次回、『ビーター』

 『聖女の宅急便』開店一ヶ月が経った。


 売上 百本/日を超えた。想像よりも速いペースで売上が伸びる。


 

 やばい、ポーション生産量が徐々に追いつかなくなってきたわ。


 『胃袋』の中はポーションの鮮度を永久に保てるので、開店前に作りだめしておいたのだが、確実に在庫が減ってきている。

 このまま行くとあと2ヶ月ほどで在庫が間に合わない。


 『どうするんだい?』

 ひいおばあちゃんが心配そうに日記の中から尋ねる。


 『我の予測によれば、今でも数倍は潜在需要があるからの。販売拠点も売り子も揃っていながら、商品不足とは残念じゃ』

 頭から灼熱竜の声。

 彼もかなりこの商売に入れ込んで、いろいろ知恵を出してくれていた。


 そうは言っても、元々たくさんいるメタル・ビーや力業で増やせる拠点と違い、ポーションの生産には限界があった。


 材料集めも、生産ライン増設も簡単ではない。


 しかも、生産ラインの一番重要な工程は私の『胃袋』で行っているしな——


 私が一人しかいない以上、誰かがどんどん材料を持ってきてくれても、私がボトルネックになってしまう。


 『そんな後ろ向きな考えはあなたらしくないわ。私の後継者はいつでもどんな困難でもなんとかしてきたでしょ!』

 オルタクリムらしい援護射撃だ。


 そうだった。

 今までも何度も壁にぶち当たってきた。

 とてもではないが越えられそうにもない高い壁ばかりだった。

 その度に、生真面目に壁を越えるのではなく、壁の穴を探し、抜け道を探し、敵を巻き込み、最後には壁を壊してまで突破してきた自分だ。


 『聖女の宅急便』をどうにか軌道に乗せたい。

 このサービスを拡大して、このダンジョンの冒険者を助けたいダンジョンで楽して悠々自適に暮らしたい。最初のころのそんな強い気持ちを思い出した。


 —— 私は増産を決意した。


    *


 商売を始めてから1ヶ月。日商はあがるものの、大規模な増産を計画するにはまだまだ元手が不足していた。


 町工場まちこうばのようなところを買収してちょっとずつ事業拡大していけば、数年後には今の数倍の規模に出来るだろう。


 いやいや、このポーションの需要はその頃には数倍では済まないはずだ。数年後でも需給不足は解消されていない。

 このまま小手先の拡張を繰り返すことになり、いつまでたっても泥沼の自転車操業から抜け出せないだろう。


 実業家としてもっとやってはいけないことは、判断の遅れで商機を逃すことと、資金の逐次投入だ。


 私はここで博打を打つことにした。


 元手は私、勝負を挑むのは深層攻略組 最強パーティーのリーダーであり、エースであり、『ビーター』と呼ばれるキリオ。


 『ビーター』が何かはわからないが、若いのにめっちゃくちゃ強くてめちゃくちゃお金持っているらしい。


 彼を攻略して資金を引き出すのだ———!


