第4話

ピピピッと言う音ともに凛は目が覚めた。

そして焔がいないことに気づく。跡形もなく消えている。


『昨日のは夢だったのか?』


そんなことを思い、いつもの生活が始まる。

朝、7に起床。まだ眠たい頭を起こすため、寝巻きから着替え、顔を洗い、

昨日の晩御飯の残りを朝食にした。

その後8まで掃除など、自由な時間を過ごした後、9から近くのコンビニでバイト。

9から11までのバイトを終え、12からの飲食店のバイトに急ぐ。

飲食店に着き、12から14まで働いて、適当な時間に賄いを食べさせてもらう。

14から16まで家に帰るなど自由な時間を過ごし、16から17にスーパーでバイト。

終わった後に家でご飯を食べた後、

ここからが彼女の本領発揮だ。

20になり、すっかり暗くなった頃、近くの小高い山に向かった。

山には人工的な石垣があり、その周りに100人近い人が集まっている。

彼女が着いた途端、みんなが大声を上げる。


「「総長!お疲れ様です!」」

「ああ、今日も全員集まれているようで良かった。今日の報告も聞かせてもらおう。」


彼女が石垣の上に座ると3グループがそれぞれ話し始めた。


「救護班、この1週間で団員19名、一般市民5名の応急手当てをした後、団員は3名、一般市民は5名全員、病院に搬送されました。命に別状はありません。」

「戦闘班!1週間のうちに騒動は24件、のうち、桐山、江本、リオンが搬送されました。また、それ以外に怪我を負った人は資料にあります!以上です!!!」

「えぇ、情報収集班、今回の騒動などを通して暴走族集団『巣裵ゑ怒スペード』が精力をつけてきています。ただいまの総員数は、えぇ、194人。今調子に乗っていて、非常に危ないかと思われます。」

「なるほど、巣裵ゑ怒スペードには手を打たないといけないな。わかった。この後幹部は私のもとで話し合いをする。他の者は解散!体を休めるように!」

「「はい!」」

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