第3話
「いやっwマジで笑えるw最後のアイツの顔www」
「マジそれなwあの顔は反則だろっww」
「やっぱ、康二くんサイコーだわーー 一緒に居て飽きねーw足が折れて絶望していた冬馬に女を奪った報告して追い討ち掛けるとかマジで鬼じゃんww」
「いつ由良ちゃんとヤッた報告しようかと思ってた所にめっちゃ良い状況が出来たからつい言っちまったww」
「やばーw康二くんマジ終わってるわw……なあ?山本、お前もそう思うだろ?」
「えっ…あっ……は、はい」
ドカッ
「ゴフッ……」
「山本…てめえ舐めてんのか?」
「うっ……い、いや…本田くんが……」
「言い訳すんじゃねえよ…あー、マジイラついてきた…」
「あーあ、康二くんを怒らせたらやばいよー俺知ーらねw」
「え……え…」
「へへっ……色々溜まってたからな……目立たねーように顔は無しにしてやっから、感謝しろよ」
ーーーー
「康二くん、もういいっしょw」
「だなwあー、スッキリしたーー」
「………………」
「由良ちゃん、山本殴ってたらムラムラしてきちゃった…だから宜しくね」
「…うん」
「あー、ずりーw俺も混ぜろよw」
「おけー、お前は口なw」
「え……康二くん、どうゆう事?」
「ん?3Pって事」
「えっ、やだよ!そんなの!」
「は?」
康二が由良の髪を引っ張った
「てめえ…俺に恥かかせんなや…大人しく俺の言う事聞いとけや」
「ひっ……う、うん…わかった…」
「次から口答えすんなよ………んじゃ、早速始めますか」
ーーー
「冬馬くん遅いな………心配だな…もしかしたら大変な事になってるかもしれない……変な物を食べてお腹壊しちゃったり、何処か足場が悪い所があって落ちちゃって怪我しちゃったり…最悪……死…………」
「もー、奏くん心配しすぎだよ!」
「うんうん、あっちは五人も居るんだし大丈夫でしょ」
「うぅ………でも……」
「九十九くん、玲也見てない?」
声のする方を見ると如月ちゃんがいた
「いや、見てないけど……」
「そっか……」
「あれ?一緒に帰って来なかった?」
「うん、帰って来たけどなんか…暇だな〜って言って私達に何も言わずにどっか行っちゃった」
「あー、まあ玲也なら心配しなくても大丈夫だと思うよ」
「いや、心配はしてない ただ何も言わずにどっか行った事に怒ってるだけ」
「あ!聖奈ちゃん!由良ちゃん達来たよ!!」
京華ちゃんが指を刺した方を見ると冬馬くん達のグループがこっちに向かって来ていた
僕はすぐに異変を感じた……冬馬くんが居ない…………
「ういーーただいまー食いもん取ってき「冬馬くんは?」
「あ?…あーー置いてきた」
…何言ってんだコイツ
「あの馬鹿さwカッコつけて 僕が行くよ って言って木の実を取るために木に登ったんだけどw」
「木から派手に落ちてさ!wしかも、足の骨折れてやがってよ!」
「この状況で足手まといが居るとたぶんこれからだりー事になんじゃん?だから置いてきたわw」
「まっ、俺ら以外皆あそこの海で死んでっからあの陰キャが一人死のーが大丈夫っしょw」
「………………」
ナニイッテンダコイツ
「はあ!?アンタイカれてんじゃないの!普通助けるでしょ!」
如月ちゃんが康二に大声で怒鳴った
「いやいや、聖奈ちゃん…考えてみ?いつ助けが来るかわからない状況で足手まといが居たら俺らにまで被害が来るぜ?」
「いつ助けが来るかわかんないなら明日来るかもじゃん!早く助けに行きたいから置いてきた場所教えなさい!」
「俺らはあの雑魚の面倒を見るのはごめんだわw」
「そうそうwアイツに助けに行く価値なんてねえーってw」
「ひ、ひどいよお、冬馬くんが可哀想だよお…」
京華ちゃんが涙を流している…
「というか、三上!アンタ冬馬の彼女でしょ!コイツらになんで従ってんの!早く助けに行こう?」
「…………」
「聖奈さん…冬馬はもう終わり、諦めよ」
パチン
聖奈が由良の頬を思いっきりビンタした
「このクズ女!終わってんのはアンタよ!」
「山本!アンタは冬馬の友達でしょ!なんで助けなかったの!」
「お、俺は関係ない…関係ない、仕方なかったんだ…」
「まあまあ、落ち着いて…足が折れてるだけだしたぶん大丈夫っしょ…」
「確かになw大丈夫だってアイ(ドガッ!)
奏が本田の顔に蹴りを入れた……すると本田は白目になり膝から崩れ落ち気絶した
「え!は?ちょっ…かな(ドガッ!)
康二の膝を思いっきり横から蹴り、その蹴りを受けた康二の脚は完全に折れていた
「ぐがっーーー!」
「許さない……許さない…許さない…」
奏は脚の折れた康二の顔に蹴りを入れたり腹を踏みつけたりしさらに痛みつけていた……
ーーー
「玲也の背中おっきい……」スリスリ
「やめろ……やめてくれ…お前の見た目でそんなんやられたら反応しちまうから!」
「えー?どーゆ事?」
「っ…さっさと帰るぞ!!走るからしっかり掴まってろよ!」
「わーい!玲也号発進!!」
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