第6話 己の実力
ケイヤに案内されてやって来た村の入り口には、棒と槍を持った二人組の男が立っていた。どうやら村の門番のようだ。
「ケイヤさん、お疲れ様っす」
「その方は誰です?」
俺の格好が珍しいからだろうか、二人はこちらを無遠慮にジロジロと観察していた。門番たちはケイヤより年上のように思えるが、そんな男二人に彼女は敬語を使われる程の存在なのだろうか?
「ああ、彼は森で迷っていたので連れてきた。その件で村長に話しがしたいんだが、今は村の中かな?」
「へぇ。それは災難だったなぁ、坊主」
「村長なら今日はまだどこにも出かけていないっすよ」
「そうか」
そんな感じで軽く会話を交わした後、ケイヤは村の中へと進みだしたので俺もその後を付いて行った。
こうして俺は異世界に来て初めて、人の住む地へと足を踏み入れた。
村長を捜し歩いている間、俺はケイヤから簡単にこの村についての説明を受けていた。
正確には、ここはまだ村ではなく、村になる予定の開拓途中の集落、というのが正しいようだ。人口は100人にも満たず、これといった名産や特産も無い。現在は小規模な農業や牧畜、狩りなどでほぼ自給自足の生活を行いつつ、森を徐々に開拓して道を整備している途中らしい。
「国はこの先の広い平野に新たな街を作りたいらしい。その為には森の中に道を作らねばならん。この村はその林道の中継地点になるそうだ」
「へぇ、道の駅って感じかな」
「駅? まぁ、将来は馬車の定期便も通るだろうから、駅も出来るかもしれんな」
どうやらこの世界にも駅という概念はあるようだが、列車とかではなく駅馬車のようだ。さっきも入り口の近くに馬としか思えないような生物たちが水を飲んでいた。魔物なんていう未知の生物だけでなく、地球と同じ普通の生物も存在するのだろう。
それにしても、こう言っては失礼だが寂れた村だ。
家屋は全て木造だが、お世辞にもあまり頑丈とは言えず、二階建ての建物は一切存在しない。子供も少しだけいるようだが、元気に燥いで遊んでいるのではなく、大人の仕事を黙々と手伝っていた。
それでも何人かはこちらが気になるのか、チラチラとよそ見している姿が微笑ましい。だがそれ以外は女性か年寄りばかりで、とても活気のある村とは呼べなかった。
(若い連中は開拓作業か狩りでもしているのかな?)
そんな事を考えている間にケイヤは目的の人物を見つけたのか、一人の老人に話しかけた。
「村長、今いいだろうか?」
「おお、ケイヤか。森の異変とやらはどうじゃった?」
「あ~、その異変についてなんだが……ちょっと込み入った話になる」
少しバツの悪そうな顔をしながらケイヤはこちらへ視線を向けた。ひょっとしてその異変とやらは俺の事なのだろうか。
「できればマックスとゴーシュも交えて説明したい」
「ふむ、なら2時間後に儂の家まで来てくれんか? マックスは兎も角、ゴーシュはまだ出かけている最中だからのう」
「分かった」
頷いた彼女は会話を終えると、こっちに来いと俺を一軒の木造家屋に案内した。
「私の家だ。着替えるから、外で少し待て」
そう告げて彼女は家の中に入ると、そこまで待たされる事もなく再び戻って来た。鎧部分を外しただけでなく、衣服も少しラフな格好をしていた。
「村長と話をする前に紹介したい人がいる。こっちだ」
そう言って連れられてきたのは、ケイヤの家の倍以上はある大きめの木造建築だ。しかもここだけ少し頑丈そうな作りだ。
