハワード支部長が話しかけてきた。この人は何時ギルドの仕事をしているのだろうか?
「おう、それならブルタークダンジョンはどうだ?」
それはこの街のもう一つのダンジョンだ。ただそこは以前、魔物のレベルが低いから止めておくように忠告されたばかりだ。何を隠そう、目の前にいるご本人に……
「確か魔物が弱いから行かない方が良いって言ってませんでしたっけ?」
俺がジト目でハワードを非難すると、彼は慌てながらも弁明した。
「ば、ばっか野郎! あん時はお前らが、そこまでデキるとは思わなかったんだよ!」
ハワードの言葉に俺たちは首を傾げた。
何を言っているんだ? デキると思ったから、俺たちを魔物の強いダンジョンの方に誘導したんじゃなかったのだろうか?
俺たちの不思議そうな顔を見て、ハワードは先ほどの言葉を説明した。
「魔物と戦う強さの方じゃなくて、踏破スピードの方な。まさかあのダンジョンを10日で20階層まで到達するとは……俺だって難しいぞ!?」
そうなのだろうか? 彼くらい強ければ……ああ、そうか。荷物とかの関係か。
俺たちはマジックバッグの恩恵で、荷物がほぼゼロのまま進む事が可能だ。更に名波の【感知】スキルで戦闘を避けたり、逆に魔物の位置を特定して行き先を想像したりと、とにかく普通の冒険者とは一線を画するのであった。
「そんだけ早いのなら、ブルタークに行けばあっという間に深層へ行ける。あそこは低階層は儲からないが下に潜れば稼げるし、最高攻略階層付近は当然ハードだぞ?」
成程、最初の儲からない階層を飛ばして先へ進めば、それなりに歯応えのある狩場に変わる訳か。
「ブルタークダンジョンはオルクルより罠の数が多くて面倒だが、確かお前ら索敵型のスキル持ちだろう? なら、やりようによってはそっちの方が稼げるぞ」
その話を聞いた俺たちは大分気持ちが傾いていた。
それから忙しいギルド長が副ギルド長に連行されるという様式美を見送った後、職員からダンジョンの詳細を聞き出して俺たちは出立する事にした。
「よし、準備はいいな?」
俺の言葉に三人とも頷いた。
今回は新たに街で購入した武具を身に着け、新装備での出発となった。
俺は剣をより頑丈なモノにし、動きを阻害しないくらいに防具を身に着けている。それとマジックアイテムでステータスは偽造済みだ。
佐瀬は傍から見ると完全に古き良き魔法使いといったイメージだ。
三角帽子に濃い色合いのローブ。装備は俺お手製のエント種魔法杖に、新たに靴も新調した。実用性よりもファッション重視なのが彼女らしい。
名波はどこからどう見ても立派な盗賊スタイルだ。
へそ出しルックスと露出度は高いが、要所は防具を身に着けており、左腕には≪火撃の腕輪≫を装着しているので、威力は低いが魔法を放つ事も出来る。右手の武器は相変わらず日本製の包丁のままだが、未だに刃こぼれしていないのが驚きだ。そして左手には魔法を斬るという≪降魔の短剣≫もある。背中に俺お手製の弓も用意しており、まさにオールラウンダーだ。
シグネは
現在は見習い騎士用のお下がりだという防具を身に着け、それでもどこか愛らしい。≪風の籠手≫も当然装着しており、若干スピードが落ちたと本人は嘆いていた。
(プレートアーマーはもっと重いぞ?)
