第9話 午後の続き、忘れ物発見
電撃で等々風香に根負けして、第一夫人になる事を了承してしまった。
風香は家の外にテーブルと椅子を出してきて、アップルパイと紅茶で、2回目の披露宴だと、はしゃいでいた。
俺は痺れが取れてどうにか、紅茶とアップルパイを食す。
「なー風香さんよ、電撃は辞めてくれよ体が持たんよ」
「ならば浮気をしなければ良いんですよ、風俗も浮気ですからね!」
「ならハーレム何て出来ないだろー!」
「手を出す前に私に紹介して、私が素性を鑑定で調べて許可したら、ハーレムに入れてあげますよ。
絶対に事後承諾はしないので、気をつけて下さいね」
そんなのは楽しく無いよな、隠れてやるから楽しいのにな。
「何か考えてます、口から声が出てますよ! まぁ聞かなかった事にしてあげます。
私は今楽しくて楽しくて、天にも登る気分ですので」
俺はバリアーの境界の所を見ている、大体2・3mぐらいの所にあるみたいだ。
「境界そこの石の所と、アソコの石の所を繋げた所かな! 大体」
風香は鑑定で、境界が見える様だ。
「なぁ鑑定って、何でも見えるのか?」
「まあ大体ね、まだ色々試している所よ、何たってまだ此処から。移動してないもんね」
「移動か、………あれえ〜何か忘れているぞ、あれは何処にある?」
俺は慌てて家に戻って中を確認する、隠れた収納は無いよな。
しかしテーブルと椅子が、何故か室内に1組ある。
「風香さん、テーブルは何処から持って行ったの?」
「もう風香て呼び捨てしてよ旦那様、他人行儀よ!
テーブルは食堂のを…て何であるの?」
何故かテーブルが、増えている。
「もしかしてこれも消耗品なのかな、家の外に出したら消費と同じで増えるの?」
俺たちはとりあえず色々な物を家の外に持ち出した、
石鹸や洗剤など後は下着や服も出して見た
「石鹸や洗剤は補充されてますね、服と下着はダメみたいです」
「なぁー、下着を少し切って見てくれ」
バチーン平手が飛んでくる。
「もう部屋にいっぱいあるのに、今履いているのを切るなんて!
どれだけ変態なんですか? 夜まで待って下さい」
「叩く前にさ聞いてくれよ。破損したら補充があるかの検証をしたかったんだよ!
もし魔物や盗賊に襲われて洋服や靴が無くなったら、どうなるかを知りたかったんだよ」
「それならそうと、早く言って下さい」
「説明より早く手が飛んできたと思うがな、まあとりあえず実験な!
それじゃこの刀で下着を少し切ってくれ、そして脱いでその辺に置いて家の中で収納を」
バチーンバチーン、往復ビンタが飛んで来た。
「もう変態、死んでからお風呂に入って無いし昨日もその辺で寝たから着替えても無い。
その下着をどうしようと思っているのよ!」
風香は激おこだ!
「説明しただろう検証だよその実験! 協力してくれ」
風香は胸の前で、腕を組んで考える。
「家の後ろで脱ぐから玄関を開けて見える所にいてそして直ぐ戻って来るから」
風香は椅子を一つ持って家の後ろに行った、しばらくしてから戻って玄関の所に来た。
「絶対に家の後ろに行かない、それと変な想像をしない。
そして玄関の真正面に立っていて! もし一瞬でも姿が見えなくなったら、ハーレムは禁止だからね!」
そして風香は部屋に行き、納得して帰って来た。
「動かなかったわね、ハーレムは認めましょう。 それと下着はキチンと増えてます、破損した物は補充してくれるでしょう」
風香はウキウキと家の後ろに行くが、秒の速さで戻って来る。
そしてグーパンチを俺の腹にお見舞いして来る。
俺は大の字で倒れると風香は俺に乗って来て、襟首を両手で掴んで締めて来る。
「何処に隠したの変態、匂い付きのパンティは何処よ!」
「待て風香落ち着けよ、お前も見ていた通りに俺は玄関からは、一歩も動いていない。
お前も見ていただろう、動く暇は無かった」
「じゃあ何処に行ったのよ、貴方以外此処には居ないわよ」
また事件か?
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