彼女は挨拶も無しに扉を開けるとそのまま入っていくので、俺も少しだけ気後れしながら続いて入った。
「ここは……?」
「教会だ。普段は祈りを捧げたり子供たちに勉強を教えたりする場だが、いざという時の避難場所にもなっている。覚えておいてくれ」
避難場所という不穏な言葉に、俺は真剣な面持ちで頷いた。それは日本で言うところの、万が一の場合で形だけの災害避難場所といった表現ではなく、本当に身近な災いが起こった時、有事の際に機能する場所なのだろう。
魔物や盗賊の襲来、それとも他国の侵略もあり得るのだろうか? ともかく現代社会の避難場所よりか余程お世話になる確率が高いようだが、そう考えると途端に脆そうに思えてしまう。
先程は少し頑丈そうだと評価したが、それはあくまで周囲の建物と比較しただけであって、避難場所と言われてしまうと少々心許ない、そんな木造建築物であった。
「リンデ婆さん、今いいか?」
「……おやぁ、ケイヤかねぇ?」
教会内部の奥には小ぢんまりとした祭壇があり、その手前には説教台があるのだが、その陰に隠れて見えなかったのか、小柄なシスターらしき老女が姿を見せた。
「彼はイッシン、異国からの迷い人だ」
「あ、初めまして。
フルネームで挨拶しようかと考えたが、ケイヤが名前だけを告げたので俺はそのまま簡単に挨拶をした。
「わたしゃぁ、リンデという者じゃ。ここでシスターをやっておる」
相当お年を召しているのだろうか、声はか細く、それにとてもゆっくりとした口調だ。耳も悪いのだろうか、こちらが挨拶する際は手を耳の傍に充て、一生懸命聞き取ろうとしていた。
いたく簡単な挨拶を終えるとケイヤがリンデに話しかけた。
「彼は森の中を彷徨っていたんだが、このままだと魔物に喰われそうだったんで連れてきた」
「ぉお、それは大変だったねぇ……」
「あ、はい……。そうですね……」
比喩でもなんでもなく、ケイヤの率直な感想のようだ。どうやら森の中を突っ切るという選択は非常に危険な行為だったようだ。
「住む当てもないので、暫く村に置いてやろうと思っているんだが、その前に
「成程のぉ、ちょっと待ってておくれ」
そう告げるとリンデはゆっくりと右の棚の方へ歩いて行った。
その様子を見ながら俺は、神査とは何だと首をひねっていると、老婆が何か石板のようなモノを棚から取り出した。
「ええと、イッセイだったかのぉ?
「
俺が更に首を捻っているとリンデがこちらにやってきて、その石板のようなものを近くの机に置いた。
「おや、初めて見るのかい? まぁ、こんな田舎の教会にあるのも珍しい代物だからねぇ」
「貴重な物なんですか?」
質問しながらも俺は言われたとおりにその石板を手に取った。ただの石かと思ったが、思ったよりすべすべしており頑丈そうだ。何か特殊な鉱石なのだろうかとそれを観察する。
「いや、それなりの町なら大体は教会に保管されているぞ」
横からケイヤが説明をしてくれた。
「イッセイや、神意石を持ちながらそのまま待つんじゃ」
「分かりました。あと、俺の名前は
再び名前を訂正しながらも、俺はその石板を持ち続けた。すると石板に光り輝く文字が浮かび上がってきた。奇妙な光景に思わず見とれていたが、その文字を良く見ると、俺の名前や所持しているスキル、それと数字なども刻まれていた。
「これは……鑑定のマジックアイテムか!?」
「ほぉ、察知がいいなイッシン。そうだ、名前や所持スキル、それに
