記憶を消したい

 人の記憶を消したいと何度願ったのだろうか。何かを失敗するたびに信じてもいない神に請い願うのだろうか。存在するはずのない魔法や魔術を夢見るのか。だけどこの行為はただ羞恥心で身体が熱くなる中、現実逃避のため逃げるためだけである。熱や周りの雑音を消すためだけにするだけ。何も変わらない。好奇な目に晒されて辛い自分の気持ちを保つだけの行為。

 私は思う。何が悪いのか。原因を作ったの何なのかを。結論このご時世のせいだ。自分の意見を発表することは本当に必要なのか。正直そこまで要らないと思う。全てを否定するわけではない。だけどこれだけは言える。下らない内容を話す必要はないと。何が古典の授業で俳優や女優などを紹介しなくてはいけないのだ。全ての人がドラマを見ているわけでもないし、顔は分かっていても名前なんか出てこない。なにが「若者向けの平安時代に書かれた作品の10分間ドラマを貴方が作るとしたら」というプレゼンだ!

 私は必要なものを発表することが一番いいと思う! と言うことで私はクソ教師と仲が良くも悪くもないクラスメイトの記憶を消したい。

 そうこの話はただプレゼンで失敗した作者の現実逃避のための行為の結晶である。読む価値は1ミリもなかったが最後まで読んでくれた読者には感謝する。同胞がいることを私は願う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ワンシーン @Aonosekai_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