第3話 グミの日/『ハード系/ソフト系』

「歯を押し返すくらいハード系が好き」

グミの好みの話だけど……異性の好みにも反映されてるよね?

ムリめの高嶺の花を狙って、跳ね返されてもアプローチし続けている。

「すぐ飲み込める方がよくない?」

ソフトにボディタッチ。

「食べてみなよ」

唇の感触くらいソフトなグミを彼の唇に押し当てた。




◆9月3日は「グミの日」/2023年9月3日作

#140字小説『ハード系/ソフト系』

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