ばらばら
約一年ぶりの執筆。なぜながらく執筆しなかったのか、考えてみる。ここ一年は少し忙しかった気もするし、なによりも最近ストレスが少なかった。良いことだが、自分という存在をしかと認識するには良くない気もする。下がないと上という概念がないように、自分の立ち位置を見失うのだ。なんなら自分すら見失っているかも。最近創作意欲が出ない。つかもうと、本を読んだりギャラリーに行ったりと積極的に行動している。しかし、まったくもって、作りたいものが出てこない。これまた、考えてみる。最近仕事が上手く行きすぎている。入社当初は、図案のチェックをしてもらうだけで多大なストレスがかかっていたし、慣れ始めた時期にはデザイン能力の低さでよく叱られていた。しかし、最近それがない。ここだけ言うと、「成長して認めてもらえたんだね、よかったね。」で済むのだが…。
良いことの裏を想像してしまう癖がついている自分に絶望する。なにか良いことがあった時、5分は小躍りする。しかし、5分の小躍りタイムが終了した次には、自分にこんな良いことが起きるなんてあり得ない…という思考にとらわれる。常に自分と自分を取り巻くものを疑っている。自分が正しい判断、正しい思考回路をしているわけがないと信じてやまないため、そうなるのだ。何かを決断する時、いつでも誰かの思考を借りている気がする。みんなは迷った時、何を糧にして決断しているのか。
「仕事が上手くいっている」と友人に言うと「ええやん」と返ってくる。自分は、「御愁傷様です。」と言ってくれる人を傍に一人は置いておきたい。なんかちょっと、見当がつく気もする。
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