2023 11 03
久しぶりに土屋俊介君から電話がありました。中学・高校の同級生です。彼は、その世界では有名人です。月刊「ムー」の三代目の編集長でした。
以前、「UFOとかあるのか?」と訊いたら、「ある」と云う。「見たことあるんかい?」と訊いたら、「ない」と云う。「俺はあるで」と訊いたら、「羨ましいのう」と云う。「でもな、
10年ほど前、小料理屋の従業員に月刊「ムー」のファンだという女性がいました。土屋俊介に会わせて欲しいと云ったので、土屋に電話したのです。ですが、土屋から「変な奴らばっかりで困ってんのや。悪いが、今回はすまんのう」と云う答えが返ってきました。
変な奴?……お前が変な奴らの頂点に居てるやないかい!
なお、これも10年ほど前です。今治に帰省したのは良いのですが、真っ黄色のタキシードと真っ黄色のシルクハットで商店街をステッキを持って歩いているではないかいな。私は他人のふりをして横道の路地に隠れました。
お前も宇宙人やないのか?
DWさんの事(その4)
重慶までチャーター飛行機と云っても10人くらいの客室です。しかし、DWさんともう一人の客、パイロットと三人でした。パイロットもこれが最後と言ってました。
もう一人の客も国民党政府に金の取り立ての仕事でした。重慶には着いたのですが、しかし、国民党政府の紙幣には何の価値のありません。ドルしか価値はありません。どうしたものかと悩んでいたところ、その客が流暢な中国語で取引を始めたのです。ユダヤ系のフランス人だと云ってました。
結局、美術品だったらあるので、二日ほど待ってほしいと云う。たぶん、どっかの金持ちの家に入って強盗したのだと思います。金目の品かは分かりません。
そのフランス人にも金目の品かは分からないと云ってましたが、飛行機には、美術品と共に帰りました。上海のユダヤ人の美術商がいるので、一緒に行きました。
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