    *


 「みんなにも協力してほしいの!」

 オルタクリムとひいおばあちゃんと灼熱竜に相談する。


 『キリオというやつは押しの強い女の子に弱いそうだな』

 灼熱竜がどこからか仕入れてきた謎情報を教えてくれる。


 本当は押しの強い女剣士と仲良くなりたいらしいが、ここダンジョン・ティンブクトゥにはそんな都合のよい女子はいない。


 そもそも彼が所属している深層攻略組には女子は皆無。

 私が知っている限りでは、ゴリゴリマッチョ女子がタンク役でひとりいるだけだ。

 私の出身、スヴェルテ魔法神学校のOG先輩にあたるらしいが、さもありなん。


 『クリムなら彼のお眼鏡にかないそう。 わたしのひい孫だけあってかわいいしな。年頃の少年が好きそうな女子に化けさせてやろう。私の手練手管を伝授するぞ』

 ひいおばあちゃんがノリノリになっている。


 若かりし頃のおばあちゃん、奥手だったこと知ってるんですけど——

 そんなおばあちゃんに手練手管なんてものが存在するとは思えないんですけど——


 きっと、おばあちゃんが少女のころに愛読していた『りぼーん』や『なかよーし』の少女漫画に影響されて当時考案した妄想の恋愛テクニックなんだろうな。


 『—— まずは相手の経済力と親族の把握からじゃ』


 私の想像していたものと違ってたようだ……



 オルタクリムが脇からキャーキャー割って入る。


 『会うときはミニスカートで行きなさいよね! 白地に赤のラインが入ったタイトな服がいいわ。深層攻略組の男どもが好きそうなやつ。いい? 絶対落とすのよ!』


 あんた、自分だったら絶対そんな服着ないわよね。


 いかん……、 みんなこの手の話しが大好きなの忘れてたわ。



 『最近、深層攻略が行き詰まっているらしく、気分転換に中層階に出没しているらしいぞ……』


 『彼には歳の近い妹さんがいるって。シスコンって噂も聞くわ』


 『妹さんに負けないくらい魅力的な女の子に化けないとね。コーディネートは私に任せて!』


 『なんでそんなお金持ちなのにダンジョンに潜っているのか不思議だな。だいたい金がないものが冒険者になると相場が決まっておるがな』


 『実際にはそんな事ないらしいわ。お金では満たされない心を抱え、周囲の反対を押し切って、ひとりダンジョンに潜ることを決意する青年。涙ながらにその後ろ姿を見送る幼なじみの少女。なんてロマンチックなの——っ!』

 おばあちゃんが少女漫画の世界に戻ってしまった。


 「いやいや、最近の女子なら一緒にダンジョンに潜るでしょ? 何なら率先して魔物倒すし」


 『それはスヴェルテ魔法神学校の生徒だけじゃわい。お前も1年でゴリゴリマッチョ文化に染まったのう』


 ギクッ! 普通の女子はそんなこと考えないのか! 我が校の洗脳ヤバいな。


 『ここにギガントマキアの優勝者が二人もいるって、心強いわね。強気で攻めて、キリオをなんとか落とすのよ! まずは扇情的な服ね!』


 こうして、キリオ攻略作戦会無駄な時間議が延々と続くのであった……



   ◇◆◇◆◇


 

 キリオは20階層目の穏やかな日差しの中、路地脇の街路樹の木陰で無防備にも寝ていた。


 「攻略組がこんなところでのんきに寝ててもいいの?」


 私は声をかける。


 「こんな天気のいい日にダンジョン攻略なんてもったいない」


 キリオは木漏れ日に気持ちよさげにまどろみながら、目をつぶったまま答えた。



 変な男の子だ。


 長年使っているであろう古びた黒の長コートに剣を2本持った変わった格好。

 黒い髪の毛は手入れをしていないかのように少し長くなっていてツンツンしている。


 返事をしてからも微動だにせず、目をつぶって寝そべっている。

 私は近くに座り、彼が起き上がるのを待つ。


 心の中で『時は金なりじゃい!さっさと起きんかい!』と叫びながら、これから借金を申し込もうとしている本人にはそうも言えず傍らでぼけっと時を過ごす。



 まだ彼は寝そべったままだ。


 待つのにも飽きた私は『胃袋』からコヒとバフ付きのケーキを取り出し、ひとりお茶会をはじめた。


 気づくとキリオが寝転んだまま半身をこちらに向けて、ジト目で私の手元を見ている。


 「これ要りますか?」


 視線での攻防に疲れた私は、キリオの分もコヒとケーキを出した。

 ようやく彼は体を起こし、私の向かいに座り直した。


 「悪いね〜。このお礼はいつか精神的に!」


 いつも女性を騙しているテクニックなのだろうか。あどけないと本人が思っているだろう笑顔を振りまき両手を合わせ私を拝んだ。


 手にしたバフ付きのケーキを懐かしいような、それでいて忘れたいような複雑な表情で見つめる。どうやらキリオの甘じょっぱい思い出に見事刺さったようだ。


 よし、幸先いいぞ、私のリアルラック。


    *

 

 「それでキリオさん、お願いがあるんです」


 コヒとケーキを食べ終わるのを見計らい、彼の目を見て私は言った。


 キリオは私の目を見つめ返すとはにかんだ顔で答える。


 「こんなこと言うの俺の柄じゃないけどさ——、悩んでいることあったら相談しなよ。俺の肩ならいつでも貸すからさ」


 キリオは慣れた手付きで私の頭をくしゃくしゃっと撫でる。


 いやいや、私、今まさに相談してるんですけど(怒)!

 肩貸してほしいじゃなくて、お金貸してほしいですけど(怒)!

 頭撫でるのも本来であればセクハラって訴えるところなんですが(怒)!


