4
AM 10:20 探偵事務所 如月
ラスティアが
再生されている
なんと、4
そして、殺した方の2人もまた、
「これは
私はその動画を、
ズームしてみると、
やはりこれは、
そう考え事をしていると、ラスティアが
「姉さん。
「わかった。すぐ行くよ」
どうやら、五十嵐さんがようやく来たみたいだ。私は
玄関を出ると、黒いプリウスが止まっていた。
「悪りぃな、お
「いえ、いつ来るのかと暇を持て余した所ですよ」
五十嵐さんは
私は五十嵐さんの車に乗り、
――――――――――――――――――――
数分後 北海道警察 中央警察署
五十嵐さんの車で警察署に着く。ここからは
まぁ、
警察署に着くと、五十嵐さんに
「ここで少し待っててくれ。それと、
五十嵐さんはそう言うと、ここを後にする。私は、
しばらく待っていると、ドアが開き望月さんが来た。塞がれている手には、事件の進歩をまとめたファイルがあった。
「すいません、キサラギさん。五十嵐さんの
「
望月さんは、両手いっぱいの
「五十嵐さんに持っていけって言われて持ってきたやつです。あの人、本当に
まさか、ここまでの
そう感じながらページをめくってると、新しいページを開く。ペンの
「これは、また被害者が?」
「えぇ。
全裸の10代の男女4人組が2人ずつ
「4人共死因が出血性ショックで、その内2人はもう2人を殺害後に自殺したと」
やはりそうか。あの映像は、この事件のそれも最近亡くなった4人のものだったのか。
そうなると、少し気がかりなことがある。奴は、何の為に
望月さんは、何かを
「い、
「いえ、何でも。それより、コーヒーのおかわりをもらえたりしますか?」
「は、はい!今持ってきますね!」
望月さんは、私のカップを持っていき部屋を後にする。何かと、
私は、ファイルを閉ざすと、
「あのタブレットの中身、見たよ。まさか、このようなことになってるとはね」
「あら、それはどうも。
「なんだ、まだそれ捨ててないんだ」
「ここ
「そう。それより、ご遺体はどうなってる?」
「
「君にしては
「さぁ?少なくともそれはないわ。まぁ、それは後になってからの話だろうけど」
2人で話していると、誰かの
「そう言うことで、また何かあったら伝えるわ。アル」
「はいはい。
彼女は、笑顔を見せながら、亜空間に入っていく。亜空間が消えて少しして、ドアが開いた。
「すまんな。鑑識に頼み込むのに、
「いえ、待っている間、資料を
「そうか。それより、
「はい、大丈夫です」
私は、そう返答すると、五十嵐さんは私を遺体が
そして、
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