第42話 異世界の年齢は分かりません!

庭で5人で話をする、空に漏れる大きな声で喋らなければ大丈夫だろう。


風香が2人に向かって宣言する。

「まず秘密は仲間にならなければ喋りません、それは秘密の隠匿の為です」


2人は頷きながら発言する。

「それは納得よ、仲間になる条件は何ですか?」

「分かった、もしかして奴隷になるの! それなら少し考えさせてもらうは!」


「奴隷じゃ無いですけれど、私達を裏切ればそれなりの報復をします」


「奴隷じゃ無いなら、条件を教えてよ」


「まずは、お二人の年齢は何歳ですか?」


「年齢制限か、そこは頭に無かった」


「私は19歳もうすぐ20歳になるけど、商業サブマスは20歳だっけ」


「そうよ20歳で悪かったわね、どうせお嫁の貰い手なんか無いわよ!」


「因みに、男性経験は有りますか?」


「風香、俺席外そうか」


「居て良いんです、仲間になるなら通る道です、降りるのはもうすぐ出来なくなりますので、下りるなら早めに帰って下さい」


「私は無いわよ、無くてごめんね」


「以下同じく、無いわよ」


「では最後です、旦那様のハーレムに入りますか?、それとも帰ります」


「何よそれ、それが条件なの?ハーレム」


「そうよサブマス、可笑しいでしょうよ! 旦那の為に女を増やすなんてさ!」


「成るか成らないか、成るならこのまま旦那様に抱いてもらって秘密を喋ります、嫌ならあちらからお帰りください。

それとこの話は他言無用です、喋れば報復をします」


「やっぱり可笑しいよ、まず秘密を喋ってから条件じゃ無いの!」


「あのーを、抱いた後に捨てないですよね」


「仲間は捨てません、正し裏切って喋って仲間を外れれば、すぐに報復をします」


「私はオルカ、貴方達の仲間になりたいので、よろしくお願いします」


商業サブマスが頭を下げて来る。


「ちょっと商業サブマス、良いのハーレムメンバーよ」


「どこかの平民の後妻や、貴族や商人の側室愛人になる気は無いわよ、今なら第二夫人か第三夫人には慣れるからね、慣れますよね?」


「ええ今なら私第一夫人風香が認めます、旦那様に許可は入りませんよ、冒険者ギルドのサブマスさんどうしますか?」


「商業サブマスとは小さい時からの幼馴染、もし1人しか旦那に慣れないなら諦めるけど、一緒なら私も仲間に成るわよ。私エリー仲間に入れてください」


「では旦那様、信頼して抱く前に仲間になる宣言をして下さい」


「2人を仲間にする」


脳内に言葉が流れる、部屋を増やします、レベルを上げて下さい。女の子ばっかし増やさないでレベル上げなさいよ、ボーナスは保留ですよプンプン!


「風香、女神様がお怒りだ、女の子を増やす前にレベルを上げろってさ。ボーナスは保留だってさ」


「なら2人はどうしますか?」


「どうしよう、やっとく?」


俺達は考えたのち、やはりやる事にした、レベル上げは明日からだ。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る