キャッチコピーやあらすじにも書いてある通り記憶を取り戻すための物語として描かれています。
最初から最後まで全てを練った上で執筆されているような、物語のパズルが用意されていました!
私はこのレビューを全て読み終えた後に書いていますが、まだ読まれていないみなさんに、思わず〇〇だからぜひ読んで!という身も蓋もないような衝動に駆られるほどです!
プロローグからすでに引き込まれる緊迫した描写。思わず組みたくなるパズルのように置かれた違和感や謎。
じっくり読むにふさわしいとはまさにこのことだと思わせてくれる良作です!
すでに完結されている作品のため、ぜひとも最後まで駆け抜けることを強く強くお勧めしたいと思います!