応援コメント

猜疑と不安の波間で その9」への応援コメント

  • ごきげんよう、ううん、なんだかマコトさん、小市民から徐々に勇者へと戻りつつある感じがしますね、特に魔法や剣術みたいな技を使う際は、身体に馴染んでいるというか身体が覚えているというか。今は小市民をやめて普通の市民? 勇者にはまだ遠いのかも?
    って、何も逃げるように背を向けなくても。
    今は情報、その真偽は別として多くの情報を集めるべきではないのかしら?
    情報は嘘でもあったほうがいいのですから。一番最悪な状況とは情報ゼロであるとも言いますし。
    でもエルサさんの喜ぶ顔を直視するのが辛い、という感情の動きは何なんだろう?
    ひょっとして封印された記憶の中にエルサさんの笑顔が刺激するような何かがある、とか?
    現時点では一番立場も行動もニュートラルな(ように演じている可能性もありますが)エルサさんが一番高品質な情報源に思えるのですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう! 丁寧に読み解いて下さった上での感想、いつも本当にありがとうございます!
    マコトは戦闘中となると、特に勇者っぽい行動取りますよね。身体に馴染んだ動きは、記憶が抜けても同じように動けるお陰でしょうか。
    でも、まだまだ本調子には遠い感じです。
    エルサが知っているマコトは、魔物の一匹程度どうとでも出来ると思っているようですし。

    でも、確かに逃げ去ったのは悪手でしたね。
    最悪な状況は情報ゼロ、なるほど確かに。嘘であろうと精査する際に、その情報が意味を成すかもしれませんものね。
    そういう冷静な思考を持っていれば良かったんでしょうが、マコトは純粋な笑顔やお礼を受け取る事に心苦しくなってしまったようです。
    それは次回で明らかになります。
    そして、エルサがニュートラルな立場で、一番信用できる情報源、というのも間違いありません。
    でも、冷静さを保つのが無理な位には、マコトの精神はぐちゃぐちゃなんです。
    なにせ疑心暗鬼を煽る人もいますから……。