「と、とうりょくぅ?」
その文字はこの国の言葉なのだろうか。本来俺には読めない筈だが、これも【自動翻訳】スキルの恩恵なのか、その意味が自然と理解できた。そして確かにそこには闘力と書かれており、その横には数字も記載されていた。
闘力 15
「……闘力15ってどうなんだ?」
「う~ん、微妙だな。町暮らしの一般人なら平均10くらいと言われているが、少なくともこの村の同年代でお前より低い者はいないぞ」
どうやら俺は普通の村人にも劣るようだ。
「ま、そんな事より私が気になるのは魔力やスキルだ。どうだった?」
そういえば闘力という聞きなれぬ単語に注意を割かれ、その他の項目を一切見ていなかった。改めて他の項目を確認すると、以下のようになっていた。
名前:矢野 一心
種族:人族
年齢:29才
闘力:15
魔力:9,999
所持スキル 【自動翻訳】【回復魔法】
「……え?」
あんまりな魔力の数値に俺は呆けていた。すると痺れを切らしたケイヤが横から俺が手に持つ石板の内容を盗み見た。
「ふむ、やはり魔力は計測不能か。それとスキルも聞いていた通りだ。後は気になっていた種族だが、我々と同じ人族になるんだな」
ケイヤは然程驚いている様子もなく、ごく自然に俺のステータス評価をしていた。
「ちょ、ちょっと待ってくれ! 魔力の数値おかしくないか!? これってあからさまに異常だろう!?」
「ん? まぁ確かに多いな。だが私より断然多いと思っていたから当然の結果だと思うよ?」
そういえば、ここに来る前のケイヤとの会話を思い出す。確か彼女は、己の10倍以上は魔力がありそうだと評価していた気がする。
「ちなみに、ケイヤの魔力量って幾つなんだ?」
「む、あまりストレートに他人のステータスを聞くのはマナー違反だぞ?」
なら俺のステータスを覗く行為はいいのかと反論すると、“君は未だ身元不明の不審者だから警備上の理由で見た”と告げられ、ぐうの音も出なかった。
「まぁ、仕方がない。前回計測したのはこの村に赴任した時だから3カ月以上も前だな。その時は魔力6,000越えだった」
「ろ、ろくせん!?」
俺も相当だと思ったのだが、彼女もかなりの魔力であった。それとも魔力の平均量は闘力と比べて高いのだろうかと質問してみると……
「……いや、魔力の平均も一般人なら10前後だろう」
「やっぱ異常じゃん、俺もお前も……。俺なんか一般人の千倍だぞ?」
「一般人はそもそも魔法を使えない。魔力量が100を超えて初めて魔法士見習い扱いだ。それに国お抱えの魔法士ならば5,000越えなどざらにいるぞ?」
どうやら魔力に関しては一般人とトップレベルとでは隔絶とした差があるようだ。
「あと訂正しておくと、君は一般人の千倍じゃあ利かないからな? 言っただろう? 計測不能って」
そういえばそんな事を先ほど言っていた。それにケイヤの魔力量が6,000と仮定して、俺はその10倍以上だという事は…………つまり魔力量6万越えは確実なようだ。
「やっぱ化け物じゃん!?」
これはやはり俺TUEEEができる数値だろう。素直に喜んでいいのだろうかとニヤニヤし始めると、そんな俺を諫めるかのようにケイヤが口を開いた。
「まぁ、普通ではないとは思うけど、超一流レベルの宮廷魔導士なら10万越えもいるぞ? それに闘力50万以上という化け物もこの国にはいる。あまり己惚れるなよ?」
それ、なんて宇宙の帝王ですか?
