第三章 まとめ

第三章 登場人物まとめ

 ここでは、第三章で新たに名前が登場した人物のみを紹介します。役職名だけの人物は省いています。

※ネタバレはありません。

※飛ばしてもらっても大丈夫です。


【トルトゥーガ子爵領】


◯デコラシオ


 元傭兵。膝の怪我のあとも戦に連れていけアピールを欠かさない、バトル大好きオジサン。

 額と肩幅が広めなゴッツイ中年という見た目に反して手先が器用。ベリルが王妃殿下や王女殿下に贈る指輪の制作を任せるほどだ。

 再就職先に魔導ギア作りを希望していたが、ベリルの口車に乗り、アクセサリー工房で働くことに。

 ベリル曰く「シングルママとイイ感じだし」という話だ。今後、トルトゥーガの人口増加にも寄与するかもしれない。



【リリウム男爵領】


◯ ガリオ・デ・リリウム男爵

 

 第一章にも登場したリリウム殿。

 


◯ ニケロ・デ・リリウム


 ガリオ・デ・リリウムの長男。


◯ ボビーナ・デ・リリウム


 ニケロ・デ・リリウムの妻であり、リーティオの幼馴染でもある。

 ハタ織り機を作る才女。少々のめり込みすぎるきらいがある理系女子。しかしその才は凄まじく、回転板を見ただけで将来への展望がポンポン浮かぶほど。

 ちなみに物作りに夢中なので、跡取りはまだまだ先になりそうだ。


◯ポコ


 ベリル命名の四股名は『ハナタレ山』だ。すきっ歯でいつも鼻を垂らしてる可愛いショタである。一人称は『オデ』。

 しかしアセーロにも物怖じしない胆力があり、素直でガンバリ屋。本章のキーマンでもあった。

 彼が再登場するのは、まだまだ先になるが立派に成長した姿にご期待いただきたい。


【ウァルゴードン辺境伯領】


◯ウァルゴードン辺境伯


 牛頭種ミノタウロス馬脚種ケンタウロスの係争地に接する領地を納める貴族。

 巨体種トロルとヒト種の混血。めちゃくちゃデカい武闘派。まだ若いので経験は足りませんが、今回の敗北で大きく成長する可能性あり。

 また種族の特性として回復力アップの魔法が使えます。もし橋の上でなかったら、いっくらダメージ与えても倒れない強敵。

 アセーロとの再戦にご期待を。


◯ジャルドー


 ウァルゴードン辺境伯家を取り仕切る家宰。

 自身も戦場に出るほどまだまだ現役なロマンスグレーな爺さん。

 忠誠心も高く、今後も辺境伯領の再建に尽力する。


 

【王都】


◯サボリ関


 初代スモウ大会の王者。本名は不明のまま。

 一部の女子からは黄色い声があがるほど、そこそこのイケメンである。王国軍に所属しているようだが、その正体は……。


◯ノウロ(ワル商人)


 代々ウァルゴードン辺境伯領の綿花を扱い、大きな利益をあげてきた商人。今回の綿花値上げやリリウム領への卸しを止めるなどのイヤがらせにも協力していた。本人曰く「断れなくて」という話だが、本当かどうか怪しいところ。

 侮れない男で、スルッとベリルの配下に収まったあとも商人としての立場を築いていく。

 本章最後の彼の肩書きは『ワル商人の店長、ワル商人』である。

 リリウム領へ綿花を卸す以外にも、回転板(魔導歯車)の普及宣伝や、人材のスカウト、物資の買い出しなどさまざまな仕事をこなす。

 インセンティブ制なので、ベリルの荒い金遣いによって収入は以前より増えていく見込み。

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