第2話 決めた、そして転移だ!

何にしようかな? やはりまずは衣食住の確保だよな〜。

でも一つだけだよ〜と!


「女神様に聞くけど、あっちでの生活はこの世界とは同じなの?」


「女神様! やっと私を敬う様になったのね! そうよね昔の鉄砲が無い時代ぐらいかな? 下水も水道も無いかもねフフフ」


フフフじゃないんだけどさ!

「それじゃ生活出来ないよ、その辺を改善してくれるかな?」


「それね!剣技でも魔法でも最低の生活魔法は、出来るから大丈夫よ安心してね。

それで魔法と剣技どっちかな?」


俺はもう一度考える、これは何かを貰った方が良く無いかな?


「なら彼方で生活出来る家をくれよ! 最初はワンルームで俺の成長と一緒に大きくなっていく部屋をね!

それとガス・電気・水道・下水も完備でよろしくね。

それから持ち運びをできる様にしてよ! 一度設置すると移動出来ないと

一生困るからさ!」


「何を言ってるのよ! 魔法か剣技よ」


「自分で考えろて言うから考えて答えたよ、女神様が言ったんだろう!

それと日本刀と警察の持っている透明の盾も下さい」


「待ちなさい、それは考え方がおかしいわよ」


「だって生活魔法は剣技でも使えるなら剣も盾もくれよな、そして火に水に雷そして家は土だな!

それと生活魔法だからさ、擦り傷を治す魔法と、食中毒を治す魔法も付けといてくれよ!」


「待ちなさい、話を聞きなさい」


「後はね、移動は転移魔法が欲しいけど、流石に生活魔法では無いので、自転車付けといてノーパンクタイヤのやつね!

家にもバリアーを付けといてよ、対角線の倍ね絶対!」


「貴方は、耳あるの?」


「後は、下着と洋服と洗剤シャンプーリンス石鹸もください。

無くなったら追加で出る様にして下さいね!

それと仲間が増えたら、食糧と生活用品を増やして下さい!

生活魔法だからだね」


俺はとりあえず要望を言ってやった、 ハハハ困っているな!


「いいかしら、もう何も無いのね! では話を整理するわね」


怒りながら女神様は、要点を整理して俺に話かける。


「1,能力は成長する家をバリアー付きで自由に設置できる物」

「早々」


「2,電気と水道と下水はつけるわよ、ガスは電気コンロね」

「おおやったね、ならエアコンも付けてね、バリアーの範囲全て!」

「この男は、足元を見やがって!」


「3,魔法は生活魔法でヒールとキュアをつけるのね」

「言ってみるもんだね」


「4,付属品はTシャツとGパンと靴下とスニーカーで、下着と食糧と洗剤とシャンプーリンスに石鹸、無くなったら補充ね」

「おっと少し良くなった」

「まあサービスよ」

(早く終わらせないと残業になっちゃう)


「5,ノーパンク自転車と日本刀に、ポリカーボネートの盾と。

仲間が増えたら増量ね!

以上でいいかしら、それなら門を通って新たな世界に行ってらっしゃい」


「なぁ、他の人は俺と同じ世界なのかな?」


「上に番号あるでしょう、貴方が通ったら変わるから同じ世界にはなかなかならないわよ、何千年に1人ね」


「そうなんだ、まあ頑張って行ってくるよ、死んだらまたよろしくね」


「まあ貴方が良い行いで、早死にしたら会うかも知れないわね」

(もう会わないわよ世界が違うから彼方の神様よ、兎に角早く門を潜って)


俺が、門を潜ろうとすると、突然後ろから押された。


☆☆☆☆☆


「何で彼は色々貰えるの、もしかしてすごい人なの? さだまさして! 一緒に行きたい! もしかすると良い生活が出来そう、それに・・・」


私は慌てて彼の後に着いて行った、ただ走る勢いでちょっと押したみたい。

うしろで女神様が何か言っているけど、彼に付いて行かないとね。


☆☆☆☆☆


「何で説明もしないのに彼女は門を潜ったの、加護もあげてないのに?

まあ1ヶ月はバリアーはあるから生きていけるでしょう」


遠くでお父様とお母様が睨んでいるけど、早く終わらせて部屋に逃げよう。

一応行った異世界は77番ね、後で他の神に聞いてみようと。


そして俺は新たな世界に転移した!








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