 キリオを殴りつけたい衝動を、すんでのところでなんとか制止した私は、オルタクリムと練習した極上の笑顔でにこりと微笑んだ。


 「私は『聖女の宅急便』の店長、クリムヒルトといいます。お陰様でお店が好調で、ポーションを増産するために工場を新設したいと思っています。その資金が足りず、キリオさんに投資をお願いしに参りました。お貸し頂いた資金は絶対に利子をつけてきっちり返します。キリオさんに損はさせません。資金を貸していただけませんか?」

 ストレートにお願いする。


 キリオは私を値踏みするようにしばらく黙って私を見る。


 「言っておくが俺はソロだ」


 「え?」


 全く想像していなかった返答に困惑する私。


 「昔パーティーを組んでいたこともあるが、やんごとなき事情で解散してしまった」


 「……」


 「だから、もうパーティーメンバーはひとりも死なせたくないッ! それだけは絶対だ!」


 展開が読めない私は、顔をこわばらせたまま黙って続きを待つ。


 「誰かを見殺しにするくらいなら、一緒に死んだ方がずっとましだッ! それが君みたいな女の子ならなおさらだ!」


 完全に一人の世界に入り込んでいる。

 相手したらダメなやつだわ……、これは。


 彼の『オ』って言うあだ名は、いるからじゃなくって完全にしまっているからだったのか——⁈


 諦めて、あっちの世界から戻ってこない彼を置いて静かにその場を立ち去ろうとした私に彼が言う。


 「え? 一度俺とパーティーを組みたいって、そんな相談でしょ?」


 どういう脳の構造していたらそんなお願いに聞こえるのかは不明だが、私と臨時パーティーを組み階層主を一緒に倒して彼がその実力を認めたら資金を貸してやろう。


 どうやらそう言いたかったらしい。


 —— こいつの頭の中をかち割って灼熱竜に解析してもらいたくなった。



   ◇◆◇◆◇



 60階層目。


 深層攻略組が躍起になってボスである階層主の棲家を探していた。

 そしてつい昨日、その階層主のいる大部屋の位置がわかったらしい。


 「攻略レイドは4つのギルドで組む。まずは一番大きなキバオウジのギルドが階層主との戦いの前衛を務める。他のギルドはその支援に当たる。俺たちはその周りでサブボスの相手をして時間をかせぐのが仕事だ」


 なんか息巻いていた割にはしょぼい仕事もらってんのね。

 これじゃ私の実力知りたいって言ってても階層主とは私たち勝負しないじゃない。


 彼はにゃっと笑う。


 「まあ俺は嫌われ者のビーターだからな。 でもラストアタック賞はどんな手段を使ってでも必ず手に入れてるんだぜ? これでも」


 —— 性格が悪そうなことだけはわかった。


    *


 いよいよ階層主との戦いである。


 階層主は巨大なムカデの形をしていた。


 巨体を反って上半身を持ち上げている。

 非常に大きく硬そうな鎌状の前足を左右に薙ぎ払い、近づく冒険者を一刀両断にしようと狙う。

 外殻も非常に厚く大鉈でも歯が立たないようだ。


 そのころの私たちはと言うと、小さなムカデの大群に襲われていた。

 めっちゃ気持ち悪い。


 「へえ〜。クリムってこの手の虫、苦手だったんだ?」


 余裕こいてムカデを器用に避けながら、私に軽口を叩くキリオ。

 絶対こいつ許さん。


 しかも「クリム」なんて馴れ馴れしく呼び始めて、お前は何様じゃい!

 

 もうこいつの相手をするのは極力避けようと考えた私は、秘蔵の『ブレストファイヤー・スピア』で小ムカデを一瞬で焼き払う。



 次に凍ったカブトムシのようなサブボス戦士が現れた。


 「フフフ、キサマタチガ、オレサマノ、アイテカ! ワレハ、コキュー ——」


私たちを舐めて決闘の名乗りをあげ始めた瞬間、面倒とばかり灼熱竜の豪炎で融かす。


 「マサカ! コノオレガ、コンナコムスメニ、ヤラレルトハ ……」


 カタカナででも話しているかのような、金属をこすり合わせたかのような聞き取りづらい辞世の句は無視無視。


 もうこれ以上サブボスは出ないらしい。

 攻略レイドの全ての冒険者が、あらためて階層主に向き直る。


 ここからが攻略組全員での階層主との頂上決戦だ。

 キバオウジたちが階層主のHPをすでに4本目の中間まで削ってくれていた。


 性格の悪いキリオが、待っていたとばかりに私にウィンクする。

 どうやらキリオは最後の攻撃を仕掛けてラストアタック賞を狙っているようだ。


 「よし、俺たちで階層主をやっつけてしまおうぜ! 俺の攻撃に呼吸を合わせるんだ!」

 キリオが叫んで背中に差していた2本の剣をようやく抜いた。


 いやいや、お前さっきから武器も抜いていなかったんかーい!

 小ムカデとコ○ュートスと戦っていたの私だけだったんかーい!


 「うぉ————————!」


 ユニークな二刀流の本性を現したキリオ。

 右手と左手にそれぞれ名のありそうな立派な剣を持ち、両手を拡げたままのポーズで階層主に向かって走り出した。


 その勢いのまま斜め前方に大ジャンプする。


 —— 速い!


