第9話ごうもんです〜




楽しい楽しい拷問の時間だよ〜。

まずは、何からにしようかなぁ…



「おい、テメェっ無視すんじゃねぇっ!」



うるさいなぁ…

あ、そうだ。このまま痛めつけても面白くないし、っと



犠牲サクリファイス



うっわ…右腕折れたし、片目潰れたんだけど…あと多分軽く肋骨折れたなぁ。




「なっ、なんだ?」



状況が読み込めず目を白黒させている炎くん(笑)。今、反撃できれば勝てたかもしれないのにねぇ。



「君にチャンスをあげようかなぁ。私に今から一撃入れられたら勝ち、でも負けたら君の罪を全て被害者達に伝えよう。」



「てめっ!俺様を脅すのか!!!」



「リーダーっっ!落ち着いてください。あの女もなんか知らねえがダメージを負ってます!殺っちまえばいいんです!!!」



さっきの攻防で何もわからないなんて幸せな頭してるなぁ。まあおかげで実験が捗るからいっか。



「ふん、そうだったな。女のくせにさっきは調子に乗りやがってよっ!!!」



何も変わんない……な……

ここまでかぁ…



今度は正々堂々心を折った後にしっかりじっくりいたぶろうかな?



ちょうど炎くん(笑)が斬りかかってきたので、左に避ける。

ついでに自分の右手に短剣を刺して、右腕を鞭のようにして相手の脇腹に不意打ちを入れる。


勢いがたりなかったから、斬り裂くまではいけなかったな……肩外せば上手くいったかなぁ。



「がぁっっ!!!!」



脇腹を抑えよろめく炎くん…?



あれ?



違和感を覚えて咄嗟にかがむと、突然視界が真っ赤に染まった。



へぇ…今のは悪くなかったなぁ。

よろめいたふりから踏み込んで無詠唱での斬りつけ…

うん、さっきのダメな点を踏まえたいい攻撃だねぇ。



「ははっ!!!やってやったぞ女ぁっ!これでお前の負けだぁっっ!!!」



炎くんはおばかだなぁ。目を奪ったくらいで負けだなんてそんなことあるわけないのに。


あ、お耳引っ込んじゃってる…あとついでに…

よいしょっと



ぴょこん!



「目が見えないからってわからないなんていう人の尺度で語っちゃダメだよ?」



正面から斬りかかってくるのを感じながら、正面に向かって左腕を突き出す。

咄嗟にとまる炎くん。


でもね、私の爪は伸びるんだよね。



ぐしゃっっ…



あ、血がちょっと顔についちゃった。んーやっぱりひげと耳だけだと少し把握の精度が甘いかも…




「うぎゃぁlyだうsdにvでょdfにあwshうぃおじゅch!!!!!!!!!!」



言語化できない悲鳴をあげのたうち回る炎くん。

抉りすぎちゃった、かも?


まあいっか


炎くんの体を踏みつけて抑えつつ短剣で縫い付けていく。よし、完成かな?

炎くんの磔~大量の血を添えて~ ができたぁ!!!



「ねぇねぇ炎くん。その目の痛み取り除きたい?取り除きたいなら、鑑定士ちゃんにこの後どうする気だったか言って?」


慌てた様子で外野の無能くんたちが必死に止めようと叫ぼうとしてるなぁ。でも、ここで止まられると困っちゃうし…


ブスッブスッ…


目の辺りを軽く刺しながら何回か催促してると



「その女っがらぁっ、教習料としてっ金を巻き上げて、PKしてやろうと思ってただけっっっだぁっっ!?」



あ、聞き終わる前に顔面削いじゃった。

うっかり(´>ω∂`)


でも、これで目は痛くないよねぇ。



「次は、君たちが攻略組にいるためにした悪事を吐いてもらおうか。そうしたら手足の指を切断していくのをやめてあげよう。」



そう言って右手を小指から少しづつ切り落としていく。薬指、中指、といったところで



「話すがらぁっっっやめでぇっっっっっ!!!」



結構早かったなぁ



「ご、攻略組の奴らのどうぐとかっ武器をっ、俺らが安い業者紹介するっで言っでぇっ、その金額をちょろまかしだりぃっっっ!いい武器の修理のどきはぁっ、粗悪品どごうがんしでだんだっっっっ!!!」



一般的な中抜きかぁ…でも、それだけだとなんか悪事が足りない気がするんだよなぁ、勘だけど。


そんなことを考えつつ手首と足首全部を切断する。指は切ってないもんね。せーふ。



「そかそか。でも、それだけじゃないよねぇ?もっとやばいことしたよねぇ?」



「リッ、リーダーそれだけは言っちゃダメですからねっっっっっ!!!」



あっ、やっぱりなんかあるんだ。

その言葉が聞こえたのか炎くんが押し黙ってしまったので、口の中を無理やり開けて短剣を入れて



「喋らなかったらこの短剣を押し込んで殺すからぁさっさと喋って?」



ガタガタ震え始めたから、短剣をとると



「ぼ、ぼくらはぁっっ!街の神殿の中にある宝玉をぬすんでっっっ汚して、神獣をくるわせったんだっっ!!!」



あらあら?

そんなに罪重いことかな?と思って、周りの様子をそろそろ見ようとハイポーションをかけて、見渡す。


鑑定士ちゃんびっくりして震えてるし、取り巻きのゴミも終わったって顔してるから重罪なんだな。



「よく喋ってくれたね。ありがとう。お礼に一思いに殺してあげるね。」



足で頭蓋骨を踏み砕くと、リザルト画面が表示された。



You Win!



次は他人事みたいに見てるゴミ共だね!


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ゆらの生態6

マッサージが得意。鍼灸から、整体まで幅広い知識がある。そして、拷問に活用される。(-∧-)合掌・・・

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