第34話 さてアレはどこかにいるかな

「全く電気はやめろよ、おはよう」


「旦那様が悪いんです、1人で盛り上がっているから、おはよう御座います」


また一晩床で寝かされた、あたるはいつ雷の耐性が付いたんだよ。


「さあお風呂入って着替えて下さい、ギルドに行く前に建物を一周しますよ」


風呂に入って、着替えて朝食、やって無いのに風呂いるのか?臭うて言わなかったよな?


「さあ食べて下さい、今日はノリがあったので醤油を少し垂らして召し上がれ。シャケ半分はお昼のおにぎりに使います、それと旦那様はノリはパリパリですか? しなしなですか」


「朝巻いてしなしななのが好きかな」


「ではそれで作ります、それとラップ出て来ました、後ビニール袋小も出て来ましたので、塩漬けのお新香や唐揚げのつけ置きも出来ますね」


「風香お前オリンピック候補じゃないだろー絶対、料理人だろう」


「フフフ電気食べます、口から」


「失礼しました、いつも朝食ありがとうございます」


そして準備して上に上がる。


「ここには何も無いな、よし玄関行って窓開けよう」


「旦那様、油断して誰か来ると家を隠せません、どこも開けずに2階3階に行きましょう」


俺達は階段を上がって2階に通路を通って3階の階段前に。

上を覗いても、何も居なそう。


「上赤い点の反応は今の所有りません」


なら、盾を前にして、階段を上がる、3階何も無いし居ない。


「奥まで行くよ風香」


「ハイ」


結局何も無かった、赤い点も出ていないみたいだ。


「下に降りよう、冒険者ギルドに行ってカード貰いに行こうよ」


俺達は家を戻して、徒歩でギルドに行く。ギルドの中はごった返している。


「随分混んでるな、何かあったのかな風香」


「先に商業ギルドに行きますか」


俺達は今度は商業ギルドに行く。


「こっちも、混んでるね、なら治療師ギルドにも一応行ってみよう」


治療師ギルドは混んでいないが、依頼の掲示板に紙が一杯張ってある。

よく見ると、昨日取って来た草の追加みたいだ。カウンターに行く。


「おいボッタクリ受付嬢さん、元気か!」


「あゝ貴方、ボッタクリて何よ、何か売るもの持って来たの?」


「何も無い、ただ依頼があるようだなと思っただけだ」


「早々、昨日商業ギルドで新種や高額薬草が大量に出たのよ、買えなかった人達の依頼ね、通常価格より安いなんて無理なのに、昨日の商業ギルドに卸した冒険者さん達なら絶対受けないわよ! 昨日は薬剤師の方達は徹夜で色々とやって、やっと精算出来たって、さっき商業ギルドにお金と値段持って行ったわよ、すごい金額だってさ」


「へーそれは凄かったんだね」


「そうよ、お金なくて、町中の薬剤師に薬草売ってたもの、ちゃんとお金払えばいいのに、それでここに紙はって安く請け負ってもらおうなんてダメな奴らよ」


「でも払えたんだ」


「半分は信用よ、王都の中央治療師ギルドに他の人が持って行って卸して来てお金を稼いでくるんだってさ」


「今日は払わないんだ」


「違うは、商業ギルドに一筆書いてお金を借りるのよ、所でお兄さんは何か買うか売るか依頼をしなよ、私暇なのよ」


「じゃああのバック、銅貨1枚で、10個下さい。瓶は洗って無いのを10本銀貨一枚で500本を、それを全部で金貨3枚に負けて来れよ」


「それは無理よ、ギルド赤字じゃない金貨15枚で売るわよ」


「なら諦めるは、それとあの依頼掲示板の商品もさ、永遠に入らないので断っといてな」


俺達は治療師ギルドを出る、後ろで受付嬢が何かを行っているが無視だ。

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