俺のニワトリが減ってる事件
bbキャンセル君
事件の真相
「なー今朝、庭見たらさ俺のニワトリ減ってるんだけどさー誰か食った?」
静まり返る裏の幹部達が集う、部屋。
「どこで飼ってんだよ」
「自宅」
「じゃあ俺ら無実だな、お前の家知らないし」
「まーだいたい予想はつくんだけど、なー」
三人の幹部を睨み付ける、目をそらしたり何故かどやったり、くわえたタバコを、吹き矢みたいに飛ばす外道(だがそんなに飛ばない)、あー放送できねぇよ!いや訂正、映す価値無しだわ。
「言えゴミども、何で食った!!!?」
「親子丼」
「ケン◯ッキーにしてもらった」
「人のニワトリで何がケ◯タッキーだコロスゾてめぇ」
ふるふる
首を横にふって無駄な死にたくないアピール。
「最後にお前はどうした?」
「唐揚げにした」
クールに胸ポケットから新たなタバコを取り出すのを
勢いよく右手で落とし、さっき落ちたたばこを踏みつけ、はあ、とため息からの黒い笑顔
「お前ら美味しかったか?」
と聞くと
「「「ああ!美味しかった!」」」
と返ってきた。
次の日
「あれ?昨日からかな?あいつらの姿見えなくなったんだけど」
通りかかる他幹部の人が、俺に聞く。
「あーあいつらは、俺のニワトリと同じところへ送ってやった」
「え、それって」
「嘘嘘、病院送りにしただけ」
清々しく笑う彼に全てを察した他幹部は引いた。
「ニワトリの恨みこっっわ」
俺のニワトリが減ってる事件 bbキャンセル君 @aiumi
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