第37話 新人との邂逅。④

ノックの音が聞こえると社長は命拾いしたという顔になって、零はいつの間にか俺の隣に戻っていた。


「社長、どういうことですか。私はあなたから午後からだと聞いてましたよ。」


ノックはされたが社長がOKを出す前に室内に入って来た。

あの顔は…いや、知らない顔だな、多分。実はあったことがあって俺が覚えてないかもしれないけど知らない女性だ。なんで、俺はこんなにも周囲に女性が増えていくのだ…。

そして彼女はそのまま社長の方に歩いて首根っこをつかんだ、そして、はっとしたかような雰囲気をだして


「あ、まずは、社長に怒るんじゃなくて普通に仕事をしないとですね。」


と言った。

そして、こちらを向いて


「どうも初めまして、私は神無月時雨と春風紗月のマネージャーを担当いたします、涼風藍那です。宜しくお願いします。あ、ちなみにですがそちらからのあいさつは不要です。」


お辞儀をしながらそう言ったそして俺たちもお辞儀をしようとしたら、なにか慌てた様子であいさつは不要だと言われてしまった。何故だろうか。


「あ、そういえば、時雨さんにおサリー・ソフトウェア社から案件が来てます。なんとも、完全新作のオープンワールドRPGのテストプレイだとか。あとですね…」


なに、サリー・ソフトウェア社だと、例えば、ファイナル・クエストとかドラゴンファンタジーとかの名作を出してるところからの案件だと、しかも完全新作、これは、ゲームオタクとしてやらねば。


「もちろんやりますよ、サリー・ソフトウェアからの案件。」


「そう、わかったわ。」


その案件の話が終わったとき、ノックすらされずに扉が開いた、そして妹と同じくらいの背丈の人が入って来た。


______________________________________


今回も短めです。すみません。

四連休なのに全然筆が進みません、何故だ!!毛筆は行書とか普通にすらすらと書けるのに、クラスの中で三人しか選ばれない展示会の作品にも選ばれたことがあるのに、何故だ!!


県民の日学校ホリデーいいね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る