どうやら異世界はそこまで甘くは無いようだ。
無事、鑑定……もとい神査とやらを終えた俺たちは会話で少しの時間をつぶした後、リンデに礼をしてから教会を後にした。ちなみにシスターの老婆は半分ぼけているのか、それとも達観しているというべきか、俺の魔力量についての会話を聞き流し、終始ニコニコ平然としていた。
やはり俺の魔力量はただ優秀というだけで、そこまで逸脱したものではないのだろうか。
ケイヤの話では大きな街の教会や王都に行くと、≪
(俺の魔力量については当分の間は保留だな。さて、それよりそろそろ時間か)
これから俺は村長を含めた、村の有力者たちへお目通しをするそうだ。先ほどケイヤも言っていたが、どうも俺をこの村に滞在させる為に口添えをしてくれるらしい。
ほぼ指定された時間通りに村長の家へと着いた。ちなみに俺は腕時計もしている。普段はしない主義だが、異世界での生活を考慮して念のために着けていて正解だった。スマホでも時間を見られるが、バッテリーが勿体ないので電源はオフにしてある。
この世界の時間間隔は曖昧で、2時間後と指定したのも村長がそのくらいの時間帯なら空いているから来い、という意図らしい。
「村長、邪魔をする」
教会とは違って流石に今回は扉を開ける前にケイヤは一声掛けた。俺も一言「お邪魔します」と呟くと、彼女の後をそそくさと付いて歩いた。
村長の自宅はケイヤ宅より広く、奥にはリビングのような場所がある。大きなテーブルに男が四人と女性が一人座っていた。
「おお、来たかケイヤ。話というのはその隣にいる見慣れぬお客人の事かね? まぁ、とにかく座りなさい」
「失礼する」
「……失礼します」
二人して勧められた席にお邪魔すると、ケイヤが俺の
まず先ほど見かけた村長。名をオイゲンさんと言う。その次に紹介されたのが息子夫婦の夫ゲインさんと妻ハシルさん。と言っても二人とも俺より年上だ。ゲインさんは次期村長という立場らしい。
それから二人の男性はさっき会話に名前が挙がっていたマックスさんとゴーシュさん。
マックスさんは元冒険者で、村の自警団団長らしい。その肩書に俺は“おや?”と疑問に思った。記憶違いでなければ、ケイヤは自分が村の警備を一任されているような口ぶりであった。てっきり村の警備隊のトップは彼女だと思っていたからだ。
俺の疑問は他所に、次は村の備蓄や外貨などを管理しているゴーシュさんを紹介された。彼は元々街にある商店の三男なようで、この開拓村には家族と一緒に参加したそうだ。
ちなみにこの辺りを開拓し始めて今年で7年目となり、この場にいる者はケイヤを除いて初期からの古参メンバーでもあった。
一通り紹介をした後、ケイヤが口を開いた。
「最後に改めて私の立場を説明しておこう。私は准聖騎士……まぁ、この国に仕える精鋭部隊の見習い兵だとでも思えばいい。聖騎士資格の修得課程で、この開拓村の警護と運営を任されている」
思った以上に彼女は上流階級に近い身分のようだ。見習いといっても一般兵士ではなく騎士、それも聖騎士となると、よくは分からないが、とにかく凄いのだろう、うん。
「尤も、実際に村を運営しているのは村長たちだし、私は単なる補佐役に過ぎない。今回はイレギュラーが起こったので私が対応したのだが――――」
彼女が言葉を止めると、その場にいる全員が俺の方を見つめた。成程、どうやらイレギュラーというのは俺の事のようだ。
「そこで私の意見だが、イッシンを暫くこの村に留めて置きたい。彼自身も世情には疎く、現在行く当てもないのでそれを希望している。何か意見はないだろうか?」
ケイヤが尋ねると村長やその息子さんたちは互いに顔を見合わせて困惑の表情を浮かべていた。俺が異世界から来た事、更に地球人全員がこの世界のどこかに転移されている事はケイヤが既に告げている。
ただいきなりこんな事を言われても正気を疑うか、信じたところでどのように対応していいのか困っているのだろう。
自警団の団長であるマックスはこちらに鋭い視線を送っていた。俺の魔力量がケイヤ以上である事も報告されているので、少し警戒されているのだろうか。
すると、村の経理担当のような立場であるゴーシュがおずおずと挙手した。