武装はレイピアと予備武器としてナイフも用意してある。ここ最近時間を見つけるとレイピアの練習をしていたので、何とか形にはなっているが、剣を突く度に「えい! えい! えい!」と可愛い口癖を披露していた。
それと片耳には≪不視のイヤリング≫を装着しているので、【鑑定】クラスのスキルなら弾いてしまう。なんとこのマジックアイテムはオリゴンさんという製作者が作った物だそうだ。
ま、見られないのならどの道意味はないだろうが、一応補足はしておいた。
以上、新装備のお披露目であった。
「確か街から1時間の距離なのよね?」
「ああ、森の中にあるらしいから、一応魔物にも警戒だな」
そう息巻いて向かったが、思った以上に森の中は平和であった。
というのも、あちこちに人がいたからだ。魔物もいるにはいるのだが、よくてもEランクの猿タイプ、フッチが稀に出没するくらいで、後はFランクの森林スライムや角ウサギといった雑魚くらいである。
人も大人から子供まで、討伐や採集目的の冒険者見習いたちがあちこちで探索していた。
「私たちが手を出さずとも、周りが勝手に倒してくれるわね……」
あからさまに横取りはしないものの、魔物を見つけたらすぐに誰かが駆けつけて、こちらが剣を抜く前に討伐していった。こんな状況ならばまず命の心配は無いだろう。
(成程、ここは見習いの狩場としては最適らしい)
つくづく東の森が異常なのだと思い知らされる形になった。
やがて林道を進むと、いよいよ目的地のダンジョン入り口が見えた。ここもやはり洞窟タイプの階層型ダンジョンのようだ。出入口付近の階層は大半のダンジョンが洞窟らしい。
「情報通り、お店などは無いみたいだね」
ここは街に近い為、ギルドの出張所や店舗がある訳ではなかった。
「え? でもあそこでなんか商売しているみたいだよ?」
シグネが見ている先に視線を変えると、そこではボロボロの服を纏った子供たちが、冒険者たちに声を掛けていた。
「ポーター要らない? 一日銀貨1枚で荷物持ちするよ!」
「街まで素材の荷物持ちするよ! たったの銅貨2枚だよ!」
どうやら彼らが
『ね、ねえ! 私たちもポーター雇う?』
念話越しに佐瀬が尋ねてきた。
『……不要だろう。俺たちにはマジックバッグがある。何より足手まといだ。彼らを雇うのはデメリットだらけだよ』
『そ、そう……よね……』
荷物持ちは当然不要だし、寧ろ彼らがいると俺たちの秘密をおいそれと使えなくなる。
例えばマジックバッグで温かい食べ物を取り出したり、風呂やトイレの設備も一切使用できなくなる。収集品もマジックバッグに収納できず、背負える範囲だけになるだろう。どう考えても子供たちを雇うのはマイナスに働いてしまうのだ。
だが、佐瀬の気持ちも十分理解できる。あんな幼い子たちが腹を空かせながら、危険なダンジョンへ潜ろうとしているのだ。俺たち地球人の、それも先進国に住むような人間の感性からしたら、その光景に心を打たれるのも当然だろう。
だから、俺は——
『……ただ、今日は日帰りで様子見にして、一度
無理矢理メリットを提示してみた。
すると佐瀬は笑顔を見せた。
『そ、そうよね! 今日だけだから!』
『……そうだね! 私も賛成!』
『私もいいと思う!』
佐瀬だけでなく、他の二人も感情移入していたようだ。
かくいう俺だって何も感じない訳がない。ついこの間殺伐とした事件があったばかりだし、ここは心の平穏を保つためにも、奉仕活動をする事にした。
例えそれが偽善だと分かってはいても……
佐瀬は真っ先に声を掛けてきた人族の男の子と話すと、ポーターとして雇う事に決めた。折角なので、他にも二人雇い、男の子二名、女の子一名の合計三名を雇う事にした。
「「「よろしくお願いします!」」」
思った以上に礼儀正しいなと感心したが、ふと邪推な考えも過ってしまった。多分、乱暴な冒険者相手に言葉遣いを誤ると手を上げられるからではないだろうか。だからこの子たちは自然と丁寧な言葉遣いなのだろう。
(ああ、くそ! あまり余計な事を考えるな!)
どうやら名波も同じ考えに至ったのか、とても複雑そうな表情で子供たちを見つめていた。
気を取り直して、俺たちは子供たちを連れてダンジョンへと突入する。
先頭を名波、二番手にシグネを配置した。このダンジョンは罠がそこそこあると聞いているので、先頭に名波は外せない。二番手をシグネにしたのは本人の希望もあるからだ。どうやらレイピアを試したくてうずうずしているらしい。
次にポーターの子供たちを歩かせ、その後ろに俺と佐瀬が付く。俺は子供たちと後衛である佐瀬のガード役だ。
今回は事前にダンジョン内の地図を購入していた。
40階層までの地図で階段までの最短距離が記載されている。価格は銀貨50枚と割高だったが、時は金なりなので迷わず購入した。
え? じゃあ今日は何で道草食っているのか、だって? 一日という時間とポーターの安い賃金で俺たちの心の平穏を買ったのだ。十分安い買い物だろう?
