応援コメント

猜疑と不安の波間で その7」への応援コメント

  • ごきげんよう、顔も合わせず扉越しの声だけでケルス姫の揺れる感情が伝わったのですから、彼女がマコトさんを心配しているのはおそらく確かなのでしょう。けれどマコトさんも考えたように、その想いが、彼の命を救いたいからなのか、最後の王族として国と国民に対する責務を果たしたいからなのか?
    でもどちらにせよ、マコトさん側に恋愛感情はないのですし、自分の安全を考えるのなら、取り敢えず従った方が得策なのでしょうが、でもケルス姫にこの破滅的な状況を回避する術、回避できる目算があるのかどうか、疑問ですよね。
    さて、エルサさん、新キャラ登場ですね、彼女が私の新しいお姉様かしら? 男言葉が素敵です、ってそれは横に置いて。
    これまでで一番勇者マコトさんと親しそうで今のところ安心できそうな方ですよね。記憶喪失のことも知らなかったようですし。
    でもそれさえ、今のマコトさんには演技かもなんて疑おうと思えば疑えるのですよね、胃の痛くなる状況が続きますが、彼女と出会ったことで流れが変わるのか?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもいつも丁寧な感想、本当にありがとうございます!
    そうなんですよね……、ケルス姫がマコトを案じているのは本心です。でも、心の底で最も強く思う事は何なのか……。それは王族の責務かもしれません。
    彼女にこの災厄を収める方法が、本当にあるのかどうか……。
    味方がいても少数、彼女らに出来る事はあるのでしょうか。

    そして、新キャラ登場です。
    エルサはその話しぶりから、旧知の仲なのが伺えますよね。
    その上、マコトを巡る争いにも関わっていない様子です。
    でも、そうなのです……! 今となっては、その態度すら計算されたもので、演技を疑わなくてはならなくなっています。
    彼女は掛け値なしの味方になるのか……。今後を楽しみにして頂けると嬉しいです!