第三章 魔法・アイテムまとめ
ここでは、魔法とアイテムを第二章で登場した順に紹介します。
※ネタバレはありません。
※飛ばしてもらっても大丈夫です。
【魔法】
魔法名:石床(ストーンパネル)
使用者:ヒスイ
説 明:
作中ではコンクリートの整形に使われていたが、なにもないところからでも生成可能。しかしその場合はより多くの魔力が必要になるため、効率は悪い。また魔力で消すこともできるので、やはり土塊であっても自然物を使用する方が好ましい。
習熟度が上がると、扉や窓のカタチを作れるようになる。事前に一部のサイズを設定しておくことで発動の速度も増す。
魔法名:円圧潰(ラウンドクラッシュ)
使用者:ヒスイ
説 明:任意の場合に圧をかけて潰す魔法。
一般的な魔法なのだが高度な部類に入り、使用者は稀。威力や範囲は注がれる魔力量や力量によって異なる。
派手な魔法である反面、対処方法は単純。魔力で打ち消してしまえばよい。術者の魔力を上回ることが前提の対処だが。
もしくは回避という手段もある。しかし、発動前に不可視の攻撃を察知する必要がある。
【アイテム】
呼 称:魔導ショベル
使用者:トルトゥーガのオッサンたち
説 明:カタチはまんまショベルである。亀素材を複合させて作っているので、魔力を通すと固い地面もサクサク掘れる。売りに出す予定はない。
呼 称:魔導ドリル
使用者:トルトゥーガのオッサンたち
説 明:短い柄の先には巨大な三角錐。魔力を流すと高速回転して、地面も岩もガリガリ削ることが可能。あまりの快感に魔力切れになるまで連続使用する者が続出した。
呼 称:魔導太鼓
使用者:ベリル、リーティオ
説 明:試作品は酒樽に亀素材の革を鋲留めで張り、短槍の柄を半分したものをバチにしている。ものすごく音が響く。
また後期生産版は、小型化してありフル亀素材の特注品である。販売予定はなく、アセーロがリーティオ独立への手向として贈った品。
軍事利用できそうなので、いずれポルタシオ将軍からせっつかれることになる。
呼 称:昔の神様が創った橋
使用者:リリウム領とウァルゴードン領を行き来する人々
説 明:昔の神様が創ったと言い伝えが残る橋。
この周辺では魔法は無効化されてしまう。外観は河を跨ぐ分厚く長い鉄板。
推測では、硬貨と同じく神気の塊ではないかとされている。
脳筋バトルにはもってこいのシチュエーションであり、考えようによっては河を挟んだ大規模な戦を防ぐ役割も果たしているのではないだろうか。当然、神様が創ったものなので正しい意図や用途は不明。
呼 称:ペロペロ飴
使用者:主に子供
説 明:以前登場した丸っこい飴に棒を刺しただけの品。しかし途中で舐めるのを休めたり、見た感じの可愛さからスマッシュヒット。
また花束状にしたペロペロ飴を奉納し、高評価を得たことから方々へ広がる。結果、ベリルの閃きを求める商人が増えた。
リンゴ飴、イチゴ飴など派生商品も作られていく。
呼 称:グラサン
使用者:ベリル
説 明:以前登場した亀素材の伊達メガネに、爪の素材を薄くした透ける黒い板をはめてある。ベリル曰く、司会者の必需品。
呼 称:魔導メガホン
使用者:ベリル、アセーロ
説 明:亀素材で作られたメガホン。通常のメガホンよりも声の増幅率が高く、大河の反対岸まで届くほど。これは音量だけの問題ではないと思うが、詳細は不明。深く考えてはいけない。
のちに戦略兵器として注目を浴びてしまうのだが、それはまだ先のお話。
呼 称:神様がくれた土俵
使用者:スモウを取る人たち
説 明:スモウ大会グランドファイナルを奉納したことにより賜った巨大な輪。ちょうど直径が十二メートルで、この中では魔法は使えない。
秤の神の系統である女神様たちからの贈り物なので、強さを測るための場として贈られたのではないかと推測されている。
もしかしたら、アセーロとウァルゴードンの決闘を観ていて思いついたのかもしれない。
以降、スモウの公式試合ではこの土俵が使われる。
ちなみに本作中のスモウは、拳を握るのと顔面への攻撃は禁止されているが、他はなんでもあり。かなり野蛮なルールである。
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