地図と名波のスキルのお陰で俺たちはスルスルと2階層、3階層と抜けていく。低階層は噂通り見習い冒険者たちが多く、とてもではないが稼げないからだ。
子供たちは俺たちの装備を見て、そこそこ腕の立つ若手冒険者だと思っているようだ。だから浅い階層より、更に稼げる下まで降りていくと顔をニコニコさせていた。
だがそれが7階層、8階層と下っていくと彼らの表情が険しくなってきた。
「あ、あのぉ……一体どこまで……?」
「んー、まだダンジョンに入って1時間かぁ」
ここに着いたのはお昼過ぎ、暗くならない内に彼らを帰すには……多分20階層の転移ポイント辺りが丁度良さそうだろう。
「20階層のボスまで、かなぁ?」
「ひっ!? に、にじゅうかいそうっ!?」
俺の言葉に尋ねた男の子は震え上がった。彼らはてっきり10階層手前くらいで稼ぐのだと勘違いしていたからだ。
「こら、子供を驚かすな!」
ぺしっと佐瀬が俺の肩を軽く叩く。
「そ、そうですよねぇ! 流石に20階層は——」
「——大丈夫。お姉さんたち、強いんだから20階層くらい平気よ。安心しなさい!」
「「「ひぃいいい!?」」」
全然安心されなかった。
そんな会話をしながら呑気に進んでいると、あっという間に10階層のボス部屋だ。ここのダンジョンも10階層毎にボス部屋と転移ポイントが存在する。ただしオルクルダンジョンとは違って出現するボスの種類は常に固定だ。
10階層は討伐難易度Dランクのハーピーらしい。
「お邪魔しまーす」
名波に続いてボス部屋に侵入したシグネが声を上げた。
「あれ? 誰もいない」
「ここのダンジョンは探索者の数が多いからな。低階層のボス部屋はしょっちゅう留守だそうだよ」
俺が説明するとシグネは酷く落ち込んでいた。ここに来るまで戦闘はたったの三回、しかも相手はEランクなのでレイピアの練習にもならなかった。
仕方がないので俺たちはそのまま次の11階層へと降りていく。
「こ、この先は稀にDランクも出ると聞いてます! ちゅ、注意してください!」
震える声で男の子が警告してくれた。
「ありがとう。詳しいのね」
佐瀬の笑顔に男の子は照れていた。その優しさの半分でも俺にください。
ただ11階層以降も探索者の数は多く、なかなか魔物との戦闘にはならなかった。罠は名波がスルスル回避し、地図は正確だったので次々と階段を降りて進む。
……思っていた以上に探索が進み、20階層まで2時間半で着いてしまった。日暮れまであと1時間半……多分余裕だろうな。
「……30階層まで進みましょう!」
「「「ひぇええええ!?」」」
20階層のボスも留守だったので、そのまま通過した。
21階層からは湧いてくる魔物も全てDランク以上となる。
流石にここまで降りると見習い冒険者の姿は皆無で、一般冒険者の数も多少は減る。
「前方に魔物二匹、左端には罠があるから注意して!」
「やっと私の出番だね!」
名波の警告にシグネはレイピアを鞘から抜いて前方へ駆け出した。
「ああ! オークが二匹も……っ!? 危ない!」
子供たちが悲鳴を上げる中、シグネはレイピアを構えると、先行するオークに突きを連打した。
「えい、ええい!」
可愛い声に思わずズッコケそうになった。
しかし間抜けな掛け声とは裏腹に、彼女のレイピア三連突きは見事にオークの急所をぶち抜いた。
本来肉厚のあるオーク相手にそこらのレイピアでは心許ないが、シグネはああ見えて闘力400以上、魔力1,600以上の持ち主だ。当然身体強化も行っているので、本来非力な筈の彼女の力は何倍にも上昇している。
最早Dランクの装甲では紙切れ当然であった。
もう一匹のオークも名波による【ファイア】の試し打ちであっさり片がついた。≪火撃の腕輪≫による【ファイア】は魔法のファイアと違い威力は一定なのだが、どうやらDランクにダメージを与えるくらいの火力はあるようだ。
「うん、いい感じだね」
新たな遠距離攻撃手段を手に入れた名波はご満悦だ。