 強力なつむじ風のようにきりきりと錐もみしながら空中を舞い、キリオは階層主に迫る。



 その瞬間、私は『聖なるスライムの指環』を取り出して叫んだ。


 「暴食の嵐————————————!」


 スライムボディになった私は階層主を包み込み、そして食らった。


 一瞬で決着がついた。



   ◇◆◇◆◇



 「え? 俺、呼吸を合わせようって言ったよね?」


 「ごめんなさい、聞こえてなかったわ」


 「お嬢ちゃ〜ん、それはあかんで! 横からラストアタック賞かっさらって、ドロップアイテムまで全部丸呑みなんてそんな殺生なことあるかーい」

 キバオウジが訴える。


 「え〜、ごめんなさい。私はキリオさんの指示で動いただけなんで、文句があればキリオさんに言ってくださ〜い」


 攻略組の暗黙の了解を全く理解していない新米冒険者の顔をする。



 「と・こ・ろ・で! 例のお約束の件ですけど——」


 私は早速懐から用意していた書類とペンを取り出した。

 すでに金額も契約条件も記載済み。

 あとは、キリオの署名だけだ。


 良心的な私は、こんな状況下でも相手を騙すような邪悪な条件は盛り込んでいない。あくまでも債権者キリオ債務者クリムの対等な関係を築くための内容であり、債務者としての私の責務もしっかり明記してある。


 邪悪なのは、書類に書かれたその資金援助の額だ。


 一ヶ月前に商売を始めたばかりの零細店主相手が一般的に必要する援助額より、桁数が4つほど多い。


 普通の店主であれば奮発して広めの店舗を居抜きで借りて改装オープンするくらいの発想のところ、私が借りる資金は高層ビルを現金で建てられるような額だ。


    *


 このことは脳内+日記の首脳会議で事前に相談した。


 『さすがに心配だわ。この事業に失敗したら、たとえ父上でも返せないくらいの借金を抱えることになるわ』

 と、オルタクリム。珍しく扇動側ではなく抑えに廻る。


 それはそうなのよね——

 家に迷惑が掛かるようなこともしたくないし、と逡巡してしまう私。

 

 『まだ初めて1ヶ月だしな……。 もう少し身の丈にあった規模でいいのではないか?』

 灼熱竜も慎重派だ。

 こうなるとおばあちゃんも止めに入るだろうな。


 『いいんじゃないの? あんたがやりたいようにやってみれば』


 え?


 『あんたには才覚がある。それはわたしが保証するわ。まだ若いんだし、失敗してもめげない性格のあんたのことだから、今回うまく行かなくて借金まみれになっても、いつか取り返して倍返しするでしょ。何事も経験、経験。あんたがこのお金でどんなすごいことするのか、わたしは見てみたいわ』


 おばあちゃん……


 元のクリムの体を乗っ取ってしまったスライムの私にも関わらず、実のひ孫のように接してくれる温かいおばあちゃん。


 いつもは私を心配して、オルタクリムと灼熱竜のイケイケな態度を戒めてくれる役をしてくれているおばあちゃんが、ここぞというときに私を信頼して、私がやることを楽しみにしてくれるとは……


 私の心は決まった。


 この莫大な資金を必ずゲットし、おばあちゃんに私が成し遂げた景色を見させてあげよう。


    *


 階層主を倒したその部屋で、ラストアタック賞を取れなかったキリオはまだへたり込んでいた。


 「そ・れ・で・は! こちらにサインをお願いします! 」


 うつろな瞳のキリオにペンを握らせる。

 

 「こッ! この金額は————!」


 書類を見たキリオは一瞬でしらふに戻った。

 やはり、この金額にはさすがのキリオも目を覚ましたようだ。


 「必ずお返しします! このお礼はいつか精神的に——」

 「いやいや! 精神的じゃダメだーッ。 金銭的に返せ——ッ!」


 そう言いながら、キリオはやけくそ気味に目をつぶりながら、書類にサインを殴り描いた。


 その瞬間、書類から契約の魔方陣が浮かび上がったかと思うと、私とキリオの手の甲に貼り付き一瞬輝いた後、消えて見えなくなった。


 —— 契約が成立した。



 こうしてキリオにその実力を見せつけた私は、キリオからまんまと高額の資金提供を受ける大金をせしめることに成功したのである。


 ふふふ、最新設備、世界最大規模のポーション工場作ってもお釣りがくるくらいじゃわい。このお金、大切に使ってしんぜよう。


    *


 この光景を端で見ていた深層攻略組の面々は、絶対にクリムには逆らわないようにしようと心に刻んだ。


    *


 こうして深層攻略組にも『邪悪な聖女』の悪名を轟かせた私は、世界を牛耳る闇の大商人にまた一歩近づいたのであった。




———————————————————

次話『Kriem N°5』へ続く

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