第4話 お前か押したのは!

何故か? 俺の家の外に女の子がいるんだ! ウサギは何故に死んでいるんだ。


俺は家の中から刀と盾を持ってきて、刀の鞘でまずウサギを突っつくが動かない。



「死んでいる、これがレベルが上がった原因かな、女の子が倒れているのもレベルが上がった原因か、南無」


まずはウサギを回収して、内臓を取って血抜きして皮を剥いでとりあえず冷蔵庫に入れる。 さて女の子はどうしようかな? 土に埋めてやるかそれとも荼毘してやるかどうしよう?


「ううーん朝なの、此処は何処よ?」


ピローンピローン! 女の子が生き返った。


「何殺して来るのよ死んで無いわよ、小屋に近づいたら何故か殴られたみたいで気を失ってたのよ。 女神の加護効いてないわよ!本当に嫌になる」


何故にこの女の子は、女神を知っているんだ?


「あゝやっと見つけたはお兄さん、今日から仲間よ、よろしくね!さださん」


何だこの女は? 初対面だろにうずうずしいな!


「何顔に何かついている? そんなに見つめないでよね恥ずかしいから、やはり私の美貌に参ってしまうのね。それと私は風香18歳よ、お兄さん」


「お前は何故に女神様を知っているんだ? 俺の事も知っているみたいだな!」


「あゝそれは青い門の所で、女神と貴方の話を列に並んで聞いていたのよ。

女神様と仲良しならば、いい事あると思って付いてきたのよ」


「お前が俺を門に押した犯人か! 俺は膝を擦りむいたんだぞ!」


「御免なさい、まさか何処かに飛ばされるとは思わなかったのよね! 

道を歩いていたら光が見えたので、森に入る時にウサギが襲って来たのよ。

そしたらね家の壁にぶつかって、勝手に死んだみたい!

私は家に近づけなかったので、見えない何かを叩いていたら何故か? 殴られたみたいで気絶していた見たいね」


「とにかく分からない奴とは、仲間には成らないからな!それと」


「待って、何故同じ日本人で助け合わないのよ!貴方男の子でしょう。

女の子が泣いていたら、助けてあげないの?」


「俺の前の女の子は泣いてないからな! 助けてあげなくていいんだろう」


「何でよ助けてよ、貴方を追ってこの世界に来たのに………」


俺を見つめる目に、涙が溢れそうになっている。


「瞬きしないで涙を出すのはズルイぞ」


風香は両膝を付いて俺に抗議する。


「乙女の秘密兵器を粉々に砕いて楽しい、そんな貴方は責任を取るべきよ!

イエ責任取って下さい」


アホらしくて俺は家の中に入ろうとする。

すると突然に、強い風が吹いてくる。


「ちょっといいかしらお二人さん」


女神様が俺達2人の前に現れた!








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