「ええと、その異世界から来た? というお話はよく分かりませんが、そこの彼と同じような方たちが大勢この村に来るかもしれない、という事でしょうか?」
ゴーシュが質問するとケイヤはこちらへ顔を向けた。どうやら俺が説明しろという事らしい。
「はい、その可能性も十分考えられますが、少なくとも俺がこの世界に来た時、近くに人影は見当たりませんでした。ただ80億以上の人間があちこちに転移されている事を考えると、俺のように彷徨ってこの村に来る者もいるかもしれません」
80億という数字にゴーシュは懐疑的な視線を向けていたが、それも無理はあるまい。ここの村を見る限り文明レベルはやはり地球より相当低いようだ。この国の総人口や街の様子は不明だが、恐らく何万人という単位でも彼らにはあまりピンとこない数字だろう。それが億単位ともなれば猶更だ。
「ふむ、人出が増えるのは歓迎じゃが、食料が足らなくなるぞ?」
「明日、再び町に行って買い足しておきましょう。今年はまだ資金に余裕があります」
村長とゴーシュは村の備蓄を心配し、すぐに対応するよう話し合いを始めた。その最中に今度はマックスが質問をした。
「その転移者? たちはどういった連中なんだ? まさか全員コイツみたいに魔力量が馬鹿デカいんじゃないだろうな?」
マックスの鋭い口調に村長たちは静まり返った。確かにこれは非常に重大な問題であった。80億という数字こそ想像が働かないようだが、それでも相当多い人数がこの世界のどこかを彷徨っているという状況は理解できているようだ。
するとここで頭が過るのは、彼ら地球人はこの先、一体どういう行動に出るかという点だ。
村の警備を任されているマックスとしては楽観視していい状況ではないのは確かだ。最悪、俺並かそれ以上の魔力保有者が盗賊紛いの行動に出るかもしれないからだ。
丁度良い機会なので、俺は疑問に思っていた事を逆に質問してみた。
「……やっぱり俺の魔力量は多いんでしょうか?」
「当たり前だ! 低級の神査とはいえ、魔力カンストって事はケイヤ以上だろう? 十分バケモンだよ!」
さっきと大分話が違うではないかと、俺は横にいるケイヤに批難の目を向ける。
「ふむ、そんなものだろうか……?」
「俺からすればケイヤも十分バケモンだ! お前基準で考えるな!」
どうやらケイヤも頭一つ二つは抜けた存在のようだが、その為世間の常識と少しズレがあるようだ。今後彼女にモノを教わる時にはその点を注意しておこう。
「魔力の件は分かった。だが闘力はあんまし無さそうだなぁ……。おい、本当に闘力は並みなんだよな?」
マックスの言葉にケイヤは頷いた。
「ああ、しっかりこの目で確認した。魔力による身体強化を抜きにすれば、多分同年代の男には誰一人勝てないだろう」
それはあまり嬉しくない情報だが、魔物が蔓延る森の中を開拓していく村人たちからすれば、俺なんてひ弱も良い所だろう。だがそれのお陰で幾らか警戒心が下がったのか、マックスの視線が少しだけ緩くなった。
「まぁ、コイツを村に置く件については賛成だ。ただ、外から来る連中には今後警戒するべきだ。なあ、イッシンって言ったか? 他の異世界人ってのは、この村を襲ったりすると思うか?」
マックスのストレートな問いに俺は首を横に振った。
「正直分かりません。この世界にも良い人や悪い人はいるでしょう? 俺たちの世界も同じです。ただ俺の住んでいた国は治安の良い所でしたが、こんな状況だと、どう出るかまでは……」
「……ま、そりゃそうだわな」
ある程度予想していた答えだったのだろう。マックスはそれ以上俺を問い質すのを止めた。
結局それ以降も具体的な方策は決まらず、ひとまず村の備蓄を増やすことと、外への警戒を密にするという方向で話し合いは打ち切られた。
俺は夕食を村長宅でご馳走になると、今は空き家になっているというボロ小屋を貸し与えてもらえたので、当面はそこで寝泊まりする事となった。
――女神アリスと地球の代表者たちによるQ&A情報――
Q:どんな悪事を働いても異世界転移はしてもらえるのか?
A:……する。ただし今回の転移を逆手に取って悪意を働いた者には相応の罰を下す。また、現在進行形で罪を抱えている者にも相応の転移時ペナルティを科す
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