第53話 旅に行こう
さて目標を決めよう
「とりあえずはどこに行く?」
「これからこの大陸は冬に向かいます、行くなら王都を通って南でしょう」
「でも雪でも、この家は暖かいのですよね、なら北の方が土地は空いています」
「もし開発するとして、いる物は土地とお金と人です、南の方が人お金を得られますし、土地は小さい物ならかなり有ります」
「かなりある土地は、どんな土地なんだ?」
「低地、湿地、森の中なんて所と川岸や海沿いなどのごく狭い所です」
「なら北の方が良いのかな?」
「北は土地は有ります、そして人は人以外の種族が多いですね、獣人、魔族、エルフ、ドワーフ、鳥族、竜人などが多いです、もちろん人族も居ます、南にも居ますので安心してください」
「なら国を起こしているのは人族が多いのか?」
「いえ、夫婦で違う種族の国もあるし人族だけの所も有ります、人族じゃ無い国も有ります。因みにこの国は人族と人族です」
「金はワイバーンを売った金だけだな、両ギルドで全ての金を下ろせるか?」
「時間をかければ下ろせますね、もし新天地で冒険者ギルド、商業ギルドを設立すればいつでも引き出せます、信用証が発行出来ますから」
「ああ治療師ギルドが商業ギルドに出したアレな」
「それでお金はどうにかなります、正し持っているだけです、無限信用はギルド間だけです、過去にギルマスの不正で混乱も有った所もありますが、親族一同奴隷になって財産没収でした、従業員もです」
「奴隷か、奴隷ってどこで売っているの?」
「旦那様、また不埒な考えですね「いや待て最後まで話を聞けよ風香!」
風香の指先に火花が、
「もしメイドにしても、ギルド従業員にしても裏切らない人がいいと思っただけだ、もしかして裏切らない魔法が掛かっているかと思っただけだよ」
「ええ、首輪をはめて登録すると、主人に嘘も言えませんし反逆も出来ません、ですので従業員とかメイド侍従には良いですね」
「ただそんな良い人は中々居ませんよ、後は奴隷の種類ですが借金奴隷犯罪奴隷、身売り奴隷ですかね」
「まず借金奴隷は罪状が借金なので、相手にお金を払って買ってそのお金を返すまで奴隷です、期間を決めて借金を棒引きして貰うですね」
「犯罪奴隷はまず刑期が永遠的、鉱山や実験体や地下施設で働くので、我々が見る事は無いです」
「身売り奴隷は生活が出来ない人達を生かす政策の上でその所有者、親、兄弟、村長や領主などが売り出す奴隷です。生きている限り生活を補償する事が義務化されてます、扱いが悪く死んでしまうと買った側が罰を受けます」
「まあ身売り奴隷が多いですね、借金する前に身売りして生活だけでも確保する方が半分以上です」
「ほら風香、俺の能力で奴隷を仲間にすれば衣食住提供出来るので人の確保が出来るぞ、どうだ」
「どうだと言われても、女の子ばっかしのハーレムになる未来しか見えないのは何故、何故なのか教えてよ旦那様!」バチン
またここで、俺は意識を失う。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます