応援コメント

目覚めの時、或いは微睡みの継続 その7」への応援コメント

  • ごきげんよう、シュティーナさんとの邂逅、成りましたね。
    そして私の中では一気にシュティーナさんの胡散臭さレベルが上がってしまいました。
    共に死を覚悟して破滅を回避しよう、そんな悲愴な決意と覚悟を、互いに交わした同士とも思えない機械的な言葉。それだけ濃密な会話を交わした筈なのに「はじめまして」で始まる邂逅、記憶を失くして戸惑いまくっている事を知っていて尚、さあやりましょうと急かす、城内に生存者がいようがいまいが知ったことかと言わんばかりの冷静さ、全てが胡散臭く、そしてケルス姫以上に人間味が感じられない言葉の選び方。
    それが真に勇者マコトの決意に感銘を受けて覚悟を決めたからなのか、それとも腹に一物を抱えているからなのか。
    それでもマコトさんはまずは共に動く事を決めた様子ですね。
    現時点ではそれしかないでしょう。
    動くかでしか、真実を知ることは出来なさそうですから。

    ああ、私の新しいお姉さまはいつ現れるのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつも丁寧な読み解いて頂いた上での感想、本当にありがとうございます!
    流石、何かと鋭い指摘をされるおだ様、シュティーナに対する胡散臭さも過敏に感じ取って頂けたようで……(笑)
    口では良い事を言っているんですけど、表面的なものにしか見えず、勇者マコトの意志と覚悟に感銘を受けたのか……疑問ですよね。
    でも、単に感情が表に出ないタイプなのかもしれないですし、誤解されやすいタイプなのかもしれない、という可能性も残されています。
    自分の命も顧みない代わりに、生存者が居ようが、やはり顧みない。
    それは果断というより、冷酷そのもの……。
    どうなんでしょう、信じて良いのでしょうか。
    でも、マコトはとりあえず、ドーガの事もあってシュティーナと行動する事に決めました。
    仰るとおり、真実が何であるにしろ、それを知る為にも進まなければ見つけられないでしょうから。

    そして残念ながら、おだ様のお眼鏡に適うお姉さまは、拙作には登場しないかも……(笑)