「す、すごい! オークがあんな簡単に……」
「お姉ちゃんたち、すご~い!」
男の子と女の子が目を輝かせていた。
それからの子供たちはすっかり安心すると、本来の仕事をようやく始めた。荷物持ちである。
ドロップした魔石や素材を拾っていき、自前の荷袋にしまっていく。年下の幼子に荷物を持たせる行為に多少の罪悪感も芽生えるが、これが彼らの仕事なので奪ってはならない。
佐瀬もそこは理解しているのか、うずうずしているが自制していた。
さっきまでとは変わり、多くの魔物を相手取りドロップの数を順当に増やしていった。ポーターは大体日雇いか、収入の5%を手渡すのが相場だ。彼らには最低報酬として1日銀貨1枚を保証し、収入の5%の方がその額を超えるようなら、そちらに切り替わる契約を結んでいた。
この分なら恐らく5%の分配金の方が彼らにとってお得だろう。
21階層以降は戦闘も増えたので多少手こずったが、なんとか夕方前には30階層へ到着した。30階層もボスが留守中だったので仕方なく転移陣を使って1階層に戻り、そのまま七人で街を目指した。
ここのポーターは街までも荷物を運んでくれるので、少しだけチップを弾んだ。たった銅貨2枚の追加だが三人は大はしゃぎだ。
「もう少しだから頑張れ!」
「う、うん!」
ドロップ品が多いという事は、それだけ荷物も増えるという事だ。
俺たちはマジックバッグの恩恵でそんな大切な感覚も麻痺していたが、子供たちは一生懸命仕事をこなしていた。三人雇って正解だったな。
「ふぅ、ふぅ……」
女の子が一生懸命荷物を抱えているのを見て佐瀬はオロオロしていた。やがてこちらを振り向くと、何やら視線で訴えてきた。
(はいはい。【ヒール】っと……)
あまり手を貸す気はなかったのだが、ここまできたら一緒かと俺は三人にこっそり【ヒール】を施して疲労を回復させた。
【ヒール】は疲労を完全には回復してくれないが、それでも多少はマシになったのだろうか、街へと歩くスピードが増した。その様子には佐瀬もにっこりだ。
やっとギルドに到着し、別館の買取カウンターに素材を持ち込んで、しばらく待つと査定結果が報告される。
「総額で金貨1枚と銀貨8枚ですね」
「「「——っ!?」」」
想像以上の額だったのか、子供たちは驚きで声も出ない。
「えーと、5%だから……銀貨5枚と銅が2、街までの荷運びで……うん、一人銀貨5枚と銅貨4枚だな。はい、おつかれさん」
俺が三人にそれぞれ報酬を手渡すと、彼らは満面の笑みを浮かべていた。
「今日はお世話になりました!」
「「お世話になりましたー!」」
「おう! こっちこそありがとうな!」
「もう暗いから気をつけて帰ってね!」
彼らはどうやら貧民街で生活しているらしく、街中に入る事はできてもここに彼らの居場所はない。日が暮れかけていたが北門から街を出て、それぞれの居住テントへと戻るのだろう。
「……もっと何かできなかったのかしら」
佐瀬が悔しそうに呟くのを俺は横で聞いていた。
「最後まで責任を負えないのなら、これくらいが限度だよ。あの子たちにはあの子たちの生活がある」
もっと報酬を上げる事はできたが、不用意に大金を渡せば、逆に彼らが賊に襲われかねない。
下手に楽を覚えさせたら今後の仕事への意欲を削いでしまうかもしれない。
色々考えさせられるが、これ以上俺たちが踏み込むべきではないと俺は遠回しに佐瀬を諭した。当然彼女もそんな事は十分承知しているのだろうが、気持ちとは難しいものだ。
俺たちは子供たちに申し訳なさを感じながら、温かい食事を食べて温かいベッドで眠りにつくのであった。
――女神アリスと地球の代表者たちによるQ&A情報――
Q:離れている家族とどうしても一緒に転移をしたいのですが、何か方法はありませんか?
A:無理です。あちらで合流する事にしなさい
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