第44話 作戦会議!

みんなで席に着きエレスが紅茶を持ってくる。


よしまずはワイバーンだ、これならレベルが上がることが確認出来ている。


「ワイバーンのいる所を知っている人いる、手を上げて!」


エリーが手を挙げる。

「ここの東の方には巣はありませんが、ワイバーンは結構います」


づついてオルカが手を挙げる

「イエ、カイドウを西に歩けば襲われますよ」


「冒険者ギルドに情報あります?」

風香の質問。


「待ってそろそろギルドに行かないと、領主様との謁見よ」


「無理、女神様の伝言だからレベル上げないとね、ギルマスに謝って貰おうよ」


「商業ギルドのギルマスにも一緒に行ってもらいましょう」


「少ししたら2人共、ギルドに伝言して来て、それと風香アップルパイを焼いて、お詫びに持って行ってもらう、奥様がアップルパイを気に入っているからどうにかなるだろーよ」


「作ります、作戦会議を続けて下さい」


風香が、キッチンにエレスと行く。


「なぁエリー、冒険者て荷物運びしてくれる?」


「うーん自分たちの分は持ち帰るが他の冒険者の分はどうかな?」


「たとえば商業ギルドの商人の護衛はするよな」


「しますね、護衛は結構お金が良いので」


「うーんなら、荷馬車を持ってる商人にワイバーンを売って持って行って貰おう、そして冒険者にその護衛をやってもらう、どうだろー」


「報酬は片翼ですか?」


「あの時の商人と同じだけ分けよう、受ける商人はいるかな?」


「フフフ順番待ちしてます、片翼だけでも高額報酬です、冒険者の報酬も出ますのでそれなら受けますね、残りはどうしますか?」


「冒険者と商業ギルド交互に下ろす、後はカードに入れてくれ、それとワイバーン以外の魔物もついでに倒すので、それも交換しといてくれ」


「それはついでに商人に運ばせましょう、それと一商会一頭で交代にします」


「ではアップルパイが焼き上がり次第、行動を開始にしてくれ」


しばらくすると、アップルパイを持ってサブマス2人は各ギルドに出社して行く、俺達は着替えて、門に向かう。


門で門番に出る事を伝える、自転車で外に出て、まずエレスの自転車の練習をさせる。

俺は横に後ろに倒れない様にして教えている、その後ある程度乗れた所で商人と冒険者、両サブマスが現れる。


「マーサーさんこちらが1人目の荷運びをしてくれる商人さんです」


「初めまして、よろしくお願いします」


「マーサーさんこちらが、護衛のAランク冒険者のチームです」


「初めまして、Aランクの称号を受けている、チームソレイユだ全員で5人いる、私がリーダーのムラリだよろしく」


「まず報酬は討伐した時に商人には片翼、冒険者には商人から支払うでよろしいか?」


「私は良いですよ片翼だけでも、冒険者さん達に十分報酬が払えます」


「我らも、商人殿と話は付いている、大丈夫だ」


「それともし、現れないなら、商人に金貨5枚冒険者に金貨1枚を支払う

それと冒険者さん達には今日2匹目が現れたら、最初の商人を街に連れて行き次の商人を連れて来てくれ、報酬は次の商人からも貰えるので結構良いと思う。それでは出発」


俺達は適当に歩いていると、イノシシが現れる。


「風香」


「電気」


イノシシが倒れる、俺が首に刀を刺す、絶命した。


「おお立派なイノシシだね、これも運ぶのかな?」


「ワイバーンと一緒に運んで貰う、今は餌だ!」


少し道をずれて、風香に風魔法で草を切って貰う、そしていつもの様にテーブルと椅子を土魔法で作って昼休み。


「皆んな、サンドイッチを配る取りに来てくれ」

商人には10個、チームソレイユには5個を渡して俺達も食べる。


「何でオルカとエリーもいるの?」


「だってチェックしないといけないからね」


「そうよ報告が違うと後で揉めるからね」


まあ良い、ご飯は多い方がうまい。そして食べ終わる頃黒い影が!


「皆んなテーブルの下に隠れろ、それは壊れる事は無い。風香」


襲って来るワイバーンに風香の電撃、落ちて来る所を俺が首を刎ねる。


「よし積んで持って行って」


オルカとエリーは寸法を測って書類にまとめている。


「何で、一撃で終わるのよ」


「私達に出来る」


「無理無理、何であの子がDランクなの」


ソレイユから感想が色々出て来る。だって何も受けて無いからギルド貢献度ゼロだもん。


そして商人はワイバーンとイノシシを持って帰る、護衛のソレイユも。 


そして次の商人を待つ、お茶を飲みながら!




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